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【金相場】24日のNY金相場は、ドル安要因や地政学リスクを背景に買われるも、株高を意識され売り買いが拮抗。中心限月の8月限は1トロイオンス1225.50(-0.10ドル)と、横ばい圏で取引きを終了。この日の金相場は、米国とイランの対立の深刻化に伴い、地政学リスクへの警戒感から買いが入りやすかったほか、外国為替市場ではドルの軟化を受けて、割安感が生じた金は序盤では堅調に推移した。一方、米国株式市場が堅調になった事や、ドルが買い戻されると、相場は売り買いが交錯。結局、前日終値付近でもみ合いとなり、そのまま横ばい圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、横ばい圏ながら小幅に値を上げ上昇。小売ベースでは1gあたり4,789円(+5円)と、小幅高に振れ7営業日ぶりに反発しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
07/25 4789円 (+5円)
07/24 4784円 (-22円)
07/23 4806円 (-23円)
07/20 4829円 (-25円)
07/19 4854円 (-8円)
07/18 4862円 (-27円)
07/17 4889円 (-33円)
07/13 4837円 (+41円)
07/12 4796円 (+4円)
07/11 4792円 (-20円)
直近10日間の金相場平均価格:4,849円/g
【パラジウム相場】24日のNYパラジウム相場は、ドル安要因や株高を受けて買いが継続し上伸。中心限月の9月限は1トロイオンス908.60ドル(+6.00ドル)と、3営業日続伸して取引きを終了。この日のパラジウムは、堅調地合いとなった前日までの流れを引き継ぎ序盤より買いが先行した。また、外国為替市場ではドルがやや軟調となった事による割安感や、ここ最近の売り過剰感が意識され上げ幅を拡大。相場は一時920ドル超まで値を伸ばす場面もあった。その後、買いが一巡すると、一部で利益確定売りが出た事や、ドルの戻りを受けて、やや上げ幅を縮小するも、米国株の上昇や原油高、プラチナや銅商品の上昇が好感され、そのまま買い優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、前日比変わらずの横ばい。小売では1gあたり3,634円(±0円)と、値動きなしの相場展開となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
07/25 3634円 (±0円)
07/24 3634円 (+87円)
07/23 3547円 (+32円)
07/20 3515円 (-140円)
07/19 3655円 (-33円)
07/18 3688円 (±0円)
07/17 3688円 (-119円)
07/13 3807円 (+54円)
07/12 3753円 (+38円)
07/11 3715円 (-92円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,664円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:20現在の金相場は1トロイオンス1226.95ドル、パラジウムは909.70ドル、為替は1$111円32銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,789円(+5円)、パラジウム3,634円(±0円)、銀62.85円(+0.43円)、プラチナ3,333円(+10円)と、国内貴金属は値動きがなかったパラジウムを除いて上昇。金はNY市場の通常取引きでは横ばい圏で終えるも、時間外取引での伸びを映して小幅高に。横ばいながら小幅に値を上げ7営業日ぶりに反発したほか、銀も値を上げ同様に7営業日ぶりにプラス圏へ。また、プラチナはNY相場の堅調地合いを継いで、国内でも3営業日続伸し13日相場(約1週間半)ぶりの高値となり、パラジウムは値動きなしの横ばい推移となりました。
【24日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1225.50ドル(-0.10ドル)
銀:1552.00セント(+9.50セント)
パラジウム:908.60ドル(+6.00ドル)
プラチナ:835.60ドル(+4.60ドル)
17:40現在の金相場は1トロイオンス1227.90ドル、パラジウムは913.90ドル、為替は1$111円25銭前後の値動きで推移しております。
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