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【金相場】24日のNY金相場は、クリスマスを控えて薄商いとなる中、持ち高調整目的の買いなどが入り続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1504.80ドル(+16.10ドル)と、1500ドル台に浮上し、11月4日相場以来およそ7週間ぶりの高値で取引きを終了。クリスマスに伴って休暇を取る市場参加者が多く、この日は全体的に薄商いとなる中、相場が1500ドルの心理的な節目を越え、テクニカル面からも強気な見方が強まった。また、外国為替市場では、午後にかけてドルが対ユーロで下落。ドル建てで取引される金商品の割安感に繋がったほか、北朝鮮と米国の外交関係悪化も金の支援材料となった。北朝鮮は非核化をめぐる米国との交渉に関し、一方的に期限を年末に定め、強硬姿勢を強めている。北朝鮮が「クリスマスプレゼント」と称した挑発について、米太平洋空軍のブラウン司令官は「何らかの長距離弾道ミサイルと予想している」と述べるなど一時緊迫化した事も、金を買う動きに繋がった。
国内の金相場は、上げ幅を拡大したNY相場を映して一代高値を更新。買取ベースでは1gあたり5,748円(+51円)と、11月5日(5,741円)に付けた歴代高値を上抜き、史上最高値を記録しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
12/25 5748円 (+51円)
12/24 5697円 (+25円)
12/23 5672円 (+2円)
12/20 5670円 (±0円)
12/19 5670円 (±0円)
12/18 5670円 (-1円)
12/17 5671円 (+13円)
12/16 5658円 (+34円)
12/13 5624円 (+4円)
12/12 5620円 (+30円)
10日間の金相場平均価格:5,670円/g
【パラジウム相場】24日のNYパラジウム相場は、売り買いが交錯するも、他貴金属の連れ高となり上昇。中心限月の3月限は1トロイオンス1851.80ドル(+2.80ドル)と、買い優勢で取引きを終了。前日の大幅高に連れて、この日のパラジウムは時間外取引より買いが先行した。ただ、クリスマス前日で市場参加者が少なく全体的には薄商い。日中取引きではポジション調整から一部で利確売りも見られたが、ドル安要因や、金など他貴金属の上昇、米中合意が世界経済の改善につながるとの見方から押し目買いが入り、結局プラス圏で引けた。
国内のパラジウム相場は、買い優勢となったNY相場を映して堅調地合いが継続。買取では1gあたり7,260円(+71円)と、上げ幅を拡大し、7,200円台に浮上しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
12/25 7260円 (+71円)
12/24 7189円 (+83円)
12/23 7106円 (-336円)
12/20 7442円 (+39円)
12/19 7403円 (-61円)
12/18 7464円 (-148円)
12/17 7612円 (+159円)
12/16 7453円 (-44円)
12/13 7497円 (+242円)
12/12 7255円 (+44円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,368円/g