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【金相場】18日のNY金相場は続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1194.80ドル(+0.30ドル)と、ほぼ横ばい圏ながら小幅に値を上げて取引きを終了。この日は、前日取引き後に発表された米のFOMC声明や、FRBイエレン議長の会見を受け金は一時的に売り込まれたが、その後徐々に買い戻され下げ幅を縮小。途中、スイス国立銀行(中央銀行)が、同国通貨フランの上昇阻止を狙い、マイナス金利の導入を発表した事をきっかけに買いが加速。寄り付き前の電子取引では一時1213.90ドルまで上昇するなど直近高値を付けた。しかし、その後は米株式相場が上昇した事や、外為市場ではドル買いが進んだ事から相対的に金は相場を圧迫。また、原油相場が下げに転じた事も材料視され上げ幅を消化し、結局この日も前日同様に小幅高で取引きを終えた。
国内の金相場は小幅高となった海外相場や、為替が円安に振れた事を映して続伸。小売ベースでは1gあたり4,989円(+33円)と堅調に値を伸ばし、小売では再び5,000円圏内まで上伸しました。
《12月現在の金相場の値動き(小売ベース)》
12/19 4989円 (+33円)
12/18 4956円 (+45円)
12/17 4911円 (-20円)
12/16 4931円 (-116円)
12/15 5047円 (-46円)
12/12 5093円 (+39円)
12/11 5054円 (-70円)
12/10 5124円 (+54円) ※最高値
12/09 5070円 (+17円)
12/08 5053円 (+16円)
12/05 5037円 (-17円)
12/04 5054円 (+74円)
12/03 4980円 (+3円)
12/02 4977円 (+186円)
12/01 4791円 (-115円) ※最安値
12月現在の金平均価格:5,004円/g
【パラジウム相場】18日のNYパラジウム相場は反発。中心限月の3月限は1トロイオンス792.15ドル(+12.90ドル)と、6営業日ぶりにプラスに転じて取引きを終了。この日は、最近の安値反動から序盤より買いが先行。途中、スイス国立銀行(中央銀行)がマイナス金利の導入を発表した事をきっかけに貴金属は上伸し、パラジウムも買いが加速。このほか、米の株式相場が上伸した事や、プーチン大統領の年次記者会見内の声明を受けロシアによる現物売却の警戒感が緩和した事もプラス材料となり、高値圏を維持して取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、前日の海外相場が大きく反発した事や、為替が円安に振れた事から続伸。小売では1gあたり3,369円(+48円)と2営業日続伸し、最近の安値から持ち直されました。
《12月現在のパラジウム相場の値動き(小売ベース)》
12/19 3369円 (+48円)
12/18 3321円 (+27円)
12/17 3294円 (-65円) ※最安値
12/16 3359円 (-75円)
12/15 3434円 (-38円)
12/12 3472円 (+49円)
12/11 3423円 (-27円)
12/10 3450円 (+10円)
12/09 3440円 (-48円)
12/08 3488円 (+76円) ※最高値
12/05 3412円 (±0円)
12/04 3412円 (-11円)
12/03 3423円 (+37円)
12/02 3386円 (±0円)
12/01 3386円 (-5円)
12月現在のパラジウム平均価格:3,405円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1199.05ドル、パラジウムは793.85ドル、為替は1$118円99銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,989円(+33円)、パラジウム3,369円(+48円)、銀68.68円(+0.54円)、プラチナ5,026円(+4円)と、国内貴金属は前日の海外相場高や、為替要因から総じて値を伸ばし続伸しました。
【18日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1194.80ドル(+0.30ドル)
銀:1593.40セント(+0.60セント)
パラジウム:792.15ドル(+12.90ドル)
プラチナ:1197.10ドル(-2.40ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1199.90ドル、パラジウムは787.25ドル、為替は1$118円49銭前後の値動きで推移しております。
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