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毎日の地金や貴金属などの相場動向、世界情勢やマーケット市況などをご紹介。

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2016年03月31日本日の地金価格-金・銀・パラジウム・プラチナ相場

本日の地金は小売ベースで金4,827円(-60円)、パラジウム2,300円(-49円)、銀62.64円(-0.54円)、プラチナ3,868円(-10円)と、国内貴金属は利益確定売りに押された海外相場を映して総じて反落。金は前日までの連騰が一服し、3営業日ぶりにマイナスに転じたほか、銀も軟調に推移し5営業日ぶりに反落。また、本日は白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれ値を下げ、パラジウムは8日相場ぶりの安値に値を戻す展開となりました。

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2016年03月31日30日 海外貴金属相場

【30日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)

金:1228.60ドル(-8.90ドル)

銀:1521.10セント(-2.20セント)

パラジウム:566.35ドル(-6.85ドル)

プラチナ:966.20ドル(-0.80ドル)

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2016年03月30日18:20現在の金・パラジウム・為替相場

18:20現在の金相場は1トロイオンス1240.55ドル、パラジウムは577.90ドル、為替は1$112円23銭前後の値動きで推移しております。

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2016年03月30日堅調地合いとなったNY相場を映して、国内貴金属は総じて上昇↑

【金相場】29日のNY金相場は、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の追加利上げに慎重な発言を受けた買いに支えられ、4営業日ぶりに反発。中心限月の4月限は1トロイオンス1235.80ドル(+15.70ドル)と、ここ最近の弱基調が一服し、中心終値では22日相場以来およそ1週間ぶりの高値を付けて取引きを終了。この日の金相場は、序盤は方向感に乏しく売り買いが交錯する中、小動きな展開となった。その後、需給の緩みから引き続き原油相場が軟調に推移した事や、続く米国株価が下落スタートしたことから、金は安全資産としての買いが先行した。その後、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が講演で、追加利上げについて「慎重に進めるのが適切と考える」と言明したことから、外為市場でドル売り・ユーロ買いが加速。ドル建てで取引される金塊に割安感が生じ、相場はいったん1238ドル付近に押し上げられた後、さらに上値を追う展開となり一時1240.30ドルまで上昇する場面もあった。その後は、ドル安の一服や、利益確定売りが見られた事でやや上げ幅を縮小するも、4月利上げの可能性に対する警戒感の後退が支えとなり、そのままプラス圏で取引きを終えた。

国内の金相場は、プラスに転じたNY相場を映して堅調に推移。小売ベースでは1gあたり4,887円(+34円)と、先週までの弱地合いから持ち直し、前日相場同様23日相場以来(およそ1週間ぶり)の高値継続となりました。

《3月現在の金相場価格推移(小売)》

03/30   4887円 (+34円)

03/29   4853円 (+45円)

03/28   4808円 (-19円) 高値

03/25   4827円 (+3円)

03/24   4824円 (-85円)

03/23   4909円 (+16円)

03/22   4893円 (-16円)

03/18   4909円 (-75円)

03/17   4984円 (+97円)

03/16   4887円 (-38円)

03/15   4925円 (-71円)

03/14   4996円 (-31円)

03/11   5027円 (+51円) 安値

03/10   4976円 (+4円)

03/09   4972円 (-52円)

03/08   5024円 (+2円)

03/07   5022円 (+11円)

03/04   5011円 (+75円)

03/03   4936円 (+29円)

03/02   4907円 (+18円)

03/01   4889円 (+22円)

3月現在までの金相場平均価格:4,927円/g


【パラジウム相場】29日のNYパラジウム相場は、原油安や中国株の下落が意識され売りが出た一方で、FRBイエレン議長のハト派的な発言を受けたドル安の流れや、他貴金属の急伸につられ反発。中心限月の6月限は1トロイオンス573.20ドル(+6.20ドル)と、4営業日ぶりに買いが優勢となった。この日のパラジウムは、中国株の下落や、原油安が重しとなり、売りが進んだ前日までの弱基調を引き継ぎ序盤は軟調に推移した。その後、米国株価が下落スタートした事で相場は一段と圧迫され、一時この日の安値555.40ドルまで値を下げる場面もあった。しかし、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の追加利上げに慎重な発言を受け、外為市場ではドルがユーロに対して急落。ドル建てのパラジウムは他貴金属同様に割安感から買い戻されたほか、金やプラチナの上げ幅拡大、米国株価がプラスに転じた事が支援材料となり、パラジウムも買いが強まり、相場は前日終値を抜いてプラス圏に浮上した。その後は、ドル安の一服や、原油相場の値動きを眺めて小動きな展開となったが、ここ最近の弱基調に対する安値拾いや、堅調に推移した他貴金属の値動きが好感され、そのままプラス圏を維持して取引きを終えた。

国内のパラジウムは、買い戻された海外相場高を映して反発。小売では1gあたり2,349円(+17円)と、5営業日ぶりにプラスに転じ、ここ最近の弱基調が一服する展開となりました。

《3月現在のパラジウム相場価格推移(小売)》

03/30   2349円 (+17円)

03/29   2332円 (-22円)

03/28   2354円 (±0円)

03/25   2354円 (-27円)

03/24   2381円 (-70円)

03/23   2451円 (+16円) 高値

03/22   2435円 (+54円)

03/18   2381円 (+5円)

03/17   2376円 (+49円)

03/16   2327円 (-11円)

03/15   2176円 (-16円)

03/14   2354円 (+11円)

03/11   2343円 (+27円)

03/10   2316円 (+32円)

03/09   2284円 (-81円)

03/08   2365円 (+60円)

03/07   2305円 (+81円)

03/04   2224円 (+86円)

03/03   2138円 (+5円)

03/02   2133円 (+103円)

03/01   2030円 (+5円) 安値

3月現在までのパラジウム相場平均価格:2313円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:25現在の金相場は1トロイオンス1237.10ドル、パラジウムは577.25ドル、為替は1$112円50銭前後の値動きで推移しております。

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