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【金相場】週末29日のNY金相場は、投資家のリスク選好意欲が後退する中で買われ反発。中心限月の4月限は1トロイオンス1850.30ドル(+9.10ドル)と、7営業日ぶりに反発して取引きを終了。米株安を受けて投資家が運用リスクを回避する動きを強め、逃避資金の受け皿となりやすい金の買いにつながったほか、新型コロナウイルスの拡大や、欧州でのコロナワクチン供給の遅れている事も材料視され金買いが活発化。ドル安による割安感や前6日間の下げによる自律反発もあって、相場は一時1878.90ドルまで上げ幅を拡大した。その後、米国株式が下げ幅を拡大する場面では損失補填の動きもあり売り戻された事や、コロナ再拡大を警戒する中国が旧正月を前に規制強化をしているため実需が減退するとの見方もあって上げ幅を縮小するも、そのままプラス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、買い優勢dw引けた週末のNY相場を映し上伸。買取ベースでは1gあたり6,812円(+73円)と、1月8日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値に値戻しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
02/01 6,812円 (+73円)
01/29 6,739円 (+20円)
01/28 6,719円 (-2円)
01/27 6,772円 (+24円)
01/26 6,753円 (-14円)
01/25 6,767円 (-30円)
01/22 6,797円 (-4円)
01/21 7,016円 (+1円)
01/20 6,725円 (+31円)
01/19 6,694円 (+69円)
10日間の金相場平均価格:6,753円/g
【パラジウム相場】週末29日のNYパラジウム相場は、投資家のリスク意欲が後退する中で売られ反落。中心限月の3月限は1トロイオンス2208.40ドル(-113.90ドル)と、マイナスサイドに転じて取引きを終了。一部の個人投資家による株取引の混乱を背景に米国株価が急落すると、投資家心理の後退からパラジウムも連れ安となり序盤より軟調となった。また、変異した新型コロナウイルスの拡大や、欧州でのコロナワクチン供給の遅れに加え、中国がコロナ再拡大を警戒し規制を強化している事も売り材料となった。その後、ドル安の流れや、金など他貴金属の上昇を受けやや買い戻される場面もあったが、結局マイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、リスク回避の動きから週末のNY相場が軟調となった事を受け大幅安に。買取では1gあたり8,223円(-324円)と、マイナスサイドに転じる展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
02/01 8223円 (-324円)
01/29 8547円 (+126円)
01/28 8421円 (±0円)
01/27 8421円 (-49円)
01/26 8470円 (-61円)
01/25 8531円 (-110円)
01/22 8641円 (-22円)
01/21 8663円 (+39円)
01/20 8624円 (-22円)
01/19 8646円 (-22円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,519円/g
11:20現在の金相場は1トロイオンス1861.65ドル、パラジウムは2233.90ドル、為替は1$104円72銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金6,921円(+73円)、パラジウム8,475円(-325円)、銀109.23円(+7.92円)、プラチナ4,118円(+84円)と、国内貴金属はパラジウムを除いて堅調地合いが継続。金は週末のNY相場が買い優勢に反転した事を受け、国内でもプラス圏で推移し続伸。1月8日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値に戻したほか、銀も急伸し昨年8月11日相場(109.89円)以来およそ5ヶ月半ぶりの高値を更新。また、プラチナも上げ幅を拡大し1月22日相場(約1週間)ぶりの高値となった一方、パラジウムは前営業日の急伸から一服し大幅反落となりました。
【29日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1850.30ドル(+9.10ドル)
銀:2691.40セント(+99.20セント)
パラジウム:2208.40ドル(-113.90ドル)
プラチナ:1079.20ドル(+6.80ドル)
【金相場】28日のNY金相場は、リスク投資意欲の改善を背景に売り優勢となり6日続落。中心限月の4月限は1トロイオンス1841.20ドル(-7.70ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。28日朝に発表された2020年10~12月期の米実質GDP(国内総生産)速報値が前年比3.5%減と、リーマン・ショック後の09年以来11年ぶりのマイナス成長となったが、事前の市場予想に近い伸びとなり、米週間新規失業保険申請件数も2週連続で改善した。これを受け、株式や原油などリスク資産への投資意欲が回復し、金は序盤より売りが先行し軟調となった。一方、外国為替市場ではドルが対ユーロで下落し、ドル建て商品の割高感が和らいだほか、欧州でのワクチン供給に遅れが出ている事で、金を買う動きもあり下値は限定的となった。
国内の金相場は、円安要因や引け後の海外相場の戻りを受けて上昇。買取ベースでは1gあたり6,739円(+20円)と、6営業日ぶりに値を上げ反発しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
01/29 6,739円 (+20円)
01/28 6,719円 (-2円)
01/27 6,772円 (+24円)
01/26 6,753円 (-14円)
01/25 6,767円 (-30円)
01/22 6,797円 (-4円)
01/21 7,016円 (+1円)
01/20 6,725円 (+31円)
01/19 6,694円 (+69円)
01/18 6,625円 (-109円)
10日間の金相場平均価格:6,734円/g
【パラジウム相場】28日のNYパラジウム相場は、安値拾いやリスク投資意欲の高まりを背景に買われ上昇。中心限月の3月限は1トロイオンス2322.80ドル(+11.80ドル)と、6営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日のパラジウムは、前5日間の下落による売り過剰感が意識され、時間外取引より安値拾いが入り上昇した。また、28日朝に発表された2020年10~12月期の米実質GDP(国内総生産)速報値が市場予想に近い伸びとなり、米週間新規失業保険申請件数も2週連続で改善。これを受け、株式や原油などリスク資産への投資意欲が回復したほか、外国為替市場ではドルが対ユーロで軟調となり、割安感が意識された事も買い材料となり、相場は一時2355ドルまで上げ幅を拡大した。その後、欧州で英アストラゼネカや米ファイザーが開発した新型コロナワクチンの供給が遅れていることや、コロナ対策で規制中の中国による需要減、米国株の急伸が一服した事で上値を重くするも、そのままプラス圏を維持して引けた。
国内のパラジウム相場は、買い優勢に転じたNY相場や円安の動きを受け急反発。買取では1gあたり8,547円(+126円)と、6営業日ぶりにプラスサイドに反転し、22日相場(約1週間)ぶりの高値に値戻す展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/29 8547円 (+126円)
01/28 8421円 (±0円)
01/27 8421円 (-49円)
01/26 8470円 (-61円)
01/25 8531円 (-110円)
01/22 8641円 (-22円)
01/21 8663円 (+39円)
01/20 8624円 (-22円)
01/19 8646円 (-22円)
01/18 8668円 (-143円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,563円/g
11:20現在の金相場は1トロイオンス1846.90ドル、パラジウムは2353.70ドル、為替は1$104円51銭前後の値動きで推移しております。
総数7495件 1873~1876件目を表示