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2019年06月28日国内貴金属は軒並み値を上げ上昇↑金は続伸し、パラジウムは直近高値を更新。

【金相場】27日のNY金相場は、米中首脳会談への期待や、目先の利益を確定する動きから続落。中心限月の8月限は1トロイオンス1415.40ドル(-3.30ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。中東情勢の緊張度は高まっているものの、米中貿易協議が前進するとの期待が強まったため、金は時間外取引より安寄りした。また、外国為替市場ではドル高で推移し割高感が意識されたほか、このところの急騰で金は約5年10ヶ月ぶりの高値水準で推移している事から利益確定の売りも出やすく相場を圧迫された。しかしその後は、中国政府が、華為(ファーウェイ)技術への米国技術売却禁止を米国政府が撤回するよう主張と報じられ、ドル高が一服したことを受けて、金相場の下げも一服となり引けにかけて下げ幅を縮小した。市場では、大阪サミットでのトランプ氏と習主席の会談を待つ様子見姿勢が広がっている。

国内の金相場は、引け後に上昇したNY相場高を映して上伸。小売ベースでは1gあたり5,314円(+14円)と、プラス圏で推移し買い優勢の展開となりました。
利下げ観測や、地政学的リスクの高まりから6月に入って急騰している金相場は、現在2015年1月23日相場以来およそ4年5ヶ月ぶりの高値水準で推移。月間では本日までに1gあたり+372円(+7.1%)となりました。

《6月の金相場価格推移(小売)》

06/28  5314円 (+14円)

06/27  5300円 (+2円)

06/26  5298円 (-42円)

06/25  5340円 (+65円)

06/24  5275円 (+55円)

06/21  5220円 (+88円)

06/20  5132円 (+21円)

06/19  5111円 (+23円)

06/18  5088円 (+2円)

06/17  5086円 (-6円)

06/14  5092円 (+28円)

06/13  5064円 (+21円)

06/12  4958円 (+1円)

06/11  5042円 (-28円)

06/10  5070円 (+10円)

06/07  5060円 (+10円)

06/06  5050円 (+20円)

06/05  5,030円 (+11円)

06/04  5019円 (+48円)

06/03  4971円 (+28円)

6月の金相場平均価格:5,130円/g


【パラジウム相場】27日のNYパラジウム相場は、投資家のリスク選好意欲の高まりや、押し目買いから反発。中心限月の9月限は1トロイオンス1538.90ドル(+13.20ドル)と、先日25日に付けた直近高値を上抜き、3月25日相場以来およそ3ヶ月ぶりの高値を更新して取引きを終了。6月29日に予定されている米中首脳会談への期待感から、投資家のリスク選好意欲の高まりを受け、パラジウムは時間外取引より買いが入り上昇した。また、先行き供給不安や、押し目買いから上げ幅を拡大し、相場は一時1540ドル超まで値を伸ばし一段高となった。途中、ドル高の流れや、トランプ大統領と習主席の会談待ちから手じまう動きも見られるも、引き続き堅調地合いを維持し、そのまま高値圏で取引きを終えた。6月に入り急騰しているパラジウムは、本日までに月間では+207.40ドル(+13.4%)と一段高で推移している。

国内のパラジウムは、買い優勢となったNY相場や引け後の伸びをはやして急伸。小売では1gあたり5,929円(+135円)と、3月27日相場以来およそ3ヶ月ぶりの高値を更新し、現在一段高で推移しております。
6月に入って急騰しているパラジウム相場は、月間では本日までに1gあたり+804円(+14%)となりました。

《6月のパラジウム相場価格推移(小売)》

06/28  5,929円 (+135円)

06/27  5,794円 (+27円)

06/26  5,767円 (-75円)

06/25  5,842円 (+108円)

06/24  5,734円 (+81円)

06/21  5,653円 (-65円)

06/20  5,718円 (+16円)

06/19  5,702円 (+108円)

06/18  5,594円 (±0円)

06/17  5,594円 (+59円)

06/14  5,535円 (+108円)

06/13  5,427円 (+76円)

06/12  5,351円 (+43円)

06/11  5,308円 (+70円)

06/10  5238円 (+49円)

06/07  5189円 (+70円)

06/06  5119円 (-54円)

06/05  5173円 (+60円)

06/04  5113円 (-11円)

06/03  5124円 (-168円)

6月のパラジウム相場平均価格:5,495円/g


13:15現在の金相場は1トロイオンス1422.55ドル、パラジウムは1558.75ドル、為替は1$107円66銭前後の値動きで推移しております。

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2019年06月28日本日の地金相場-金・パラジウム・銀・プラチナ価格

