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2019年11月27日国内貴金属は軒並み値を上げ上昇↑金は4営業日ぶりに反発し、パラジウムは一段高に。

【金相場】26日のNY金相場は、米中貿易協議の行方に不透明感がくすぶる中、安値拾いの買いなどに支えられ反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1460.30ドル(+3.40ドル)と、プラス圏に転じて取引きを終了。中国商務省はこの日、米中が閣僚級電話会談を行い、貿易協議の「第1段階の合意」をめぐり重要問題の解決で共通認識に達したと発表。今後は残る課題について意思疎通を続けると説明した。コンウェイ米大統領顧問も、対中合意が「非常に近い」と発言した。協議に一定の前進があった可能性もあるが、不透明感もくすぶり安全資産としての金が買われた。このほか、安値拾いの買いが入りやすかった事や、発表された米国経済指標(11月消費者信頼感指数・11月リッチモンド連銀製造業指数)が冴えない内容となった事で、ドル安進行による割安感が意識され、この日は買い優勢で取引きを終えた。

国内の金相場は、買い優勢に転じたNY相場を映し上昇。買取ベースでは1gあたり5,597円(+28円)と、4営業日ぶりに反発しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

11/27  5597円 (+28円)

11/26  5569円 (-8円)

11/25  5577円 (-3円)

11/22  5580円 (-26円)

11/21  5606円 +1円)

11/20  5605円 (-5円)

11/19  5610円 (+4円)

11/18  5606円 (+9円)

11/15  5597円 (+1円)

11/14  5596円 (+10円)

10日間の金相場平均価格:5,594円/g


【パラジウム相場】26日のNYパラジウム相場は、ドル安要因や株高などを背景に強気基調を維持し歴代最高値水準に浮上。中心限月の12月限は1トロイオンス1782.30ドル(+10.90ドル)と、月初来高値を上抜いて、史上最高値を記録した10月30日相場(1792.10ドル)以来およそ1ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウムは、このところの急騰を受け利確目的の売りが先行した事から、時間外取引では安寄りした。しかし、米中貿易協議の過度な警戒感が緩和している事や、米国株が連日で史上最高値を更新するなど堅調となった事が追い風となり、パラジウムも買い戻しが台頭。相場はプラス圏に浮上し買い優勢に反転した。その後、発表された米国経済指標が低調な結果となったが、ドル安要因や他貴金属の上昇、テクニカルな買いが入り、結局一段高で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、強気な展開が継続したNY相場を映し上げ幅を拡大。買取では1gあたり6,897円(+44円)と、3営業日続伸し、8日相場以来およそ3週間ぶりの高値となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

11/27  6897円 (+44円)

11/26  6853円 (+99円)

11/25  6754円 (+66円)

11/22  6688円 (-17円)

11/21  6705円 (+28円)

11/20  6677円 (+82円)

11/19  6595円 (+50円)

11/18  6545円 (-77円)

11/15  6622円 (+88円)

11/14  6534円 (+16円)

10日間のパラジウム相場平均価格:6,687円/g


13:30現在の金相場は1トロイオンス1461.80ドル、パラジウムは1784.15ドル、為替は1$109円12銭前後の値動きで推移しております。

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2019年11月27日本日の地金相場-金・銀・パラジウム・プラチナ価格

本日の地金は小売ベースで金5,684円(+28円)、パラジウム7,095円(+44円)、銀68.64円(+0.88円)、プラチナ3,609円(+45円)と、国内貴金属は軒並み値を上げ堅調に推移。金はNY相場が買い戻された事を映し、国内でもプラス圏に反転し4営業日ぶりに反発したほか、銀も同様に4営業日ぶりに反発し前日までの下げを埋める展開に。また、白金族のパラジウム・プラチナもに堅調地合いを推移し上げ幅を拡大。パラジウムは歴代最高値水準に浮上したNY相場高を受け、国内でも強気基調を継続し3日続伸。8日相場以来およそ3週間ぶりの高値となりました。

