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2016年07月01日30日 海外貴金属相場

【30日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)

金:1320.60ドル(-6.30ドル)

銀:1862.30セント(+21.60セント)

パラジウム:597.35ドル(+6.80ドル)

プラチナ:1024.30ドル(+10.80ドル)

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2016年06月30日堅調となった海外相場高を受けて、国内貴金属は軒並み上昇↑パラジウムは3日続伸し上げ幅を拡大。

【金相場】29日のNY金相場は、ユーロなどに対するドル高が一服し、ドル建ての金価格は割安感が意識されたほか、英国の欧州連合(EU)離脱決定の衝撃で生じた長期的な金融市場の不透明感から安全資産への投資意欲が継続し反発。中心限月の8月限は1トロイオンス1326.90ドル(+9.00ドル)と、再び年初来高値を更新し、中心終値では2014年7月11日相場以来およそ2年ぶりの高値で取引きを終了。この日の金相場は、チャート要因によるテクニカルな買いが入ったほか、外為市場ではユーロが対ドルで買い戻されたことで、ドル建てで取引される金商品に割安感が生じたことも支援材料となり上昇した。また、英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けた市場全体の過度なリスク回避姿勢が後退し、この日もリスク資産である株式や原油が買われるも、同国のEU離脱に伴う世界経済への影響は依然不透明であることから、安全資産とされる金を物色する動きも見られ上げ幅を拡大した。途中、ドルの戻りや、一部利益を確定する売りに押される場面もあったが、米国FRBの利上げ先送り観測が意識され、当面は緩和的な政策が続くとの見方も相場を支える要因となった。中心8月限の値動きは、高値1331.00ドル、安値1313.30ドル、終値1326.90ドル。

国内の金相場は、NY相場が買い戻された事を映して小反発。小売ベースでは1gあたり4,730円(+4円)と、小幅ながらプラスに転じ、3営業日ぶりに反発となりました。

《6月の金相場価格推移(小売)》

06/30   4730円 (+4円)

06/29   4726円 (-10円)

06/28   4736円 (-39円)

06/27   4775円 (+107円)

06/24   4669円 (+34円)

06/23   4635円 (-21円)

06/22   4656円 (-49円)

06/21   4705円 (-15円)

06/20   4720円 (+20円)

06/17   4700円 (-89円)

06/16   4789円 (+23円)

06/15   4766円 (-7円)

06/14   4773円 (±0円)

06/13   4773円 (+25円)

06/10   4748円 (+19円)

06/09   4729円 (+58円)

06/08   4671円 (-18円)

06/07   4689円 (+8円)

06/06   4681円 (+48円)

06/03   4633円 (-26円)

06/02   4659円 (-67円)

06/01   4726円 (+12円)

6月の金相場平均価格:4,713円/g


【パラジウム相場】29日のNYパラジウム相場は、英国のEU離脱決定に伴う過度なリスク回避姿勢の後退から買いが強まり急伸。中心限月の9月限は1トロイオンス590.55ドル(+20.60ドル)と、3営業日続伸し月初来高値を更新。3日間の上げ幅では44.10ドル(+7.4%)となり、中心終値では5月16日相場以来およそ1ヶ月半ぶりの高値を付けて取引きを終了した。英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けた投資家心理の悪化が一服し、この日も株式や原油などリスク性資産が買い戻される中、パラジウムも序盤より堅調に推移した。また、外為市場ではドル安・ユーロ高に振れた事から、ドル建てのパラジウムは他貴金属同様に割安感からも買われたほか、チャート要因によるテクニカルな買いも誘い上げ幅を拡大。一時この日の高値591.35ドルまで上昇した。その後、ドルの戻りや一部利益確定売りに押される場面もあったが、堅調に推移している原油や米国株、プラチナの1000ドル超えが意識され、そのまま高値圏を維持して取引きを終えた。中心9月限の値動きは、高値591.35ドル、安値568.15ドル、終値590.55ドル。

国内のパラジウムは、およそ1ヵ月半ぶりの高値を付けるなど一段高となったNY相場高を映して上伸。小売では1gあたり2,181円(+48円)と、3営業日続伸し、直近高値の9日相場と並びおよそ3週間ぶりの高値圏へ浮上。同日ぶりに2,000円台に回復する展開となりました。

《6月のパラジウム相場価格推移(小売)》

06/30   2181円 (+48円)

06/29   2133円 (+71円)

06/28   2,062円(+10円)

06/27   2057円 (-97円)

06/24   2149円 (+22円)

06/23   2127円 (+27円)

06/22   2100円 (+27円)

06/21   2073円 (+27円)

06/20   2046円 (-6円)

06/17   2052円 (-5円)

06/16   2057円 (±0円)

06/15   2057円 (-43円)

06/14   2100円 (-6円)

06/13   2106円 (-54円)

06/10   2160円 (-21円)

06/09   2181円 (+27円)

06/08   2154円 (-27円)

06/07   2181円 (+27円)

06/06   2154円 (+38円)

06/03   2116円 (-54円)

06/02   2170円 (-38円)

06/01   2208円 (+16円)

6月のパラジウム相場平均価格:2,119円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:20現在の金相場は1トロイオンス1318.85ドル、パラジウムは592.05ドル、為替は1$102円77銭前後の値動きで推移しております。

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2016年06月30日本日の地金相場-金・銀・パラジウム・プラチナ価格

本日の地金は小売ベースで金4,730円(+4円)、パラジウム2,181円(+48円)、銀68.14円(+1.83円)、プラチナ3,686円(+78円)と、国内貴金属は堅調な流れとなった海外相場高を映して総じて上昇。金は買い戻されたNY相場を映して、国内でもプラスに転じ小幅ながら3営業日ぶりに反発し、銀は大幅続伸。また、パラジウムは海外相場が直近高値を抜いて、およそ1ヶ月半ぶりの高値となった事から国内でも3営業日続伸と上げ幅を拡大し、直近高値の9日相場と並んでおよそ3週間ぶりの高値圏へ浮上。プラチナも1000ドル超えとなったNY相場高を映して、国内でも上伸し16日相場ぶりの高値となりました。

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2016年06月30日29日 海外貴金属相場

【29日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)

金:1326.90ドル(+9.00ドル)

銀:1840.70セント(+56.40セント)

パラジウム:590.55ドル(+20.60ドル)

プラチナ:1013.50ドル(+34.60ドル)

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