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【金相場】【金相場】7日のNY金相場は、値頃感が意識された事などから買いが入り小反発。中心限月の8月限は1トロイオンス1739.70ドル(+3.20ドル)と、買い優勢で取引きを終了。米連邦準備制度理事会(FRB)は6日、先月開催された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要項を公表。高インフレ抑制のため、約27年ぶりに2次会合連続で0.75%の大幅利上げに踏み切る可能性を示す内容だった。景気悪化への懸念が強まる中、リスク回避的な動きから金の買いが入りやすかったほか、前日まで7営業日連続で下げてきたことから、反動で安値拾いの買いも入り、この日は小幅高で取引きを終えた。
国内の金相場は、NY相場の値動きを映し小反発。買取ベースでは1gあたり8,323円(+9円)と、小幅に値を上げ3営業日ぶりに反発しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
07/08 8,323円 (+9円)
07/07 8,314円 (-130円)
07/06 8,444円 (-199円)
07/05 8,643円 (+49円)
07/04 8,594円 (-44円)
07/01 8,638円 (-102円)
06/30 8,740円 (+31円)
06/29 8,709円 (+24円)
06/28 8,685円 (+10円)
06/27 8,675円 (+16円)
10日間の金相場平均価格:8,577円/g
【パラジウム相場】7日のNYパラジウム相場は、投資家のリスク選好意欲の高まりや、値頃感が意識された調整買いなどが旺盛となり急反発。中心限月の9月限は1トロイオンス1993.40ドル(+97.10ドル)と、大台の2000ドル圏内まで急騰し、終値では6月6日相場(1996.10ドル)以来およそ1ヵ月ぶりの高値で取引きを終了。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事がリセッション懸念は「行き過ぎ」とと見方を示し、投資家のリスク志向が向上。加えて、中国の約30兆円規模の景気対策検討も追い風となり株式相場が堅調となったほか、需給逼迫観測から原油が買われた事も好材料となり、パラジウムは買いが殺到。相場は大台の2000ドルを突破し、一時2007ドルまで上伸するなど一段高となった。
国内のパラジウム相場は、急騰したNY相場を映して3日続伸と上げ幅を拡大。買取では1gあたり9,466円(+281円)と、月初来高値を付け、6月30日相場(9,471円)以来およそ1週間ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/08 9,466円 (+281円)
07/07 9,185円 (+11円)
07/06 9,174円 (+27円)
07/05 9,147円 (-44円)
07/04 9,191円 (+22円)
07/01 9,169円 (-302円)
06/30 9,471円 (+500円)
06/29 8,971円 (+94円)
06/28 8,877円 (+17円)
06/27 8,894円 (+165円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,155円/g
13:40現在の金相場は1トロイオンス1749.70ドル、パラジウムは1992.55ドル、為替は1$135円63銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金8,432円(+9円)、パラジウム9,905円(+280円)、銀95.48円(±0円)、プラチナ4,369円(+109円)と、国内貴金属は値動きが無かった銀を除いて堅調に推移。金は小幅高に振れたNY相場を映し、国内でもプラス圏に転じ小反発したほか、白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれ大幅高で推移し一段高に。パラジウムは3日続伸し、月初来高値を更新。6月30日相場(9,471円)以来およそ1週間ぶりの高値となり、同日ぶりに9,400円台に浮上しました。
【7日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1739.70ドル(+3.20ドル)
銀:1918.80セント(+2.90セント)
パラジウム:1993.40ドル(+97.10ドル)
プラチナ:865.80ドル(+24.90ドル)
本日の地金は小売ベースで金8,423円(-130円)、パラジウム9,625円(+11円)、銀95.48円(+0.11円)、プラチナ4,260円(-54円)と、国内貴金属はまちまちな展開に。金は軟調となったNY相場を映し、国内でもマイナス圏で推移し続落したほか、プラチナも値を下げ続落。一方、銀とパラジウムはプラス圏で推移し銀は反発、パラジウムは続伸となりました。
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