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9日のNY金相場は続落。中心限月の6月限は1トロイオンス1193.60ドル(-9.50ドル)と、FOMCの3月議事要旨内容を受けたドル高に相場を圧迫され、3営業日続落して取引きを終了。この日の金相場は、前日8日の取引き後に発表された、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が、市場の想定よりもタカ派寄りな内容となった事から、外為市場ではドル高・ユーロ安が進行。時間外取引きから金は売りが優勢となり、1200ドルを挟んで推移するなど軟調に推移した。途中、原油相場が急伸した事を受けて、金も買い戻される場面もあったが、米の株式相場が上昇したほか、ドル高の進行に相場を圧迫され、3日連続安と中心終値では1週間半ぶりに1200ドルを割り込んでこの日の取引きを終えた。米国の利上げ時期に対する見方は分かれているものの、依然として年内の実施が濃厚と見られており、発表される経済指標や、ドルの値動きに振られやすい地合いとなっている。
《直近10営業日のNY金相場推移(中心限月終値 $/toz)》
04/09 1193.6 (-9.5)
04/08 1203.1 (-7.5)
04/07 1210.6 (-8.0)
04/06 1218.6 (+17.7) ※最高値
04/02 1200.9 (-7.3)
04/01 1208.2 (+25.0)
03/31 1183.2 (-2.1) ※最安値
03/30 1185.3 (-14.5)
03/27 1199.8 (-5.0)
03/26 1204.8 (+7.8)
10日間のNY金相場平均価格:1201.0ドル/toz
国内の金相場は引き続き弱地合いとなった海外相場を映して続落。小売ベースでは1gあたり5,049円(-10円)と、2営業日続落となりました。
《直近10営業日の金相場価格推移(小売)》
04/10 5049円 (-10円)
04/09 5059円 (-33円)
04/08 5092円 (+10円) ※最高値
04/07 5082円 (+6円)
04/06 5076円 (+35円)
04/03 5041円 (-2円)
04/02 5043円 (+63円)
04/01 4980円 (-9円) ※最安値
03/31 4989円 (-10円)
03/30 4999円 (-24円)
直近10日間の金相場平均価格:5,041円/g
10:50現在の金相場は1トロイオンス1195.40ドル、為替は1$120円56銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金5,049円(-10円)、パラジウム3,299円(+32円)、銀70.95円(-0.87円)、プラチナ4,948円(+2円)と、国内の貴金属は金・銀が軟調に推移し、パラジウム・プラチナが反発。金は海外相場が引き続き弱地合いとなった事を映して続落し、銀もマイナス圏で推移。一方、白金族はプラス圏に振れ、パラジウムは大きく反発。プラチナもほぼ横ばいながら小幅高となりました。
【9日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1193.60ドル(-9.50ドル)
銀:1617.60セント(-27.80セント)
パラジウム:762.40ドル(+6.70ドル)
プラチナ:1157.00ドル(-9.30ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1196.90ドル、パラジウムは755.85ドル、為替は1$120円22銭前後の値動きで推移しております。
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