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【24日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1197.30ドル(-3.50ドル)
銀:1618.80セント(-6.60セント)
パラジウム:790.00ドル(+4.05ドル)
プラチナ:1162.60ドル(-0.30ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1198.75ドル、パラジウムは786.90ドル、為替は1$119円36銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】週明け23日のNY金相場は続落。中心限月の4月限は1トロイオンス1200.80ドル(-4.10ドル)と、2営業日続落して取引きを終了。24日-25日に行われるFRBイエレン議長の議会証言内容を見極めたいとする声も多い中、ギリシャが救済策に関してユーロ圏の財務相らと20日に暫定合意に達したことから、早朝の時間外電子取引きから金は売りが先行し、一時1190ドル付近まで下押された。その後、通常取引き開始後に発表された米の経済指標(中古住宅販売件数)が、予想外に下振れた事を背景に、外為市場ではドルが軟調に推移。ドル建ての金相場は割安感から買い戻されたほか、ギリシャ問題は抜本的な解決には至っていないとの懐疑的見方からも買い支えられ、相場は一時前日終値を上回る1210ドル超まで切り返えされた。しかしその後は、利益確定売りや、今晩より予定されているイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を前に、持ち高調整売りから相場を圧迫。徐々に上げ幅を縮小し、結局この日はマイナス圏で取引きを終えた。
イエレン議長は今晩24日に上院委員会で、明日25日は下院委員会で、金融政策および経済情勢に関する半期に一度の議会証言を行う予定となっており、市場は声明内容に注視している。
国内の金相場は週明けの海外相場が値を下げた事を映して小幅続落。小売ベースでは1gあたり5,019円(-9円)と、小幅ながら値を下げ6営業日続落と直近では最長の下げとなりました。値を下げた6日間の下げ幅は1gあたり-95円(-1.9%)と、ウクライナ情勢の緊張緩和や、ギリシャ問題の過度な警戒感の後退、中国の大型連休による実需買いの減少から、現在金は軟調に推移し調整地合いとなっております。
《本日までの2月金相場価格推移(小売)》
02/24 5019円 (-9円) ※最安値
02/23 5028円 (-18円)
02/20 5046円 (-5円)
02/19 5051円 (-1円)
02/18 5052円 (-54円)
02/17 5106円 (-8円)
02/16 5114円 (+11円)
02/13 5103円 (-37円)
02/12 5140円 (-7円)
02/10 5147円 (+3円)
02/09 5144円 (-56円)
02/06 5200円 (-21円)
02/05 5221円 (+31円)
02/04 5190円 (-42円)
02/03 5232円 (-22円)
02/02 5254円 (+42円) ※最高値
2月現在までの金平均価格:5,128円/g
【パラジウム相場】週明け23日のNYパラジウム相場は反発。中心限月の3月限は1トロイオンス785.95ドル(+6.75ドル)と、他貴金属が軟調に推移した中、この日のパラジウムは買いが優勢で取引きを終了。ドイツのIFO経済研究所がこの日発表した2月の独企業景況感指数が、市場予想では下回ったものの、先月付けた6カ月ぶりの高水準をやや上回り4カ月連続で上昇した事を背景に、パラジウムは序盤より堅調に推移。また、20日にギリシャが救済策に関してユーロ圏の財務相らと暫定合意に達した事から、一先ずの安心感が伝わり買いを促した。その後は、株式相場が値を下げた事や、原油安、他貴金属が軟調に推移しているのを眺めてパラジウムも上げ幅を削る場面もあったが、結局この日はプラスに転じて取引きを終えた。
国内のパラジウムはプラスに転じた海外相場を映して反発。小売では1gあたり3,359円(+16円)と、前日の下げ幅を値戻し、再び月初来高値圏まで上昇しました。
《本日までの2月パラジウム相場価格推移(小売)》
02/24 3359円 (+16円)
02/23 3343円 (-15円)
02/20 3358円 (+37円)
02/19 3321円 (-32円)
02/18 3353円 (+5円)
02/17 3348円 (-22円)
02/16 3370円 (+55円) ※最高値
02/13 3315円 (-6円)
02/12 3321円 (-5円)
02/10 3326円 (-17円)
02/09 3343円 (+11円)
02/06 3332円 (-10円)
02/05 3342円 (+27円)
02/04 3315円 (-6円)
02/03 3321円 (+70円)
02/02 3251円 (-32円) ※最安値
2月現在までのパラジウム平均価格:3,332円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1203.80ドル、パラジウムは788.70ドル、為替は1$119円08銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金5,019円(-9円)、パラジウム3,359円(+16円)、銀70.74円(+0.44円)、プラチナ4,907円(-13円)と、国内貴金属はまちまち。金は週明けの海外相場安を映して6営業日続落し調整地合い。銀は小高く推移し、6営業日ぶりに反発。パラジウムは前日の海外相場が反発した事から、国内相場もプラスに転じ、昨日の下げ幅を値戻し再び月初来高値圏内まで再浮上。一方、プラチナは値を下げ一段安となりました。
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