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2015年08月27日26日 海外貴金属相場

【26日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)

金:1124.60ドル(-13.70ドル)

銀:1404.10セント(-56.90セント)

パラジウム:529.65ドル(-10.45ドル)

プラチナ:980.20ドル(+3.50ドル)

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2015年08月26日18:10現在の金・パラジウム・為替相場

18:10現在の金相場は1トロイオンス1138.70ドル、パラジウムは538.25ドル、為替は1$119円47銭前後の値動きで推移しております。

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2015年08月26日軟調に推移したNY市場を映して、国内貴金属は総じて続落↓パラジウムは価格水準を切り下げ一段安へ。

【金相場】25日のNY金相場は、中国の追加金融緩和や、良好な内容となった米の経済指標を受けたドル高に相場を圧迫され続落。中心限月の12月限は1138.30ドル(-15.30ドル)と、2営業日続落し、先週19日相場以来およそ1週間ぶりの安値に戻して取引きを終了。序盤の金相場は、25日の中国株が引き続き8%近く下落するなど弱気で推移した事による警戒感から買いを集め小高く推移した。一方で、最近の株価急落による混乱から、中国人民銀行(中央銀行)は、政策金利と預金準備率の引き下げを発表。これを受けて、投資家らの過度なリスク回避姿勢が後退し、米欧の株式相場が大幅に上昇。相対的に安全資産とされる金は売りに反転した。また、発表された米の経済指標(8月消費者信頼感指数)が、前月値・市場予想を共に大きく上回り良好な内容となった事から、外為市場ではドルが主要通貨に対して上昇し、割高感からも相場を圧迫され下げ幅を拡大した。途中、堅調に推移した原油相場を好感されたほか、引けにかけて米の株価が失速し再びマイナス圏に転じた事から、金に資金流入があり下げ幅を縮小するも、結局この日は売りが優勢で取引きを終えた。

国内の金相場は売りが優ったNY市場を映して続落。小売ベースでは1gあたり4,770円(-42円)と3日続落し、前日相場同様に10日相場以来およそ2週間ぶりの安値水準で推移となりました。

《本日までの8月の金相場価格推移(小売)》

08/26   4770円 (-42円)

08/25   4812円 (-127円)

08/24   4939円 (-47円)

08/21   4986円 (+63円) ※最高値

08/20   4923円 (+54円)

08/19   4869円 (-10円)

08/18   4879円 (+11円)

08/17   4868円 (+4円)

08/12   4864円 (+42円)

08/11   4822円 (+73円)

08/10   4749円 (-13円)

08/07   4762円 (+18円)

08/06   4744円 (+3円)

08/05   4741円 (+24円)

08/04   4717円 (-42円) ※最安値

08/03   4759円 (+20円)

8月現在の金相場平均価格:4,825円/g





【パラジウム相場】25日のNYパラジウム相場は、引き続き中国経済への先行き不安や、ドル高に相場を圧迫され大幅続落。中心限月の9月限は1トロイオンス540.10ドル(-34.95ドル)と、3営業日続落し、中心終値では2010年9月21日相場以来およそ4年11ヶ月ぶりの安値水準で取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが優勢となった前日までの流れを引き継ぎ序盤より軟調に推移した。また、この日も中国株価が8%近く急落した事に対する警戒感から、同国経済への先行き不安が強まり売りが加速したほか、発表された米の経済指標が良好な内容となった事によるドル高が相場を圧迫し、下げ幅を拡大した。一方で、一連の株安を受けた混乱から、中国人民銀行が政策金利と預金準備率の引き下げを発表したことを受け、米欧の株式相場が大幅に上昇。また、堅調に推移している原油相場や、プラチナが上昇したのを眺めて、パラジウムも一時的に買い戻される場面もあったが、引けにかけて失速した米の株価が重しとなり、結局この日も弱地合いの値動きとなった。
ここ最近のパラジウムは、ギリシャ問題の後に、中国の景気減速が強く意識されはじめた事を背景に、需給バランスの観点から弱地合いで推移。また、中国不安が緩和された後は、今後は米の利上げ時期に市場の関心が移行するとの見方から、ドル高要因に相場を圧迫される可能性もあり、当面は値動きが荒くなる展開が続く模様。

国内のパラジウムは引き続き弱地合いで推移したNY市場を映して大幅続落。小売では1gあたり2,338円(-130円)と、3日連日大きく値を下げ一段安に。前日に続いて直近安値を下抜き、2013年6月末相場以来およそ2年2ヵ月ぶりの安値へと価格水準を切り下げる展開となりました。

《本日までの8月のパラジウム相場価格推移(小売)》

08/26   2338円 (-130円) ※最安値

08/25   2468円 (-194円)

08/24   2662円 (-119円)

08/21   2781円 (+38円)

08/20   2743円 (+43円)

08/19   2700円 (-70円)

08/18   2770円 (-16円)

08/17   2786円 (+32円) ※最高値

08/12   2754円 (±0円)

08/11   2754円 (+54円)

08/10   2700円 (-27円)

08/07   2727円 (+27円)

08/06   2700円 (-5円)

08/05   2705円 (+16円)

08/04   2689円 (-76円)

08/03   2765円 (-32円)

8月現在のパラジウム相場平均価格:2,714円/g



現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1138.60ドル、パラジウムは538.10ドル、為替は1$119円07銭前後の値動きで推移しております。

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2015年08月26日地金流通協会発表-金・銀・パラジウム・プラチナ相場

本日の地金は小売ベースで金4,770円(-42円)、パラジウム2,338円(-130円)、銀63.93円(-0.43円)、プラチナ4,154円(-12円)と、国内貴金属は引き続き軟調に推移した海外相場安を映して軒並み続落。金・銀・パラジウム・プラチナはそれぞれ3日続落し、金は前日同様に10日相場以来およそ2週間ぶりの安値に沈下。また、中国不安を背景に今後の需要後退が再び意識された事から、パラジウムは引き続き大幅安となり調整地合いに。前日に続いて直近安値を下抜き、2013年6月27日相場(2037円/g)以来およそ2年2ヵ月ぶりの安値へと価格水準を切り下げました。このほか、銀・プラチナも小安く推移しそれぞれ最近の安値圏で推移しております。

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