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毎日の地金や貴金属などの相場動向、世界情勢やマーケット市況などをご紹介。

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2018年02月02日国内貴金属は銀を除いて上昇↑金は2日続伸し、パラジウムは軟調地合いが一服。

【金相場】月初1日のNY金相場は、FOMC結果後に買いが広がったほか、ドル安・ユーロ高の流れが買いを後押しし上伸。中心限月の4月限は1トロイオンス1347.90ドル(+4.80ドル)と、買い優勢で取引きを終了。米連邦準備制度理事会(FRB)は前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利の据え置きを決定。ただ、声明では目標を下回り続けているインフレ率について「今年は上向くとみられる」との文言が付け加えられたことなどを受け、利上げペースが加速するのではないかとの見方が浮上。声明発表後の時間外取引では金は一時的に下振れるも、間もなく買い戻しが入ってプラスサイドに再浮上していた。その後、通常取引が開始すると、この日は米株相場が寄り後しばらく軟調に推移したことや、ドル安・ユーロ高基調の継続などに支えられ、朝方からおおむね堅調に推移。ただ、市場の注目が翌2日に公表される米雇用統計に集まる中、様子見ムードも広がったため上値も限定的だった。

国内の金相場は、買い優勢となったNY市場の値動きを映して上昇。小売ベースでは1gあたり5,158円(+16円)と続伸し、先週26日(1週間)ぶりの高値に回復しました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

02/02   5158円 (+16円)

02/01   5142円 (+46円)

01/31   5096円 (-17円)

01/30   5113円 (-25円)

01/27   5138円 (-33円)

01/26   5171円 (-18円)

01/25   5189円 (+11円)

01/24   5178円 (-7円)

01/23   5185円 (+8円)

直近10日間の金相場平均価格:5,155円/g


【パラジウム相場】月初2日のNYパラジウム相場は、安値拾いによる反動買いや、ドル安を背景に買いが入り上昇。中心限月の3月限は1トロイオンス1024.70ドル(+1.15ドル)と、横ばい圏ながら小幅に値を上げ、6営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日のパラジウムは、FOMC声明を受けて公表直後の時間外取引きでは、やや軟調な展開となり安寄りした。その後、欧州株が冴えない展開となったほか、米国株も朝方はマイナス圏で推移していた事から、パラジウムも一時的に相場を圧迫されるも、このところの連続安による反動買いが入り、次第に持ち直す展開となった。また、外国為替市場ではドル安の進行や、金・プラチナの上昇、その後の株価が底堅く推移した事から、パラジウムにも買いが入り、この日は6営業日ぶりにプラス圏で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、安値拾いからプラスサイドに転じたNY相場を受けて反発。小売では1gあたり4,039円(+22円)と3営業日ぶりに反発し、軟調地合いが一服する展開となりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

02/02   4039円 (+22円)

02/01   4017円 (-92円)

01/31   4109円 (-108円)

01/30   4217円 (+5円)

01/27   4212円 (-54円)

01/26   4266円 (-37円)

01/25   4303円 (+16円)

01/24   4287円 (-43円)

01/23   4330円 (-22円)

01/22   4352円 (+11円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,213円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:10現在の金相場は1トロイオンス1349.75ドル、パラジウムは1036.80ドル、為替は1$109円65銭前後の値動きで推移しております。

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2018年02月02日本日の地金価格-金・銀・パラジウム・プラチナ相場

本日の地金は小売ベースで金5,158円(+16円)、パラジウム4,039円(+22円)、銀68.36円(-0.43円)、プラチナ3,906円(+15円)と、国内貴金属は銀を除いて上昇。金はNY相場が堅調に推移し上伸した事から、国内でも値を伸ばし先月26日相場(1週間)ぶりの高値に回復。また、本日は白金族のパラジウム・プラチナも共に値を上げ上昇。パラジウムは前日までの連続安が一服し3営業日ぶりに反発したほか、プラチナは値を伸ばし2日続伸しました。一方、本日は銀がマイナス圏での値動きとなり反落となっております。

