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18:00現在の金相場は1トロイオンス1285.40ドル、パラジウムは541.85ドル、為替は1$104円28銭前後の値動きで推移しております。
明日土曜日は当社定休日の為、休業となります。週明けの相場動向にご注視下さい。
【金相場】16日のNY金相場は、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて、米国での低金利が長引き金市場への資金流入が進むとの見方や、世界経済の先行き不安の高まりを背景に買いが継続。中心限月の8月限は1トロイオンス1298.40ドル(+10.10ドル)と、直近では最長の7営業日続伸し、中心終値では2015年1月22日相場以来およそ1年5ヶ月ぶりの高値を付けて取引きを終了。前日引け後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、全体的にハト派的な内容となるなど、改めて利上げに対して慎重な見方が強まっていることが確認された事から、金相場は発表直後に急伸し節目の1300ドル圏内まで上げ幅を拡大。この日も序盤より買いが先行し堅調な動きとなった。また、英国のEU離脱懸念が強まり、世界経済の先行き不透明感が深まる状況に、株安が広がり、安全資産としての逃避需要から金買いが活発化。午前中には一時1318.90ドルと、2014年8月14日以来およそ1年10ヶ月ぶりの高値を付けた。 ただ、その後は利益確定の売りなどが出た上、米国株式相場がプラス圏に浮上するなどリスク投資意欲が若干回復したほか、ドル高に押される場面では金相場も上値を抑えられ、引けにかけて上げ幅を縮小する展開となった。
国内の金相場は、NY市場では買い優勢で推移したものの、円高の進行や、引け後に進んだ利益確定売りによる海外相場安を受けて大幅反落。小売ベースでは1gあたり4,700円(-89円)と、前日に付けたおよそ3週間ぶりの高値から後退し、先週8日以来およそ1週間ぶりの安値に戻すなど上昇が一服する展開となりました。
《本日までの6月の金相場価格推移(小売)》
06/17 4700円 (-89円)
06/16 4789円 (+23円)
06/15 4766円 (-7円)
06/14 4773円 (±0円)
06/13 4773円 (+25円)
06/10 4748円 (+19円)
06/09 4729円 (+58円)
06/08 4671円 (-18円)
06/07 4689円 (+8円)
06/06 4681円 (+48円)
06/03 4633円 (-26円)
06/02 4659円 (-67円)
06/01 4726円 (+12円)
6月現在の金相場平均価格:4,718円/g
【パラジウム相場】16日のNYパラジウム相場は、世界経済への先行き不安が広がる中、FOMC結果を背景に値を上げた金・プラチナに追随したほか、前日までの売り過剰感からこの日は買いが優勢となり上昇。中心限月の9月限は1トロイオンス534.95ドル(+2.40ドル)と、6営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日は、ハト派的な内容となった米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を受けて、堅調に推移している金やプラチナの値動きを眺めてパラジウムも買いが先行。また、前日までの売り過剰感による安値拾いもあって、一時542ドルまで値を伸ばす場面もあった。その後は、依然として英国のEU離脱懸念が意識されたほか、世界経済の先行き不安や、原油安が重しとなり一時売り優勢に反転するも、米国株がプラス圏に浮上した事で投資家心理がやや回復した事が相場の支えとなり、この日は6営業日ぶりに反発して取引きを終えた。
国内のパラジウムは、海外相場では6営業日ぶりに反発しプラスに転じたものの、円高要因から国内では小幅に値を下げ軟調に推移。小売では1gあたり2,052円(-5円)と、売り地合いが継続し、他貴金属同様マイナス推移となりました。
《本日までの6月のパラジウム相場価格推移(小売)》
06/17 2052円 (-5円)
06/16 2057円 (±0円)
06/15 2057円 (-43円)
06/14 2100円 (-6円)
06/13 2106円 (-54円)
06/10 2160円 (-21円)
06/09 2181円 (+27円)
06/08 2154円 (-27円)
06/07 2181円 (+27円)
06/06 2154円 (+38円)
06/03 2116円 (-54円)
06/02 2170円 (-38円)
06/01 2208円 (+16円)
6月現在のパラジウム相場平均価格:2,130円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:55現在の金相場は1トロイオンス1281.70ドル、パラジウムは541.55ドル、為替は1$104円53銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,700円(-89円)、パラジウム2,052円(-5円)、銀65.88円(-1.51円)、プラチナ3,655円(-49円)と、ハト派的な内容となったFOMC声明を受けて海外相場では堅調な動きとなったものの、円高の進行などを背景に国内貴金属は総じて軟調に推移。金はNY相場では7営業日続伸し、およそ1年5ヶ月ぶりの高値を付けるなど急伸した一方、円高の進行や引け後に進んだ利益確定売りを受けて国内では大きく値を下げ反落。前日に付けたおよそ3週間ぶりの高値から後退し、先週8日以来およそ1週間ぶりの安値に戻すなど上昇が一服。また、銀・プラチナも反落し、パラジウムも値を落とすなど本日は揃ってマイナス推移となりました。
【16日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1298.40ドル(+10.10ドル)
銀:1760.70セント(+10.40セント)
パラジウム:534.95ドル(+2.40ドル)
プラチナ:978.30ドル(+3.50ドル)
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