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18:05現在の金相場は1トロイオンス1072.50ドル、パラジウムは554.35ドル、為替は1$122円55銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】25日のNY金相場は、トルコによるロシア軍機撃墜を受けた逃避目的の買いは前日で一服し、発表された米の経済指標の改善を受けたドル高の進行や、祝日(26日感謝祭)を前にした持ち高調整売りに押され小反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1070.00ドル(-3.80ドル)と、小幅に値を下げて取り引きを終了。この日の金相場は、トルコ・ロシア両国間での緊張の高まりから上昇した前日相場の流れを引き継ぎ序盤は小高く推移した。一方で、外為市場では、欧州中央銀行(ECB)が金融緩和を巡り複数の選択肢を検討する方針との報道に加え、朝方発表された米の経済指標(10月米耐久財受注・週間新規失業保険申請件数)が良好な内容となったことからドル買い・ユーロ売りが進行。ドル建ての金商品は割高感に相場を圧迫され売りが優勢に反転した。ただ、売り一巡後は、トルコ・ロシア間の緊迫化による先行き不安への警戒感から再び逃避目的としての買いが入ったほか、外為市場ではドル買いが一服したことで、金は買い戻しの動きが強まり下げ幅を縮小した。その後は、祝日(26日:感謝祭)や、短縮取引(27日)を控えた持ち高調整の動きから売り買いが交錯するも、概ね小幅な値動きとなりこの日の取引きを終えた。中心12月限の値動きは、高値1080.40ドル、安値1067.10ドル、終値1070.00ドル。
国内の金相場は、売りに転じたNY市場の値動きを映すも、為替要因から下げを縮小されほぼ横ばい。小売ベースでは1gあたり4,621円(-1円)と、前日とほぼ変わらずの値動きとなりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
11/26 4621円 (-1円)
11/25 4622円 (+11円)
11/24 4611円 (-55円) ※最安値
11/20 4666円 (+12円)
11/19 4654円 (+18円)
11/18 4636円 (-55円)
11/17 4691円 (+6円) ※最高値
11/16 4685円 (+16円)
11/13 4669円 (-13円)
11/12 4682円 (-24円)
直近10営業日の金相場平均価格:4654円/g
【パラジウム相場】25日のNYパラジウム相場は、米の景気拡大観測や、原油相場の上昇、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和への期待の高まりから買われ続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス551.30ドル(+9.80ドル)と、2日続伸して取り引きを終了。序盤のパラジウムは、値を上げた前日相場の反動や、ドル高に圧迫され売りが先行した。一方、朝方発表された米の経済指標が概ね良好な内容となり、同国の景気拡大観測を好感した買いが入り相場は急伸。外為市場ではドル買いが進むも、ここ最近の安値圏推移による割安感や、原油相場の上昇、プラチナの切り返しも支援材料となり一時560ドル超まで上げ幅を拡大した。その後は、年内の利上げ観測が意識された事により、金やプラチナが値を下げた事を眺めてパラジウムも上げ幅を縮小するも、ドル買いが一服した事や、米の株価上昇、祝日(26日感謝祭)を控えた持ち高調整目的としての買いが相場の支えとなり、この日はプラス圏で取引を終えた。中心12月限の値動きは、高値561.40ドル、安値528.05ドル、終値551.30ドル。
国内のパラジウムは、急伸した海外相場の値動きを映して3営業日ぶりに大幅反発。小売では1gあたり2,494円(+81円)と、ここ最近の安値圏から切り返し、13日相場以来およそ2週間ぶりの高値に値戻しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
11/26 2494円 (+81円)
11/25 2413円 (-17円) ※最安値
11/24 2430円 (-16円)
11/20 2446円 (+6円)
11/19 2440円 (-6円)
11/18 2446円 (-32円)
11/17 2478円 (+38円)
11/16 2440円 (-71円)
11/13 2511円 (-65円)
11/12 2575円 (-98円) ※最高値
直近10営業日のパラジウム相場平均価格:2467円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:20現在の金相場は1トロイオンス1073.20ドル、パラジウムは560.90ドル、為替は1$122円64銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,621円(-1円)、パラジウム2,494円(+81円)、銀63.61円(±0円)、プラチナ3,710円(+15円)と、金はNY市場が売りに転じたものの、国内では為替要因から下げを縮小しほぼ横ばい。また、銀は前日比変わらずの値動き無しとなった一方、白金族のパラジウム・プラチナは堅調に推移した海外相場を映して共に上昇。パラジウムは大きく上伸したNY市場を映して、国内でも大幅反発し3営業日ぶりにプラス圏へ。ここ最近の安値圏から切り返し2週間ぶり(13日相場)の高値に戻したほか、プラチナも4営業日ぶりに反発しました。
【25日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1070.00ドル(-3.80ドル)
銀:1415.80セント(-0.10セント)
パラジウム:551.30ドル(+9.80ドル)
プラチナ:843.90ドル(+2.20ドル)
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