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2019年11月27日26日 海外貴金属相場

【26日】NY貴金属相場(中心限月終値)

金:1460.30ドル(+3.40ドル)

銀:1704.50セント(+15.90セント)

パラジウム:1782.30ドル(+10.90ドル)

プラチナ:911.70ドル(+11.30ドル)

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2019年11月26日国内金相場は横ばいながら小幅安に振れた一方、パラジウムは上げ幅を拡大し一段高へ↑

【金相場】週明け25日のNY金相場は、米中協議や香港情勢の改善期待で安全志向の買いが後退しマイナス圏へ。中心限月の12月限は1トロイオンス1456.90ドル(-6.70ドル)と、売り優勢で取引きを終了。香港で予定通り区議会議員選挙の投票が実施され、民主派が圧勝した事で情勢改善への期待感が高まったほか、オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は23日、米中両国が年内に貿易協議「第1段階」の最終合意に至る可能性は依然としてあるとの見解を表明。また、中国政府が24日、知的財産権の侵害に対する罰則を強化する方針を示したことで、米国側が望む構造問題の解決に向けた前進があったとの楽観ムードも広がった。さらに、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は25日、同国政府に近い専門家の話として、「第1段階」の合意署名は「非常に近い」と報道。最終合意の障害になっている制裁関税の撤回についても合意したと伝えた。これらが安全資産とされる金商品を圧迫し、相場は朝方にかけてジリ安で推移。午前中には、香港人権問題をめぐる米中の対立などを警戒して下げ幅を縮小する場面もあったものの、この日は売りが優勢の展開ろなった。

国内の金相場は、売り優勢となったNY相場を映して小幅安に。買取ベースでは1gあたり5,569円(-8円)と、横ばいながらマイナス圏で推移し3日続落しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

11/12  5569円 (-8円)

11/25  5577円 (-3円)

11/22  5580円 (-26円)

11/21  5606円 +1円)

11/20  5605円 (-5円)

11/19  5610円 (+4円)

11/18  5606円 (+9円)

11/15  5597円 (+1円)

11/14  5596円 (+10円)

11/13  5686円 (+2円)

10日間の金相場平均価格:5,593円/g


【パラジウム相場】週明け25日のNYパラジウム相場は、株高などリスク選好意欲の高まりから買いが膨らみ急伸。中心限月の12月限月は1トロイオンス1771.40ドル(+28.00ドル)と、7日相場以来およそ3週間ぶりの高値で取引きを終了。米中貿易協議の部分合意への期待感や、香港で予定通り区議会議員選挙の投票が実施され、民主派が圧勝したことを受けて、投資家のリスク選好意欲が改善。株高が進む中、パラジウムも買いが入り序盤より上昇した。また、米中貿易協議で焦点の知的財産権の保護で、中国が譲歩したと伝わった事から、米国株が買われると、パラジウムも上げ幅を拡大。テクニカルな買いも巻き込み相場は一時1785ドル超と、一段高となった。その後、ドル高や一部で利確売りが出た事で、やや上値を重くする場面もあったが、米国株が史上最高値を更新するなど投資家心理の改善から引き続き堅調地合いを維持し、そのまま高値圏で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、一段高となった週明けのNY相場を映して急伸。買取では1gあたり6,853円(+99円)と、6,800円台に浮上し、8日相場以来およそ3週間ぶりの高値となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

11/12  6853円 (+99円)

11/25  6754円 (+66円)

11/22  6688円 (-17円)

11/21  6705円 (+28円)

11/20  6677円 (+82円)

11/19  6595円 (+50円)

11/18  6545円 (-77円)

11/15  6622円 (+88円)

11/14  6534円 (+16円)

11/13  6518円 (+39円)

10日間のパラジウム相場平均価格:6,649円/g


12:20現在の金相場は1トロイオンス1456.95ドル、パラジウムは1779.25ドル、為替は1$109円01銭前後の値動きで推移しております。

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