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2019年06月24日国内金相場は約4年5ヶ月ぶりの高値を記録し高騰中↑また、パラジウムも急反発し3ヶ月ぶりの高値水準での値動きに。

【金相場】週末21日のNY金相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測が広がる中で買い地合いが継続し続伸。中心限月の8月限は1トロイオンス1400.10ドル(+3.20ドル)と、中心終値では2013年9月3日以来およそ5年9カ月ぶりの高値を更新して取引きを終了。FRBが早ければ7月にも利下げに踏み切るとの見方が広がる中、金利を生まない資産である金は買い地合いが継続した。また、米国とイランの軍事的な緊張が高まり、金に「質への逃避買い」が入ったほか、外国為替市場では対ユーロでドル安が進行し、金商品に割安感が生じたことも相場を支えとなった。ただ、このところの急騰に対する利益確定の売りも出やすく、買い一巡後は上値追いが一服する展開となった。

国内の金相場は、約5年9ヵ月ぶりの高値を記録したNY相場高を映して一段高に。小売ベースでは1gあたり5,275円(+55円)と、2015年1月29日相場以来およそ4年5ヶ月ぶりの高値を記録し、価格水準を一段切り上げる展開となりました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

06/22  5275円 (+55円)

06/21  5220円 (+88円)

06/20  5132円 (+21円)

06/19  5111円 (+23円)

06/18  5088円 (+2円)

06/17  5086円 (-6円)

06/14  5092円 (+28円)

06/13  5064円 (+21円)

06/12  4958円 (+1円)

06/11  5042円 (-28円)

直近10日間の金相場平均価格:5,115円/g


【パラジウム相場】週末21日のNYパラジウム相場は、利確売りに押される場面もあったが、ドル安や株高を背景に押し目を買われ急反発。中心限月の9月限は1トロイオンス1499.60ドル(+19.00ドル)と、1500ドル圏内まで浮上し、中心終値では3月26日相場以来およそ3ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウムは、前日には利確売りが出るなど高値一服となった流れを引き継ぎ時間外取引きでは安寄りした。一方、米中の貿易摩擦緩和の可能性や、米国の利下げ観測に加えて、各国・地域の中銀がハト派姿勢を強めていることも買い材料となり、相場はプラス圏に反転。ドル安の進行や、株高を受けて上げ幅を拡大したパラジウムは、一時1507.10ドルと大台の1500ドルを突破し一段高となった。

国内のパラジウムは、一段高となった週末のNY相場を映して急反発。小売では1gあたり5,734円(+81円)と、前営業日の下げを埋めて、3月27日相場以来およそ3ヵ月ぶりの高値更新となりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

06/22  5,734円 (+81円)

06/21  5,653円 (-65円)

06/20  5,718円 (+16円)

06/19  5,702円 (+108円)

06/18  5,594円 (±0円)

06/17  5,594円 (+59円)

06/14  5,535円 (+108円)

06/13  5,427円 (+76円)

06/12  5,351円 (+43円)

06/11  5,308円 (+70円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:5,562円/g


11:50現在の金相場は1トロイオンス1407.55ドル、パラジウムは1506.80ドル、為替は1$107円40銭前後の値動きで推移しております。

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2019年06月24日本日の地金相場-金・パラジウム・銀・プラチナ価格

本日の地金は小売ベースで金5,275円(+55円)、パラジウム5,734円(+81円)、銀60.58円(-0.22円)、プラチナ3,143円(+8円)と、週末のNY相場を映して銀を除いて上昇。金は週末のNY相場が約5年9ヶ月ぶりの高値となった事から、国内でも上げ幅を拡大し5日続伸。2015年1月29日相場以来およそ4年5ヶ月ぶりの高値を記録し価格水準を一段切り上げたほか、白金族のパラジウム・プラチナも共に値を上げ反発。パラジウムは直近高値を更新するなど一段高となった週末のNY相場を受けて、国内でも大幅高となり急騰。前営業日の下げを埋めて、3月27日相場以来およそ3ヵ月ぶりの高値となりました。

