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2015年10月20日本日の地金相場-金・銀・パラジウム・プラチナ価格

本日の地金は小売ベースで金4,896円(-14円)、パラジウム2,948円(-33円)、銀68.79円(-0.76円)、プラチナ4,302円(+1円)と、国内貴金属は軟調に推移した週明けの海外相場安を映してプラチナを除いて続落。金はNY市場が2日続落した事を映して、国内でも軟調に推移し3日続落。また、銀・パラジウムもそれぞれ値を下げ2営業日続落。一方、プラチナはほぼ横ばいながら小幅に値を伸ばし4日続伸。前日同様に月初来高値を上抜き、先月9日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値継続となりました。

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2015年10月20日週明け19日 海外貴金属相場

【19日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)

金:1172.80ドル(-10.30ドル)

銀:1584.10セント(-27.30セント)

パラジウム:688.10ドル(-11.30ドル)

プラチナ:1014.60ドル(-9.10ドル)

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2015年10月19日18:00現在の金・パラジウム・為替相場

18:00現在の金相場は1トロイオンス1174.70ドル、パラジウムは692.90ドル、為替は1$119円39銭前後の値動きで推移しております。

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2015年10月19日マイナスに転じた週末の海外相場を映して、国内金・パラジウムは共に軟調に推移↓

【金相場】週末16日のNY金相場は、前日におよそ4ヶ月ぶりの高値をつけるなどここ最近の連騰を受けた利益確定売りに押されたほか、週末を前にした持ち高調整から売りが優勢となり反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1183.10ドル(-4.40ドル)と、6営業日ぶりにマイナスに転じて取引きを終了。この日の金相場は、前日におよそ4ヶ月ぶりの高値を上抜くなど、5日続伸していた反動から目先の利益を確定のする動きが活発化し売りが先行した。ただ、その後発表された米の9月鉱工業生産が前月に続きマイナス成長となった事から、外為市場ではドルがユーロに対して軟調に推移。ドル建ての金商品は相対的に買われ相場は一時プラス圏に反転した。しかしその後、10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を大きく上回る上昇となったことで、相場は再び売りが優勢の展開になった。このほか、株式相場が上昇したことや、週末を前にした持ち高調整売りに相場を圧迫されるも、引き続き米の利上げ時期を巡る先行き不透明感に支えられ、下値は限定的となった。

今週5営業日の金相場は、発表される米の経済指標が冴えない内容となったほか、同国の利上げ観測の後退が意識され堅調に推移。週間では16日を除いて全日プラス圏で推移し、15日には6月19日相場以来およそ4ヶ月ぶりの高値をつけた。週末終値(1183.10ドル)では、前週末終値(9日相場1155.90ドル)に対して、1トロイオンス+27.20ドル(+2.3%)と、2週連続プラスで越週。(2週の上げ幅は+46.50ドルと、率では+4%)また、5営業日の平均相場は1124.80ドルとなり、5日間の値動きは以下の通り。

《NY金相場 週間の値動き(10月12日~10月16日)

10/12   1164.50ドル (+8.60ドル)

10/13   1165.40ドル (+0.90ドル)

10/14   1179.80ドル (+14.40ドル)

10/15   1187.50ドル (+7.70ドル)

10/16   1183.10ドル (-4.40ドル)
※前週末9日相場比:1トロイオンス+27.20ドル(+2.3%)

5営業日の金平均価格:1トロイオンス1176.06ドル



国内の金相場はマイナスに転じた週末のNY市場を映して軟調に推移。小売ベースでは1gあたり4,910円(-15円)と、2営業日続落となりました。

《10月現在の金相場価格推移(小売)》

10/19   4910円 (-15円)

10/16   4925円 (-6円)

10/15   4931円 (+44円) ※最高値

10/14   4887円 (+6円)

10/13   4881円 (+91円)

10/09   4790円 (-17円)

10/08   4807円 (-23円)

10/07   4830円 (+39円)

10/06   4791円 (+10円)

10/05   4781円 (+96円)

10/02   4685円 (-6円) ※最安値

10/01   4691円 (-43円)

本日までの10月の金相場平均価格:4,826円/g







【パラジウム相場】週末16日のNYパラジウム相場は、前日までの上昇に対する利益確定売りに押され反落。中心限月の12月限は1トロイオンス699.40ドル(-5.60ドル)と、3営業日ぶりに値を下げて取引きを終了。この日のパラジウムは、前日まで上伸していた反動から、利益確定売りに相場を圧迫され序盤より軟調に推移。また、外為市場ではドルがユーロに対して上昇したことによる割高感に加え、発表された米の9月鉱工業生産指数も冴えない内容となったことも材料視され売りが優勢となった。しかし、売り一巡後は安値拾いの買い戻しや、米の株価上昇、上げ幅を拡大しているプラチナの値動きを眺めた追随買いから、再び上昇に転じる場面もあったが、週末を前にした持ち高調整から上値を抑えられ、結局この日はマイナス圏で取引きを終えた。

今週5営業日のパラジウムは、値を上げた日が2日(14日、15日)、下げた日が3日(12日、13日、16日)と、週前半は先週末9日におよそ4ヶ月ぶり(6月18日相場来)の高値を付けた反動から利益確定売りが広がり軟調に推移したが、14日、15日には安値拾いの買い戻しから相場は再び上昇。週末となったこの日は再び売りが優勢となり反落した。週末終値(16日相場:699.40ドル)では、前週末9日終値(708.15ドル)に対して1トロイオンス-8.75ドル(-1.2%)と、6週間ぶりにマイナスで越週。(前週までの5週の上げ幅は+131.00ドル(+19.2%)また、5営業日の平均相場は1トロイオンス697.05ドルとなり、5日間の値動きは以下の通り。

《NYパラジウム相場 先週の値動き(10月12日~10月16日)》

10/12   694.65ドル  (-13.50ドル)

10/13   685.35ドル  (-9.30ドル)

10/14   700.85ドル  (+15.50ドル)

10/15   705.00ドル  (+4.15ドル)

10/16   699.40ドル  (-5.60ドル)
※前週9日終値比:1トロイオンス-8.75ドル(-1.2%)

5営業日のパラジウム平均価格:1トロイオンス697.05ドル



国内のパラジウムは、売りが優った週末の海外相場を映して反落。小売では1gあたり2,981円(-32円)と、3営業日ぶりに値を下げ、本日はマイナス圏での値動きとなりました。

《10月現在のパラジウム相場価格推移(小売)》

10/19   2981円 (-32円)

10/16   3013円 (+11円)

10/15   3002円 (+49円)

10/14   2953円 (-22円)

10/13   2975円 (-59円)

10/09   3034円 (+42円)

10/08   2992円 (-64円)

10/07   3056円 (+81円) ※最高値

10/06   2975円 (-65円)

10/05   3040円 (+119円)

10/02   2921円 (+92円)

10/01   2829円 (-16円) ※最安値

本日までの10月パラジウム相場平均価格:2,981円/g



現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:45現在の金相場は1トロイオンス1175.60ドル、パラジウムは695.10ドル、為替は1$119円44銭前後の値動きで推移しております。

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