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本日の地金は小売ベースで金5,420円(+33円)、パラジウム5,956円(+108円)、銀65.34円(+0.44円)、プラチナ3,419円(+59円)と、国内貴金属は軒並み値を上げ堅調な展開に。金は週明けのNY相場が上伸した事を映して、国内でも上げ幅を拡大し一段高に。先日19日に記録した歴代高値を抜いて、史上最高値を更新したほか、銀も値を上げ3営業日ぶりに反発。また、本日は白金族のパラジウム・プラチナも共に値を上げ、パラジウムは3営業日ぶりに急反発。12日相場以来およそ3週間ぶりの高値となり、プラチナは5月8日相場(約3ヵ月)ぶりの高値に回復しました。
【29日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1420.40ドル(+1.10ドル)
銀:1644.00セント(+4.30セント)
パラジウム:1553.80ドル(+22.80ドル)
プラチナ:881.90ドル(+14.10ドル)
18:10現在の金相場は1トロイオンス1422.90ドル、パラジウムは1536.35ドル、為替は1$108円63銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】週末26日のNY金相場は、持ち高調整買いが優勢となり反発。中心限月の8月限は1トロイオンス1419.30ドル(+4.60ドル)と、プラス圏に転じて取引きを終了。米商務省が朝方発表した4-6月期の実質GDP(国内総生産)速報値は、前期比2.1%増加。米中貿易摩擦の影響により、成長率は前期(3.1%増)から大きく鈍化したものの、市場の想定内となった。同統計の発表直後、相場はいったん下落したものの、すぐに反転上昇。持ち高調整の動きが活発となる中、売り買い一巡後は小幅プラス圏でもみ合った。来週30-31日に連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を決定する連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているほか、米中貿易協議も再開される見通しとなっており、これらの行方を見極めたいとして様子見ムードが強かった。
国内の金相場は、買いが優った週末のNY相場を映して上昇。小売ベースでは1gあたり5,387円(+10円)と、プラス圏に転じ反発しました。
《10日間の金相場価格推移(小売)》
07/29 5387円 (+10円)
07/26 5377円 (-6円)
07/25 5383円 (+28円)
07/24 5355円 (-8円)
07/23 5363円 (-3円)
07/22 5366円 (-41円)
07/19 5407円 (+32円)
07/18 5375円 (+61円)
07/17 5314円 (-25円)
07/16 5339円 (+3円)
10日間の金相場平均価格:5,367円/g
【パラジウム相場】週末26日のNYパラジウム相場は、ドル高を背景に相場を圧迫され小幅安に。中心限月の9月限は1トロイオンス1531.00ドル(-2.90ドル)と、横ばいながら小幅に値を下げて取引きを終了。この日発表された第2四半期・米GDP速報値がまずまずな内容となった事から、外国為替市場ではドル買いが先行。ドル建てのパラジウムは割高感に圧迫され売りが先行した。一方で、月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、利下げが決定的となったことで押し目を買われる場面もあって下げ幅を縮小するも、終盤では持ち高調整売りが優り小幅安で引けた。
国内のパラジウムは、マイナスサイドで引けた週末のNY相場を映して小幅安に。小売では1gあたり5,848円(-5円)と、横ばいながら小幅続落の展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
07/29 5,848円 (-5円)
07/26 5,853円 (-16円)
07/25 5,869円 (+59円)
07/24 5,648円 (+16円)
07/23 5,632円 (+54円)
07/22 5,578円 (-27円)
07/19 5,605円 (-76円)
07/18 5,681円 (+6円)
07/17 5,675円 (-114円)
07/16 5,789円 (-27円)
10日間のパラジウム相場平均価格:5,831円/g
12:25現在の金相場は1トロイオンス1426.85ドル、パラジウムは1529.70ドル、為替は1$108円56銭前後の値動きで推移しております。
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