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2019年06月22日週末21日 海外貴金属相場

【21日】NY貴金属相場(中心限月終値)

金:1400.10ドル(+3.20ドル)

銀:1529.00セント(-20.20セント)

パラジウム:1499.60ドル(+19.00ドル)

プラチナ:811.00ドル(+5.40ドル)

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2019年06月21日国内金相場は約4年4か月ぶりの高値を記録し急騰↑一方、パラジウムは利確売りから11営業日ぶりに反落↓

【金相場】20日のNY金相場は、前日発表された連邦公開市場委員会(FOMC)の声明がハト派的な内容となったほか、中東リスクの警戒感が意識され急騰。中心限月の8月限は1トロイオンス1396.90ドル(+48.10ドル)と、大幅高となり、中心終値では2013年9月3日相場以来およそ5年9ヶ月ぶりの高値を記録して取引きを終了。米連邦準備理事会(FRB)が前日19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で早期利下げを示唆しハト派的な内容となった事から、金は発表直後の時間外取引きより買いが殺到し上昇した。また、外国為替市場でドルが主要通貨に対して下落し、ドル建ての金は割安感が生じたほか、イランが米軍の無人偵察機を撃墜したと伝えたことから、米国とイランの軍事衝突に対する警戒感が高まり、地政学的リスクへの警戒感からも安全資産としての金買いに繋がり、この日は約5年9ヶ月ぶりの高値を記録するなど一段高で取引きを終えた。

国内の金相場は、約5年9ヵ月ぶりの高値となったNY相場を映して急伸。小売ベースでは1gあたり5,220円(+88円)と、2015年2月5日相場以来およそ4年4ヶ月ぶりの高値を記録し一段高となりました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

06/21  5220円 (+88円)

06/20  5132円 (+21円)

06/19  5111円 (+23円)

06/18  5088円 (+2円)

06/17  5086円 (-6円)

06/14  5092円 (+28円)

06/13  5064円 (+21円)

06/12  4958円 (+1円)

06/11  5042円 (-28円)

06/10  5070円 (+10円)

直近10日間の金相場平均価格:5,095円/g


【パラジウム相場】20日のNYパラジウム相場は、1525ドル超まで急伸した後、利確売りが出た事で反落。中心限月の9月限は1トロイオンス1480.60ドル(-12.00ドル)と、3営業日ぶりに値を下げ、高値一服で取引きを終了。前日発表された連邦公開市場委員会(FOMC)声明から、利下げ観測が高まったことを受けて、外国為替市場ではドル安が進行。ドル建てのパラジウムは発表直後の時間外取引より買いが先行し上昇した。また、金など他貴金属の上昇や、テクニカル要因からも買いが入り上げ幅を拡大。相場は午前中には1500ドルを突破し、一時1525.10ドルまで急騰するなど一段高となった。ただ、直近では3ヶ月ぶり(3月26日相場来)の高値圏で推移するなど、価格水準を切り上げていたことから利益確定の売りも出やすかったほか、発表された6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想に反して低調な結果となった事、イランによる米軍の無人偵察機撃墜の報を受けると、上昇も一服となり相場はマイナス圏に沈下した。

国内のパラジウムは、円高要因や利確売りに押されたNY相場を受けて上値追いが一服。小売では1gあたり5,653円(-65円)と、11営業日ぶりに反落し、本日はマイナス圏での値動きとなりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

06/21  5,653円 (-65円)

06/20  5,718円 (+16円)

06/19  5,702円 (+108円)

06/18  5,594円 (±0円)

06/17  5,594円 (+59円)

06/14  5,535円 (+108円)

06/13  5,427円 (+76円)

06/12  5,351円 (+43円)

06/11  5,308円 (+70円)

06/10  5238円 (+49円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:5,512円/g


12:25現在の金相場は1トロイオンス1409.25ドル、パラジウムは1488.75ドル、為替は1$107円06銭前後の値動きで推移しております。

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