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本日の地金は小売ベースで金5,317円(-27円)、パラジウム3,262円(-48円)、銀77.43円(+0.43円)、プラチナ5,277円(-31円)と、国内の貴金属は銀を除いて反落。金は前日付けた直近高値(2013年4月10日相場来)から値を下げマイナスに転じ、パラジウム・プラチナも反落。一方、銀は海外相場高を映して本日貴金属では唯一上昇し2営業日続伸。前日に続き直近高値を上抜き、昨年7月18日相場以来およそ6ヶ月ぶりの高値を付けました。
【21日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1293.70ドル(-0.50ドル)
銀:1819.30セント(+23.70セント)
パラジウム:768.25ドル(-10.50ドル)
プラチナ:1276.40ドル(-10.20ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1301.25ドル、パラジウムは779.10ドル、為替は1$117円90銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】連休明け20日のNY金相場は続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1294.20ドル(+17.30ドル)と、7営業日連続高で取引きを終了。中心終値では昨年8月21日相場以来およそ5ヶ月ぶりの高値をつけ、7営業日続伸したのは過去11ヶ月(2014年2月5日〜18日相場以来)では最長となった。この日の金相場は、先週末までの強気相場を引き継ぎ序盤から堅調に推移。22日開催の定例理事会で欧州中央銀行(ECB)が追加の金融緩和を決める可能性が一段と意識された事や、ギリシャ総選挙が25日に控えており先行き不透明感が強まった事から、安全資産として金は買われ上げ幅を拡大した。また、世界最大の金上場投資信託(ETF)SPDRゴールド・トラストの16日時点の保有高が730.89トンと前営業日(717.15トン)から大きく増加したことも相場の支援材料となり、終値では1300ドル圏内まで上昇し昨年8月21日以来およそ5ヶ月ぶりの高値をつけてこの日の取引きを終えた。
市場ではECB(欧州中央銀行)が22日に開く定例理事会で、国債購入を含む大規模な量的金融緩和に踏み切るとの観測が強まっており、動向に注視している。
国内の金相場は連休明けの海外相場が大きく上伸した事や、為替が円安に振れた事を映して急騰。小売ベースでは1gあたり5,344円(+98円)と、2013年4月10日に付けた直近高値を上抜いて過去最高値を付けるなど一段高となりました。
《本日までの1月金相場価格推移(小売)》
01/21 5344円(+98円) ※最高値
01/20 5246円(-3円)
01/19 5249円(+125円)
01/16 5124円(+63円)
01/15 5061円(-20円)
01/14 5081円 (-17円)
01/13 5098円 (+26円)
01/09 5072円 (+7円)
01/08 5065円 (+11円)
01/07 5054円 (+22円)
01/06 5032円 (+40円)
01/05 4992円 (+27円) ※最安値
1月現在までの金平均価格:5,118円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1296.20ドル、為替は1$118円29銭前後の値動きで推移しております。
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