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18:20現在の金相場は1トロイオンス1108.90ドル、パラジウムは597.75ドル、為替は1$120円38銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】15日のNY金相場は、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に引き続き薄商いとなった中、発表された米の小売売上高を受けたドル高・株高に押され反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1102.60ドル(-5.10ドル)と、前日相場の上げを戻して取引きを終了。この日の金相場は、前日同様に16-17日に渡って開催されるFOMCを控えた様子見から、全体的に薄商いの展開となった。序盤は、中国株式相場の下落を背景に、安全資産としての買いを集め堅調に推移。しかしその後は、発表された米の小売売上高が概ね良好な内容となった事から、株式相場が上昇し代わりに安全資産としての金は売り圧力が強まった。また、同時に外為市場ではドルがユーロに対して上昇した事も割高感を与え、金は売りが優勢に反転した。売り一巡後は、ドルの値動きを眺めて売り買いが交錯するも、FOMCの発表までは大きくポジションを傾ける動きはなく、引けにかけては小動きな展開となった。中心12月限の値動きは、高値1108.50ドル、安値1101.50ドル、終値1102.60ドル。
国内の金相場は、引き続き売りが優勢となったNY市場を映して3日続落。小売ベースでは1gあたり4,663円(-18円)と、10日に付けた直近安値を下抜いて、昨年11月11日相場以来の安値水準となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
09/16 4663円 (-18円) ※最安値
09/15 4681円 (-2円)
09/14 4683円 (-31円)
09/11 4714円 (+40円)
09/10 4674円 (-61円) ※最安値
09/09 4735円 (+37円)
09/08 4698円 (+23円)
09/07 4675円 (-64円)
09/04 4739円 (-48円)
09/03 4787円 (-3円) ※最高値
直近10日間の金相場平均価格:4,705円/g
【パラジウム相場】15日のNYパラジウム相場は、発表された米の小売売上高を受けた株高が好感され、前日までの売り地合いから反転し大幅反発。中心限月の12月限は1トロイオンス600.45ドル(+12.65ドル)と、3営業日ぶりにプラスに転じ、先月末8月31日相場ぶりに節目の600ドルに回復して取引きを終了。また、中心終値では同日相場以来(2週間ぶり)の高値となった。序盤のパラジウムは、中国株の下落を眺めて売りが出たほか、冴えない内容となった欧州圏の景況感指数を受けて軟調に推移した。しかしその後は、発表された米の8月小売売上高が小幅な伸びにとどまったものの、個人消費を中心に同国景気が順調に拡大しているとの見方から株式相場が上昇。パラジウムも株高につられる形で買い戻され相場は反転した。また、自動車販売数の伸びも、まずまず良好な内容となったほか、原油相場の上昇も支援材料となり上げ幅を拡大。一時この日の高値603.85ドルまで上昇する場面もあった。その後は、ドル高に上値を抑えられる場面もあったが、引けまで堅調地合いが続き、この日は600ドルに乗せて取引きを終えた。中心12月限の値動きは、高値603.85ドル、安値578.65ドル、終値600.45ドル。市場は今週予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)に関心が高まっており、内容を見極めたいとした様子見ムードが広がっている。
国内のパラジウム相場は、大幅反発となった海外相場高を映して堅調に推移。小売では1gあたり2,629円(+54円)と、月初来高値を上抜き、先月24日相場以来およそ3週間ぶりの高値となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
09/16 2629円 (+54円) ※最高値
09/15 2575円 (-33円)
09/14 2608円 (+16円) ※最高値
09/11 2592円 (+65円)
09/10 2527円 (-70円)
09/09 2597円 (+59円)
09/08 2538円 (+43円)
09/07 2495円 (-21円) ※最安値
09/04 2516円 (-43円)
09/03 2559円 (+43円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,564円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1106.40ドル、パラジウムは598.75ドル、為替は1$120円28銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,663円(-18円)、パラジウム2,629円(+54円)、銀63.28円(-0.22円)、プラチナ4,129円(+15円)と、国内貴金属は海外相場の値動きを映して売り買いまちまち。金・銀はそれぞれ軟調に推移したNY市場を映して国内でも売り地合いとなり3営業日続落。一方、白金族のパラジウム・プラチナは買いが優勢となった海外相場高を映して堅調に推移。プラチナは最近の弱地合いから持ち直し3営業日ぶりにプラスに転じたほか、パラジウムは月初来高値を上抜いて、先月24日相場以来およそ3週間ぶりの高値となりました。
【15日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1102.60ドル(-5.10ドル)
銀:1432.60セント(-3.70セント)
パラジウム:600.45ドル(+12.65ドル)
プラチナ:958.20ドル(+2.80ドル)
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