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【金相場】5日のNY金相場は、良好な米国経済指標を背景にドル高の進行やリスクオフムードが一服した事で相場を圧迫され4営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1760.90ドル(-6.70ドル)と、マイナス圏に反転して取引きを終了。この日、米サプライ管理協会(ISM)が発表した9月のサービス業購買担当者景況指数(PMI)は市場予想を上回る良好な結果となった。これを受けて米長期金利が上昇し、対ユーロでのドル高が進行。ドル建て商品である金の割高感を強めた。PMIの発表後に米株価が上げ幅を拡大するなどリスクオフムードが一服し、投資家心理が改善したことも圧迫材料となり、この日は4営業日ぶりにマイナス圏での値動きとなった。
国内の金相場は、為替要因からプラス圏を維持し4営業日続伸。買取ベースでは1gあたり6,892円(+12円)と、連日で直近高値を上抜き、9月16日相場以来およそ3週間ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
10/06 6,892円 (+12円)
10/05 6,880円 (+2円)
10/04 6,878円 (+22円)
10/01 6,856円 (+70円)
09/30 6,786円 (-5円)
09/29 6,791円 (-34円)
09/28 6,825円 (+9円)
09/27 6,816円 (+10円)
09/22 6,806円 (+19円)
09/21 6,787円 (+23円)
10日間の金相場平均価格:6,832円/g
【パラジウム相場】5日のNYパラジウム相場は、良好な米国経済指標や株式相場の上昇、原油相場が約7年ぶりの高値を付けるなど、リスク選好意欲の高まりを背景に買われ反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1899.40ドル(+24.40ドル)と、買い優勢で取引きを終了。この日のパラジウム相場は、前日の下げを受けた買い戻しが入り時間外取引きより高寄りした。また、原油相場が供給逼迫を背景に約7年ぶりの高値を記録したほか、米供給管理協会(ISM)が発表した9月の非製造業総合景況指数が予想外に上昇した事から、投資家心理が改善する中、株式相場が大幅高に振れパラジウムも上げ幅を拡大。相場は一時1900ドルを超え1912ドルまで上伸する場面もあった。途中、長期金利の上昇やドル高進行を受けて上値を抑えられる場面もあったが、この日はリスク資産全般に買いが入りやすい状態となり、そのまま買い優勢で引けた。
国内のパラジウム相場は、買い優勢となったNY相場を映し反発。買取では1gあたり7,442円(+83円)と、プラス圏に反転し堅調推移となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/06 7,442円 (+83円)
10/05 7,359円 (-99円)
10/04 7,458円 (+11円)
10/01 7,447円 (+132円)
09/30 7,315円 (-116円)
09/29 7,431円 (-187円)
09/28 7,618円 (-38円)
09/27 7,656円 (+385円)
09/22 7,271円 (-50円)
09/21 7,321円 (-500円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,432円/g
10:40現在の金相場は1トロイオンス1763.55ドル、パラジウムは1899.80ドル、為替は1$111円63銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金6,996円(+13円)、パラジウム7,694円(+82円)、銀92.40円(+0.44円)、プラチナ3,879円(+4円)と、国内貴金属は海外相場の値動きや為替要因から軒並み値を上げ堅調に推移。金はNY相場では4営業日ぶりに反落し値を下げるも、為替が円安に傾斜した事を受け、国内ではプラス圏を維持し4営業日続伸。連日で直近高値を上抜いて、9月16日相場(7,003円)以来およそ3週間ぶりの高値となったほか、銀もプラス圏に反転し9月17日相場以来およそ3週間ぶりの高値を更新。また、白金族のパラジウム、プラチナもそれぞれ値を上げ反発し、プラス圏での値動きとなりました。
【5日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1760.90ドル(-6.70ドル)
銀:2260.80セント(-3.60セント)
パラジウム:1899.40ドル(+24.40ドル)
プラチナ:959.80ドル(-1.80ドル)
【金相場】週明け4日のNY金相場は、米株価の下落などリスク回避姿勢を背景に安全資産として金が買われ3営業日続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1767.60ドル(+9.20ドル)と、中心終値では9月22日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。取引き序盤は利確売りが出た事で売りが先行し1747ドルまで下落する場面もあった。しかし、米国の債務上限問題への警戒感からリスク回避姿勢が広がり、米国株安が進むと金は買い戻しが入り急反発。外国為替市場ではドルがユーロに対して軟調となった事も支援材料となり、この日もプラス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、堅調地合いを維持した週明けのNY相場を映し3営業日続伸。買取ベースでは1gあたり6,880円(+2円)と、横ばい圏ながら値を伸ばし9月16日相場以来およそ3週間ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
10/05 6,880円 (+2円)
10/04 6,878円 (+22円)
10/01 6,856円 (+70円)
09/30 6,786円 (-5円)
09/29 6,791円 (-34円)
09/28 6,825円 (+9円)
09/27 6,816円 (+10円)
09/22 6,806円 (+19円)
09/21 6,787円 (+23円)
09/17 6,764円 (-130円)
10日間の金相場平均価格:6,819円/g
【パラジウム相場】週明け4日のNYパラジウム相場は、原油高が意識されるも、株安などリスク回避姿勢の高まりを背景に売られ3営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1875.00ドル(-28.70ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日のパラジウム相場は、時間外取引きでは方向感に乏しく小動きな展開となった。その後、日中取引きでは米国政府の債務上限問題がくすぶっていることに加え、4日の米国市場で長期金利の上昇懸念から株安が進み、投資家のリスク回避姿勢が台頭。パラジウムも次第に売りが優勢となりマイナスサイドの相場展開となった。一方、原油の有力産油国による大幅増産の見送り決定を受けて原油相場が急伸し、2014年11月以来約7年ぶりの高値となるなど一段高となった事で、パラジウムも買われる場面もあり下げ幅は限定的となった。
国内のパラジウム相場は、マイナスサイドに反転したNY相場を映し3営業日ぶりに反落。買取では1gあたり7,359円(-99円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/05 7,359円 (-99円)
10/04 7,458円 (+11円)
10/01 7,447円 (+132円)
09/30 7,315円 (-116円)
09/29 7,431円 (-187円)
09/28 7,618円 (-38円)
09/27 7,656円 (+385円)
09/22 7,271円 (-50円)
09/21 7,321円 (-500円)
09/17 7,821円 (+44円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,470円/g
11:50現在の金相場は1トロイオンス1771.80ドル、パラジウムは1895.40ドル、為替は1$111円12銭前後の値動きで推移しております。
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