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本日地金は小売ベースで金5,171円(-18円)、パラジウム4,266円(-37円)、銀69.01円(-0.43円)、プラチナ3,932円(+13円)と、国内貴金属はプラチナを除いて反落。金は引け後に売り戻されたNY相場の値動きを受けて、国内でもマイナス圏に転じ反落。また、銀やパラジウムもそれぞれ値を下げ反落。一方、プラチナは一段高となったNY相場を映し、国内でも堅調に推移し4営業日ぶりに反発。本日貴金属では唯一の上昇となりました。
【25日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1362.90ドル(+19.60ドル)
銀:1761.50セント(+12.60セント)
パラジウム:1097.40ドル(-8.95ドル)
プラチナ:1032.10ドル(+16.30ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1360.10ドル、パラジウムは1102.65ドル、為替は1$109円12銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】24日のNY金相場は、ムニューシン米財務長官の発言などを受けてドル安が進んだことが支援要因となり急伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1356.30ドル(+19.60ドル)と続伸し、中心終値では2016年8月18日相場(1357.20ドル)以来およそ1年5ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。この日、ムニューシン米財務長官が「弱いドルはわれわれにとって良いことだ」とドル安容認発言したことを受け、外国為替市場では主要通貨に対してドル売りが進行。ドル建てで取引される金商品に割安感が生じたため、相場は未明から概ね一本調子で上昇した。 また、米不動産業者協会(NAR)が午前に発表した昨年12月の中古住宅販売件数が前月比3.6%減と、市場予想の2.2%減を下回る冴えない内容だったことや、米政治不安が払拭されていないことも材料視され、安全逃避的な買いが金相場を押し上げた。なお、金連動型上場投資信託(ETF)を通じた保有量は、2013年5月以来(4年8ヶ月ぶり)の高水準となった。
国内の金相場は、為替が円高に傾斜するも高値更新となったNY相場高を映して上昇。小売ベースでは1gあたり5,189円(+11円)と、プラスに転じ反発しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
01/25 5189円 (+11円)
01/24 5178円 (-7円)
01/23 5185円 (+8円)
01/19 5177円 (+16円)
01/18 5179円 (+2円)
01/17 5177円 (-17円)
01/16 5194円 (+8円)
01/15 5186円 (+36円)
01/12 5150円 (+8円)
直近10日間の金相場平均価格:5,178円/g
【パラジウム相場】24日のNYパラジウム相場は、このところの安値反動や、ドル安による割安感、他貴金属の上昇が好材料となり急反発。中心限月の3月限は1トロイオンス1106.35ドル(+22.10ドル)と、3営業日ぶりにプラスに転じ、節目の1100ドル台に戻して取引きを終了。この日のパラジウムは、前日までの軟調に対する反動から序盤より買い戻しが入り上昇した。また、外国為替市場ではドル売りが進んだ事による割安感や、株価が底堅く推移したほか、金など他貴金属が堅調となった事も支援材料となり上げ幅を拡大。相場は節目の1100ドルを超えるなど、この日は終始買い優勢の展開となった。
国内のパラジウムは、買いが優ったNY相場を映して上昇。小売では1gあたり4,303円(+16円)と、3営業日ぶりに値を上げ、プラス圏に転じました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
01/25 4303円 (+16円)
01/24 4287円 (-43円)
01/23 4330円 (-22円)
01/22 4352円 (+11円)
01/19 4341円 (-65円)
01/18 4406円 (+97円)
01/17 4309円 (-113円)
01/16 4422円 (+17円)
01/15 4406円 (+135円)
01/12 4271円 (-22円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,343円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:15現在の金相場は1トロイオンス1364.55ドル、パラジウムは1111.45ドル、為替は1$109円09銭前後の値動きで推移しております。
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