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【金相場】24日のNY金相場は、ドルの反発や、米国株式相場が大幅に上げるなどこの日は投資家のリスク許容度がやや高まり、金商品は相対的に圧迫され反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1210.80ドル(-4.80ドル)と、3営業日ぶりに値を下げて取引きを終了。この日の金相場は、前日におよそ2ヵ月ぶりの高値を付けるなど堅調となった流れを引き継いで、一時1220.10ドル(昨年11月22日以来)の高値をつけた。一方、買い一巡後は目先の利益確定売りが出やすかったほか、ドル安一服を受けた割安感の後退から金は相場を圧迫され売りに反転。米国株が大きく上昇した事も意識され、この日は3営業日ぶりにマイナス圏に沈下した。
国内の金相場は、NY相場では売りが優ったものの、円安要因から小幅に値を上げ上昇。小売ベースではgあたり4,814円(+7円)と、小幅ながら値を上げ反発しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
01/25 4814円 (+7円)
01/24 4807円 (-32円)
01/23 4839円 (-4円)
01/20 4843円 (+10円)
01/19 4833円 (+33円)
01/18 4800円 (-3円)
01/17 4803円 (-9円)
01/16 4812円 (+13円)
01/13 4799円 (-7円)
01/12 4806円 (+2円)
直近10日間の金相場平均価格:4,816円/g
【パラジウム相場】24日のNYパラジウム相場は、プラチナの急騰や、原油高・株高が好材料となり急反発。中心限月の3月限は1トロイオンス795.85ドル(+24.35ドル)と、先日20日に付けた年初来高値(788.40ドル)を抜いて、中心終値では2015年5月8日相場以来およそ1年8ヵ月半ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが優勢となった前日相場への安値反動から、序盤より買い戻される展開となった。また、外為市場ではドル安の進行による割安感や、プラチナの急騰を眺めてパラジウムも追随。加えて原油高や、米国株式相場も大きく上昇した事も材料視され、一時800ドル圏内まで上げ幅を拡大した。その後は、ドルの戻りからやや上値を抑えれるも、終盤まで堅調地合いを維持し一代高値で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、一段高となったNY相場高を映して大幅反発。小売では1gあたり3,223円(+70円)と、前日の下げをほぼ戻し、再度高値圏まで浮上しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
01/25 3,223円 (+70円)
01/24 3153円 (-81円)
01/23 3234円 (+113円)
01/20 3121円 (+27円)
01/19 3094円 (+38円)
01/18 3056円 (±0円)
01/17 3056円 (-38円)
01/16 3094円 (-38円)
01/13 3132円 (+11円)
01/12 3121円 (-43円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,128円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:50現在の金相場は1トロイオンス1210.80ドル、パラジウムは793.45ドル、為替は1$113円52銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,814円(+7円)、パラジウム3,223円(+70円)、銀69.33円(+0.11円)、プラチナ4,025円(+73円)と、国内貴金属は海外相場の値動きや、為替要因から総じて値を上げ上昇。金はNY相場では3営業日ぶりに反落したものの、国内では円安の流れからプラスに転じて小反発。また、銀は4営業日ぶりに値を上げたほか、パラジウム・プラチナはNY相場の急伸をはやして国内でも大幅反発。パラジウムは前日の下げをほぼ戻し、再度高値圏まで浮上したほか、プラチナは2016年8月10日以来およそ5ヵ月半ぶりの高値となりました。
【24日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1210.80ドル(-4.80ドル)
銀:1718.50セント(-0.10セント)
パラジウム:795.85ドル(+24.35ドル)
プラチナ:1007.80ドル(+27.90ドル)
18:20現在の金相場は1トロイオンス1215.30ドル、パラジウムは780.25ドル、為替は1$113円32銭前後の値動きで推移しております。
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