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18:00現在の金相場は1トロイオンス1208.85ドル、パラジウムは782.55ドル、為替は1$118円90銭前後の値動きで推移しております。
【28日 金相場】28日のNY金相場は続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス1213.90ドル(+10.70ドル)と2営業日続伸し、中心終値では6日相場以来およそ3週間ぶりの高値で取引を終了。この日、米民間有力調査会社コンファレンス・ボードが公表した4月の消費者信頼感指数が、予想以上に悪化したことをきっかけに外為市場ではドルが軟調に推移。ドル安を背景に金は買われやすい地合いとなり、一時1214ドル超まで上昇した。ただ、買い一巡後はFOMCの結果を見極めたいとした様子姿勢から追随買いは乏しく上値が重い展開となった。低調な米経済指標の発表が続く中、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げに動く時期は9月以降に後ずれするとの観測が浮上している事もあり、この日も金は買いが優勢で取引を終えた。
【29日 金相場】29日のNY金相場は連日の上昇に対する反動や、FOMC結果を控えた利益確定売りに押され反落。中心限月の6月限は1トロイオンス1210.00ドル(-3.90ドル)と、小幅ながら値を下げ3営業日ぶりにマイナスに転じて取引きを終了。この日の金相場は、週初から40ドル近く上昇するなど、やや急な相場展開が続いた後とあって、目先の利益を確定する目的の売りが出た事により、時間外取引から売りが先行し、一時1204ドル割れまで値を下げる場面もあった。その後、朝方に発表された1-3月期の米実質国内総生産(GDP)が予想を大幅に下回り低調な内容となった事から、外為市場ではドルが主要通貨に対して下落。ドル建ての金相場は割安感から買い戻され急反発した。午後に入っては、まもなく発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を控え再度利食いの売りが入ったが、上値追いとなった原油相場や、株式相場の下落を受けた買いに支えられ1204ドル〜1205ドルで下げ渋り、以降は1210ドル前後でもみ合うなど様子見の値動きとなった。
引け後に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明で、事実上のゼロ金利政策を維持するとともに、焦点の利上げ時期ついて、雇用に「さらなる改善がみられた時」と表現するにとどめ、6月に開く次回FOMCの対応には触れなかった。6月利上げの可能性自体は排除しなかったが、米雇用と景気の先行きに不安が広がっている実情を踏まえ、慎重に今後の経済動向を見守る姿勢を強めているとみられる。声明では「労働市場で一段の改善が確認され、インフレ率が中期的に目標の2%に向けて上昇するとの合理的確信が得られれば、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を引き上げることが適切になると想定している」との見解を示した。このほか、経済成長は「一時的な要因を部分的に反映して冬場に鈍化した」と指摘。3月声明では、成長が「幾分緩やかになった」との認識を示していた。
《4月現在のNY金相場推移(中心限月終値 $/toz)》
04/29 1210.0(-3.9)
04/28 1213.9(+10.7)
04/27 1203.2(+28.2)
04/24 1175.0(-19.3) ※最安値
04/23 1194.3(+7.4)
04/22 1186.9(-16.2)
04/21 1203.1(+9.4)
04/20 1193.7 (-9.4)
04/17 1203.1 (+5.1)
04/16 1198.0 (-3.3)
04/15 1201.3 (+8.7)
04/14 1192.6 (-6.7)
04/13 1199.3 (-5.3)
04/10 1204.6 (+11.0)
04/09 1193.6 (-9.5)
04/08 1203.1 (-7.5)
04/07 1210.6 (-8.0)
04/06 1218.6 (+17.7) ※最高値
04/02 1200.9 (-7.3)
04/01 1208.2 (+25.0)
4月現在のNY金相場平均価格:1201.0ドル/toz
祝日明けの国内金相場は、28日・29日の海外相場の値動きを映して続伸。小売ベースでは1gあたり5,017円(+13円)と、2営業日値を伸ばし、先週22日相場以来およそ1週間ぶりの高値まで回復しました。
《4月の金相場価格推移(小売)》
04/29 5017円 (+13円)
04/28 5004円 (+84円)
04/27 4920円 (-86円) ※最安値
04/24 5006円 (+2円)
04/23 5004円 (-40円)
04/22 5044円 (+42円)
04/21 5002円 (-25円)
04/20 5027円 (+18円)
04/17 5009円 (-27円)
04/16 5036円 (+32円)
04/15 5004円 (-35円)
04/14 5039円 (-49円)
04/13 5088円 (+39円)
04/10 5049円 (-10円)
04/09 5059円 (-33円)
04/08 5092円 (+10円) ※最高値
04/07 5082円 (+6円)
04/06 5076円 (+35円)
04/03 5041円 (-2円)
04/02 5043円 (+63円)
04/01 4980円 (-9円)
4月の金相場平均価格:5,030円/g
