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毎日の地金や貴金属などの相場動向、世界情勢やマーケット市況などをご紹介。

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2016年02月17日連休明けのNY市場を映して、国内貴金属は総じて軟調に推移↓

【金相場】連休明け16日のNY金相場は、世界的な株高やドル高を映し、リスク回避ムードが一服した事を受けて続落。中心限月の4月限は1トロイオンス1208.20ドル(-31.20ドル)と、大きく値を下げて取引きを終了。ここ最近の大幅高を受けて、金は利益確定売りが出やすかった事から時間外取引より売りが進み軟調に推移した。また、アジアをはじめ、米欧でも株価が上昇し、市場の逃避ムードがやや緩和したほか、外為市場ではドル高に振れた事から割高感に相場を圧迫され下げ幅を拡大した。途中、サウジアラビアなど主要4産油国が生産量凍結で合意したと伝わると、協調減産を期待していた原油相場は一転して急落。市場心理が一時的に弱まったほか、発表された米の経済指標(2月NY連銀製造業景況指数)が冴えない内容となった事も材料視され金は再び買い戻された。ただ、その後も米国株価が上げ幅を拡大した事や、外為市場ではドル高・ユーロ安に傾斜している事も要因となり、この日は売りが優勢となった。中心4月限の値動きは、高値1236.3ドル、安値1191.50ドル、終値1208.20ドル。

国内の金相場は、利益確定売りに押された連休明けの海外相場安を映して軟調に推移。小売ベースでは1gあたり4,803円(-40円)と、2日続落となりました。

《2月現在の金相場価格推移(小売)》

02/17   4803円 (-40円)

02/16   4843円 (-58円)

02/15   4901円 (+29円) ※最高値

02/12   4872円 (+77円)

02/10   4795円 (-25円)

02/09   4820円 (+33円)

02/08   4787円 (+59円)

02/05   4728円 (-1円) ※最安値

02/04   4729円 (-3円)

02/03   4732円 (-51円)

02/02   4783円 (+35円)

02/01   4748円 (+108円)

2月現在の金相場平均価格:4,795円/g




【パラジウム相場】連休明け16日のNYパラジウム相場は、世界的に株価が上昇するなどリスクオフの流れが一服した一方で、売りが優った他貴金属の値動きや、ドル高、利益確定売りに押され反落。中心限月の3月限は1トロイオンス509.60ドル(-17.40ドル)と、マイナスに転じて取引きを終了。ここ最近の上昇を受けて利益確定売りが出たほか、金やプラチナが値を下げていた事を眺めて、時間外取引よりパラジウムも売りが進み軟調に推移。また、外為市場ではドルがユーロに対して上振れた事も割高感につながったほか、発表された2月NY連銀製造業景況指数が低調な内容となった事も圧迫要因となった。一方、中国株価が上昇した事に続いて、米欧でも株価が堅調地合いとなるなど過度なリスク回避姿勢が一服した事が好感され下げ止まる展開に。午後に入り米国株価の上昇が加速した事から安値からやや戻すも、この日は全体的に売りが優勢の展開となった。中心3月限の値動きは、高値524.75ドル、安値506.20ドル、終値509.60ドル。

国内のパラジウムは、売りが優った連休明けの海外相場安を映して軟調に推移。小売では1gあたり2,133円(-16円)と、小幅ながら値を下げ2日続落しました。

《2月現在のパラジウム相場価格推移(小売)》

02/17   2133円 (-16円) ※最安値

02/16   2149円 (-5円)

02/15   2154円 (+16円)

02/12   2138円 (-43円)

02/10   2181円 (+5円)

02/09   2176円 (+33円)

02/08   2143円 (-49円)

02/05   2192円 (-16円)

02/04   2208円 (+43円)

02/03   2165円 (-65円)

02/02   2230円 (+11円) ※最高値

02/01   2219円 (+65円)

2月現在のパラジウム相場平均価格:2174円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:30現在の金相場は1トロイオンス1207.45ドル、パラジウムは512.80ドル、為替は1$113円91銭前後の値動きで推移しております。

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2016年02月17日本日の地金相場-金・銀・パラジウム・プラチナ価格

本日の地金は小売ベースで金4,803円(-40円)、パラジウム2,133円(-16円)、銀63.39円(-0.65円)、プラチナ3,792円(-35円)と、国内貴金属は連休明けの海外相場の値動きや、利益確定売りに押され総じて売り地合いが継続。金は最近の大幅高に対する反動もあって下げ幅が大きかったほか、銀・パラジウム・プラチナも軟調に推移し、それぞれ2営業日続落となりました。

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2016年02月17日連休明け16日 海外貴金属相場

【16日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)

金:1208.20ドル(-31.20ドル)

銀:1533.40セント(-45.60セント)

パラジウム:509.60ドル(-17.40ドル)

プラチナ:937.30ドル(-20.80ドル)

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2016年02月16日18:00現在の金・パラジウム・為替相場

18:00現在の金相場は1トロイオンス1206.80ドル、パラジウムは512.65ドル、為替は1$114円02銭前後の値動きで推移しております。

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