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2018年02月02日1日 海外貴金属相場

【1日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)

金:1347.90ドル(+4.80ドル)

銀:1715.50セント(-8.60セント)

パラジウム:1024.70ドル(+1.15ドル)

プラチナ:ドル1007.80ドル(+3.50ドル)

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2018年02月01日国内貴金属はパラジウムを除いて反発↑金は5営業日ぶりに値を上げ、パラジウムは調整地合いが継続。

【金相場】31日のNY金相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードが広がる中、対ユーロでのドル軟化を受けた割安感から買い戻しが入り、4営業日ぶりに反発。中心限月の4月限は1トロイオンス1343.10ドル(+3.10ドル)と、プラス圏に転じて取引きを終了。この日、外国為替市場では、ドル買い・ユーロ売りの流れに歯止めがかかり、ドルが朝方にかけて軟調に推移したことから、ドル建てで取引される商品などの割高感が後退し、金は序盤より買いが先行した。また、前日まで3日続落していたこから安値拾いの買いが入りやすかったほか、米国株が一時軟調となった事も材料視され相場を後押しした。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を午後に控えドル買いが再燃すると、金は上値を重くし買い一服となった。なお、月間の金相場は、対ユーロでのドル安基調を背景に、終値ベースでは2.58%上昇した。
通常取引き終了後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、政策金利を1.25-1.50%に据え置くことを全会一致で決定。政策金利を据え置く一方で、物価が今年上向くとの見通しを示し、利上げを継続していく方針を強調した。声明を受けて、早ければ3月にも利上げ実施が意識された事で金は一時売り押されるも、その後ドルの値動きを眺めて再度買い戻される展開となった。

国内の金相場は、買い優勢に転じたNY相場を映して上昇。小売ベースでは1gあたり5,142円(+46円)と、プラス圏に転じ5営業日ぶりに反発しました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

02/01   5142円 (+46円)

01/31   5096円 (-17円)

01/30   5113円 (-25円)

01/27   5138円 (-33円)

01/26   5171円 (-18円)

01/25   5189円 (+11円)

01/24   5178円 (-7円)

01/23   5185円 (+8円)

01/19   5177円 (+16円)

直近10日間の金相場平均価格:5,155円/g


【パラジウム相場】31日のNYパラジウム相場は、引き続き高値修正による売りが出たほか、月末に絡んだ手じまい売りに押され軟調地合いが継続。中心限月の3月限は1トロイオンス1023.55ドル(-28.90ドル)と、直近では最長の5営業日続落し、中心終値では昨年12月19日相場以来およそ1ヶ月半ぶりの安値に戻して取引きを終了。この日のパラジウムは、高値圏での修正となった前日相場の流れを引き継ぎ序盤より小安く推移した。その後、外国為替市場ではドルが軟調となり、金やプラチナなど他貴金属が上昇するも、パラジウムは反応が薄くそのまま軟調ペースが継続。昨年末からの急速な上昇に対する高値調整や、月末に絡んだ手じまい売り、中国の春節(旧正月=2月16日)に伴う季節的要因も意識され、この日も売り優勢で取引きを終えた。なお、月間ベースでは、17日に1109.70ドルを付けるなど1100ドル台を突破。およそ17年ぶりの高値を更新し、史上最高値水準での相場展開となった。

国内のパラジウムは引き続き調整地合いの展開となったNY相場安を映して、売り優勢の展開に。小売では1gあたり4,017円(-92円)と続落し、昨年12月7日相場以来およそ2ヶ月ぶりの安値に値戻しました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

02/02   4017円 (-92円)

01/31   4109円 (-108円)

01/30   4217円 (+5円)

01/27   4212円 (-54円)

01/26   4266円 (-37円)

01/25   4303円 (+16円)

01/24   4287円 (-43円)

01/23   4330円 (-22円)

01/22   4352円 (+11円)

01/19   4341円 (-65円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,243円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:45現在の金相場は1トロイオンス1345.70ドル、パラジウムは1029.45ドル、為替は1$109円35銭前後の値動きで推移しております。

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