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2021年12月15日軟調なNY相場の値動きを映し、国内貴金属は総じてマイナス圏での値動きに。

【金相場】14日のNY金相場は、米長期金利の上昇とドル高が重しとなり、3営業日ぶりに反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1772.30ドル(-16.00ドル)と、売りに転じて取引きを終了。米労働省が朝方発表した11月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.8%上昇と、市場予想の0.5%を上回った。前年同月比では9.6%の上昇と、比較可能な2010年以降で最大を更新。米利上げ前倒し観測を強める内容となり、米長期金利が上昇。これを背景に外国為替市場では対ユーロでドルが堅調に推移し、金利を生まずドル建ての金商品は投資妙味が薄れ、売りが活発化した。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見を翌日に控えて様子見ムードも強く、取引終盤は動意薄となった。

国内の金相場は、マイナス圏に反転したNY相場を映し3営業日ぶりに反落。買取ベースでは1gあたり7,099円(-32円)と、値を下げマイナス圏での値動きとなりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

12/15  7,099円 (-32円)

12/14  7,131円 (+14円)

12/13  7,117円 (+22円)

12/10  7,095円 (-47円)

12/09  7,142円 (+23円)

12/08  7,119円 (+11円)

12/07  7,108円 (+26円)

12/06  7,082円 (+46円)

12/03  7,036円 (-37円)

12/02  7,073円 (+13円)

10日間の金相場平均価格:7,100円/g



【パラジウム相場】14日のNYパラジウム相場は、インフレ高進を示す経済指標を背景に、長期金利やドルの上昇を受けて相場を圧迫。中心限月の3月限は1トロイオンス1622.70ドル(-52.00ドル)と、4営業日続落して取引きを終了。11月の米生産者物価指数(PPI)は過去最大の伸びを記録。今年最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が待たれる中、米消費者と生産者の物価指数がいずれも大幅に上昇したことから、インフレへの警戒感が再燃。投資家がリスク回避姿勢を強め米国株が軟調となったほか、長期金利とドルが上昇した事も相場の圧迫材料となった。

国内のパラジウム相場は、NY相場を映し4日続落。買取では1gあたり6,518円(-236円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

12/15  6,518円 (-236円)

12/14  6,754円 (-330円)

12/13  7,084円 (-149円)

12/10  7,233円 (-148円)

12/09  7,381円 (+11円)

12/08  7,370円 (±0円)

12/07  7,370円 (+143円)

12/06  7,227円 (+187円)

12/03  7,040円 (+82円)

12/02  6,958円 (-22円)

10日間のパラジウム相場平均価格:7,094円/g


10:40現在の金相場は1トロイオンス1779.85ドル、パラジウムは1630.60ドル、為替は1$113円70銭前後の値動きで推移しております。

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2021年12月15日本日の地金価格-金・パラジウム・銀・プラチナ相場

本日の地金は小売ベースで金7,202円(-32円)、パラジウム6,770円(-237円)、銀91.74円(-1.10円)、プラチナ3,836円(-31円)と、NY相場の値動きを映し国内貴金属は総じてマイナス圏での値動きに。金はNY相場が3営業日ぶりに反落した事を映し、国内でもマイナス圏に転じ3営業日ぶりに反落。また、銀も値を下げ3営業日ぶりに反落したほか、パラジウム・プラチナはそれぞれ値を下げマイナス圏での値動きとなりました。

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2021年12月14日国内貴金属はまちまちの展開に↑↓金はNY相場を映し続伸した一方、パラジウムは軟調地合いとなり3日続落。

【金相場】週末10日のNY金相場は、インフレ高止まりへの警戒感を背景に買いが優り反発。中心限月の2月限は1トロイオンス1784.80ドル(+8.10ドル)と、プラス圏に反転して取引きを終了。米労働省が朝方発表した11月のCPIは前年同月比6.8%上昇。伸びは前月(6.2%)を大きく上回り、約39年ぶりの高水準となった。インフレ高止まりへの警戒感が広がり、インフレヘッジ手段としての金塊の魅力が高まった。また、米長期金利の軟化や対ユーロでのドル安も、金利を生まずドル建てで取引される金の支援材料となった。ただ、インフレの伸び率は市場予想とほぼ一致したことから、金買いの上値は限定的だった。市場の次の関心は、14~15日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)に移っている。

国内の金相場は、値を伸ばし買い優勢となった週明けのNY相場を映し続伸。買取ベースでは1gあたり7,131円(+14円)と、プラス圏での値動きとなりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

12/14  7,131円 (+14円)

12/13  7,117円 (+22円)

12/10  7,095円 (-47円)

12/09  7,142円 (+23円)

12/08  7,119円 (+11円)

12/07  7,108円 (+26円)

12/06  7,082円 (+46円)

12/03  7,036円 (-37円)

12/02  7,073円 (+13円)

12/01  7,060円 (-93円)

10日間の金相場平均価格:7,096円/g



【パラジウム相場】週末10日のNYパラジウム相場は、週末を控えた持ち高調整目的や、インフレ加速、新型コロナウイルスのオミクロン変異株による経済成長への影響に不透明感が広がり軟調に推移。中心限月の3月限は1トロイオンス1749.80ドル(-63.40ドル)と、続落して取引きを終了。この日のパラジウムは、売り優勢となった前日相場の流れを引き継ぎ序盤より安寄りした。また、最近の連騰に対する利確売りも出やすかったほか、直近の不確定要素である新型コロナウイルスのオミクロン変異株の広がりや、米国の高インフレ指数への警戒感、中国恒大集団を巡って中国景気への先行き不透明感が出た事も圧迫材料となった。

国内のパラジウム相場は、引き続き軟調となった週明けのNY相場を映し3日続落。買取では1gあたり6,754円(-330円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

12/14  6,754円 (-330円)

12/13  7,084円 (-149円)

12/10  7,233円 (-148円)

12/09  7,381円 (+11円)

12/08  7,370円 (±0円)

12/07  7,370円 (+143円)

12/06  7,227円 (+187円)

12/03  7,040円 (+82円)

12/02  6,958円 (-22円)

12/01  6,980円 (-231円)

10日間のパラジウム相場平均価格:7,140円/g


11:20現在の金相場は1トロイオンス1795.10ドル、パラジウムは1694.70ドル、為替は1$113円64銭前後の値動きで推移しております。

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2021年12月14日本日の地金価格-金・パラジウム・銀・プラチナ相場

本日の地金は小売ベースで金7,234円(+13円)、パラジウム7,007円(-330円)、銀92.84円(+0.33円)、プラチナ3,867円(-54円)と、国内貴金属はまちまちの展開に。金は週明けのNY相場が小幅ながら値を上げ堅調地合いを維持した事を映し、国内でも値を伸ばし続伸。また、銀も値を伸ばし続伸した一方、パラジウム・プラチナはそれぞれ値を下げマイナス圏での値動きとなりました。

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