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本日の地金は小売ベースで金4,673円(+1円)、パラジウム3,861円(-5円)、銀58.86円(-0.10円)、プラチナ3,141円(-1円)と、NY相場が祝日のため休場だった事から、国内相場も総じて小動きな展開に。金は横ばい圏ながら小幅に値を伸ばし続伸。一方、銀とプラチナはそれぞれ小幅安に振れ3日続落したほか、本日はパラジウムも4営業日ぶりに値を下げ、小安く推移しました。
【金相場】週末31日のNY金相場は、ドルの値動きを眺めて売り買いが交錯するも小幅高に振れ上昇。中心限月の12月限は1トロイオンス1206.70ドル(+1.70ドル)と、買い優勢となり、4営業日ぶりに反発して取引きを終了。トランプ米大統領は前日、2000億ドル相当の中国製品に追加関税制裁を発動することに前向きな姿勢を示した。これを受けて、二大経済大国による「貿易戦争」激化への懸念が強まる中、朝方は安全資産とされる金商品を物色する動きが強まり堅調に推移した。ただ、外国為替市場では早朝からドル高・ユーロ安が進行、ドル建てで取引される金などの商品に割高感が生じたため、金相場は次第に上げ幅を縮小する展開となった。
国内の金相場は、小幅高に振れた週末のNY相場を映して上昇。小売ベースでは1gあたり4,672円(+6円)と、横ばい圏ながら小幅に値を上げ反発しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
09/03 4672円 (+6円)
08/31 4581円 (-53円)
08/30 4634円 (+35円)
08/29 4599円 (-35円)
08/28 4634円 (+15円)
08/27 4619円 (+78円)
08/24 4541円 (-12円)
08/23 4553円 (+18円)
08/22 4535円 (+21円)
08/21 4514円 (+1円)
直近10日間の金相場平均価格:4,665円/g
【パラジウム相場】週末31日のNYパラジウム相場は、リスク回避姿勢の高まりやドル高に押されるも、テクニカル要因から買い支えられ4日上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス969.90ドル(+9.20ドル)と、月初来高値を上抜き、中心終値では6月18日相場以来およそ2ヵ月半ぶりの高値を付けて取引きを終了。米国とカナダの通商協議は、この日は合意が成立しないまま終了した。また、トランプ米大統領が中国製品に追加関税制裁を発動することに前向きな姿勢を示すなど、米国と諸外国の貿易摩擦を受けてリスク回避姿勢が台頭。株式市場が軟調となったほか、資源国通貨が下落した事で、パラジウムも序盤は小安く推移した。ただ、通常取引きに入ると相場は次第に買い戻しに反転。需給バランスの観点や、テクニカルな買いが入り上げ幅を拡大すると、午後にかけて一段高での相場推移となった。
国内のパラジウムは、一段高となった週末のNY相場を映して3日上伸。小売では1gあたり3,866円(+32円)と、連日で直近高値を上抜き、6月19日相場以来およそ2ヵ月半ぶりの高値を付けました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
09/03 3866円 (+32円)
08/31 3834円 (+22円)
08/30 3812円 (+92円)
08/29 3720円 (-33円)
08/28 3753円 (+38円)
08/27 3715円 (+92円)
08/24 3623円 (-16円)
08/23 3639円 (+59円)
08/22 3580円 (±0円)
08/21 3580円 (-27円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,712円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:20現在の金相場は1トロイオンス1201.55ドル、パラジウムは967.60ドル、為替は1$110円92銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,672円(+6円)、パラジウム3,866円(+32円)、銀58.96円(-0.11円)、プラチナ3,142円(-15円)と、国内貴金属は週末のNY市場の値動きを映してまちまち。金は小幅ながらプラス圏に転じたNY相場を映して、国内でも横ばい圏ながら小幅に値を上げ反発。銀とプラチナはそれぞれ値を下げ続落した一方、パラジウムは上げ幅を拡大したNY相場を受けて、国内でも3日上伸し一段高に。連日で直近高値を上抜き、6月19日相場以来およそ2ヵ月半ぶりの高値を付けました。
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