本日の地金は小売ベースで金5,314円(+14円)、パラジウム5,929円(+135円)、銀60.37円(+0.11円)、プラチナ3,167円(+10円)と、国内貴金属は軒並み値を上げ続伸。金は引け後に買い戻されたNY相場を映して、国内でもプラス圏で推移し上伸。また、銀も値を伸ばし続伸したほか、白金族のパラジウム・プラチナも共に値を上げ堅調な展開に。パラジウムはNY相場が直近高値を再度上抜いて約3ヶ月ぶりの高値を更新したことを受けて、国内でも上げ幅を拡大し急騰。価格水準を一段切り上げ、3月27日相場以来およそ3ヶ月ぶりの高値を更新しました。

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2019年06月28日27日 海外貴金属相場

【27日】NY貴金属相場(中心限月終値)

金:1412.00ドル(-3.40ドル)

銀:1529.40セント(-8.10セント)

パラジウム:1538.90ドル(+13.20ドル)

プラチナ:817.50ドル(+0.90ドル)

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2019年06月27日国内貴金属は軒並み値を上げプラス圏へ反転↑

【金相場】26日のNY金相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利下げ期待の後退や、リスク回避姿勢の和らぎなどを受けて5営業日ぶりに反落。中心限月の8月限は1トロイオンス1415.40ドル(-3.30ドル)と、前日に付けた約5年10ヶ月ぶりの高値から一服し、マイナス圏に転じて取引きを終了。パウエルFRB議長は25日の講演で、早期利下げに踏み切る用意があることを改めて強調。ただ、引き下げのタイミングには言及しなかった。セントルイス連銀のブラード総裁は同日、米メディアとのインタビューで、7月の連邦公開市場委員会(FOMC)で想定されている程の大きな利下げは必要ないとの考えを表明した。FRB高官が相次いで大幅利下げについて慎重な姿勢を示したことを受けて、利下げムードがやや後退。最近の強気基調から、前日には約5年10カ月ぶりの高値水準となっていた事もあって利益確定の売りも出やすく、朝方から軟調な展開となった。このほか、米中通商交渉をめぐっては、ムニューシン米財務長官がこの日、「妥結への道筋がある」と発言。20カ国・地域首脳会議に合わせて、米中首脳会談が前進するのではとの思惑から、投資家のリスク姿勢が幾分和らいだことも、相場の上値を抑える結果となった。

国内の金相場は、横ばい圏ながらプラスサイドに転じ小反発。小売ベースでは1gあたり5,300円(+2円)と、小幅ながら値を上げ反発しました。米国の利下げ観測や地政学的リスクの高まりを背景に、6月に入って大幅に価格水準を切り上げている金相場は、月間では本日までに+357円/g(+6.8%)と急伸。約4年5ヵ月(2015年1月下旬相場)ぶりの高値水準で推移しております。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

06/27  5300円 (+2円)

06/26  5298円 (-42円)

06/25  5340円 (+65円)

06/24  5275円 (+55円)

06/21  5220円 (+88円)

06/20  5132円 (+21円)

06/19  5111円 (+23円)

06/18  5088円 (+2円)

06/17  5086円 (-6円)

06/14  5092円 (+28円)

直近10日間の金相場平均価格:5,194円/g


【パラジウム相場】26日のNYパラジウム相場は、利確売りやドル安一服を背景に4営業日ぶりに反落。中心限月の9月限は1トロイオンス1525.70ドル(-6.80ドル)と、前日に付けた3月25日相場来(3ヶ月ぶり)の高値から一服して取引きを終了。前日には約3ヶ月ぶり(3月25日相場来)の高値を付けるなど急騰していた事から、この日は時間外取引きより利益確定を目的とした売りに押され安寄りした。また、米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げが否定され、外国為替市場ではドル高に振れたことも相場の圧迫要因となった。ただ、売り一巡後は米中首脳会談に対する期待感から、投資家のリスク選好意欲が高まると買い戻しが活発化。押し目買いからプラス圏に浮上すると、一時は1535ドルまで上昇する場面もあった。

国内のパラジウムは、プラスサイドに反転し上昇。小売では1gあたり5,794円(+27円)と、値を上げ反発しました。6月に入って大幅に価格水準を切り上げているパラジウムは、月間では本日までに+670円/g(+11.9%)と一段高。約3ヶ月(3月下旬相場)ぶりの高値水準で推移しております。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

06/27  5,794円 (+27円)

06/26  5,767円 (-75円)

06/25  5,842円 (+108円)

06/24  5,734円 (+81円)

06/21  5,653円 (-65円)

06/20  5,718円 (+16円)

06/19  5,702円 (+108円)

06/18  5,594円 (±0円)

06/17  5,594円 (+59円)

06/14  5,535円 (+108円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:5,693円/g


11:05現在の金相場は1トロイオンス1409.15ドル、パラジウムは1521.80ドル、為替は1$107円86銭前後の値動きで推移しております。

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