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本日の地金は小売ベースで金5,692円(-6円)、パラジウム6,875円(+83円)、銀68.53円(+0.33円)、プラチナ3,589円(+51円)と、国内貴金属は金を除いて堅調地合いが継続。金はNY相場では小幅続伸したものの、国内では横ばいながらマイナス圏に転じ6営業日ぶりに反落。一方、銀は値を上げ3日続伸し8日相場以来およそ2週間ぶりの高値となったほか、白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれ値を伸ばし上伸。パラジウムは前日同様に急騰したNY相場を映し、国内でも大きく値を上げ続伸。11日相場ぶりの高値となり、プラチナは5営業日続伸しました。
【19日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1474.30ドル(+2.40ドル)
銀:1711.80セント(+11.80セント)
パラジウム:1737.40ドル(+33.00ドル)
プラチナ:912.30ドル(+17.30ドル)
【金相場】週明け18日のNY金相場は、米中協議を巡る不透明感が意識され買い優勢の展開に。中心限月の12月限は1トロイオンス1471.90ドル(+3.40ドル)と、プラス圏に転じて取引きを終了。米中貿易協議で中国側に悲観的なムードがみられるとの一部報道を受けて、米中協議をめぐる楽観的な見方が後退したことから、リスク回避目的として金は買われ上昇した。また、トランプ米大統領が18日、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長とホワイトハウスで会談し、マイナス金利や米中貿易問題などを議論したとツイッターで明らかにしたことも一部買い材料に繋がり、この日はプラス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、プラスサイドに反転したNY相場を映して上伸。買取ベースでは1gあたり5,610円(+4円)と、横ばいながら小幅高となり、5営業日続伸しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
11/19 5610円 (+4円)
11/18 5606円 (+9円)
11/15 5597円 (+1円)
11/14 5596円 (+10円)
11/13 5686円 (+2円)
11/12 5584円 (-19円)
11/11 5603円 (-23円)
11/08 5626円 (-64円)
11/07 5690円 (+10円)
10日間の金相場平均価格:5,618円/g
【パラジウム相場】週明け18日のNYパラジウム相場は、先週末の下げに対する買い戻しが入り急反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1704.40ドル(+21.90ドル)と、再度大台の1700ドル台にのせ、8日相場以来およそ2週間ぶりの高値に戻して取引きを終了。この日のパラジウムは、週末の下げに対する安値拾いが入った事から、序盤より堅調に推移し上昇した。また、米中間協議への進展に不透明間が広がる中、安全資産としての金に買いが入った事につれて、パラジウムも上げ幅を拡大。ドル安の流れも相場を後押しし、大台の1700ドル台に再浮上する展開となった。
国内のパラジウム相場は、買い戻されたNY相場を映して反発。買取では1gあたり6,595円(+50円)と、値を上げプラスサイドに反転する展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
11/19 6595円 (+50円)
11/18 6545円 (-77円)
11/15 6622円 (+88円)
11/14 6534円 (+16円)
11/13 6518円 (+39円)
11/12 6479円 (-259円)
11/11 6738円 (-176円)
11/08 6914円 (+66円)
11/07 6848円 (+44円)
10日間のパラジウム相場平均価格:6,660円/g
12:55現在の金相場は1トロイオンス1474.15ドル、パラジウムは1700.40ドル、為替は1$108円59銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金5,698円(+5円)、パラジウム6,792円(+49円)、銀68.20円(+0.11円)、プラチナ3,538円(+5円)と、週明けのNY相場高を映して、国内貴金属は軒並み値を上げ堅調に推移。金はリスクオフの流れから週明けのNY相場が上昇した事を受け、国内でもジリ高の展開となり5営業日続伸。また、銀も前日と同額を値上げ続伸したほか、白金族のパラジウム・プラチナも共に値を上げ上昇。パラジウムは押し目を買われたNY相場を映し、国内でもプラス圏に転じ反発。プラチナは横ばいながら堅調地合いを維持し4日続伸となりました。
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