【28日 パラジウム相場】28日のNYパラジウムは小反落。中心限月の6月限は1トロイオンス781.15ドル(-1.30ドル)と、他貴金属が堅調に推移した中、小幅に値を下げ4営業日ぶりにマイナスに転じて取引を終えた。この日のパラジウムは前日までの上昇に対する反動から売りが先行し軟調に推移。その後、発表された米の経済指標が冴えない内容となった事を背景にドル売り・ユーロ買いが進行。ドル建てのパラジウムは割安感から買われたほか、金やプラチナなど他貴金属が上伸したことも相場の支援材料となり徐々に下げ幅を縮小した。ただ、上昇の勢いは続かず前日終値圏まで戻した後は再び売りに転じ、そのままマイナス圏で取引を終えた。
【29日 パラジウム相場】29日のNYパラジウム相場は反発。中心限月の6月限は1トロイオンス784.75(+3.60ドル)と、小幅ながらプラスに転じ、月初来高値を更新するなど中心終値では、先月13日相場以来およそ1ヶ月半ぶりの高値をつけて取引きを終了。この日のパラジウム相場は、値を下げた前日相場に続いて序盤は売りが先行し軟調に推移。また、金やプラチナが値を下げていた事を眺めて、パラジウムも売りが広がり一時773ドル割れまで下げ幅を拡大する場面もあった。しかしその後は、発表された1-3月期の米実質国内総生産(GDP)が予想を大幅に下回り低調な内容となった事から、外為市場ではドルは主要通貨に対して下落。ドル建てのパラジウム相場は割安感から買い戻され徐々に下げ幅を縮小した。また、同時に金やプラチナが値を戻した事や、原油相場が買い進められた事も支援材料となり相場は反転。引けにかけてプラス圏に浮上して取引きを終えた。小幅高となったこの日のパラジウム相場の値動きは、高値785.00ドル、安値772.25ドル、終値では784.75ドルと、およそ1ヶ月半ぶり(3月13日相場来)の高値となった。
《4月現在のNYパラジウム相場推移(中心限月終値 $/toz)》
04/29 784.75 (+3.60) ※最高値
04/28 781.15 (-1.30)
04/27 782.45 (+12.2)
04/24 770.25 (+0.35)
04/23 769.9 (+14.00)
04/22 755.9 (-18.65)
04/21 774.55 (+2.15)
04/20 772.4 (-10.55)
04/17 782.95 (+3.20)
04/16 779.75 (+12.65)
04/15 767.1 (+4.60)
04/14 762.5 (-8.90)
04/13 771.4 (-4.65)
04/10 776.05 (+13.65)
04/09 762.4 (+6.70)
04/08 755.7 (-13.3)
04/07 769.0 (+0.2)
04/06 768.8 (+22.5)
04/02 746.3 (-2.55) ※最安値
04/01 748.85 (+13.55)
4月現在のNYパラジウム相場平均価格:769.0ドル/toz
祝日明けの国内パラジウム相場は、海外相場がプラスに転じた事を映して上伸。小売では1gあたり3,343円(+27円)と2営業日続伸し、先週20日相場以来およそ1週間半ぶりの高値に値戻しました。
《4月のパラジウム相場価格推移(小売)》
04/30 3343円 (+27円)
04/28 3316円 (+17円)
04/27 3299円 (-6円)
04/24 3305円 (+33円)
04/23 3272円 (-49円)
04/22 3321円 (-5円)
04/21 3326円 (-22円)
04/20 3348円 (+11円)
04/17 3337円 (+38円)
04/16 3299円 (+11円)
04/15 3288円 (-28円)
04/14 3316円 (-37円)
04/13 3353円 (+54円) ※最高値
04/10 3299円 (+32円)
04/09 3267円 (-48円)
04/08 3315円 (+27円)
04/07 3288円 (+32円)
04/06 3256円 (+38円)
04/03 3218円 (+5円)
04/02 3213円 (+44円)
04/01 3169円 (+5円) ※最安値
4月のパラジウム相場平均価格:3293円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:00現在の金相場は1トロイオンス1205.90ドル、パラジウムは781.65ドル為替は1$118円91銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金5,017円(+13円)、パラジウム3,347円+27円)、銀71.71円(+0.97円)、プラチナ4,851円(+48円)と、国内貴金属は28日・29日の海外相場の値動きを映して総じて堅調に推移。金は2日続伸し先週22日相場以来およそ1週間ぶりの高値圏へ回復し、銀は13日相場以来(約2週間ぶり)の高値まで上伸。また、白金族もそれぞれ2営業日続伸し、パラジウムは先週20日相場以来の高値まで戻し、プラチナも最近の安値圏から持ち直しました。
【28日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1213.90ドル(+10.70ドル)
銀:1659.10セント(+19.70セント)
パラジウム:781.15ドル(-1.30ドル)
プラチナ:1158.60ドル(+5.20ドル)
【29日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1210.00ドル(-3.90ドル)
銀:1667.00セント(+7.90セント)
パラジウム:784.75ドル(+3.60ドル)
プラチナ:1161.50ドル(+2.90ドル)
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