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【金相場】23日のNY金相場は、米長期金利の上昇とドルの高止まりを背景に4営業日続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1783.80ドル(-22.50ドル)と、売り優勢で取引きを終了。前日にバイデン米大統領が発表した、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の再任方針を受けて、量的緩和の縮小が継続するとの見方が強まった。これを背景に債券市場では米国長期金利が上昇。金利を生まない資産である金相場の重しとなったほか、外国為替市場では対ユーロでのドルの高止まりも、ドル建てで取引される金の相場を圧迫した。
祝日明けの国内金相場は、軟調推移となったNY相場を映し続落。買取ベースでは1gあたり7,255円(-136円)と、値を下げマイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
11/24 7,255円 (-136円)
11/22 7,391円 (-67円)
11/19 7,458円 (-25円)
11/18 7,483円 (+20円)
11/17 7,463円 (+3円)
11/16 7,460円 (+4円)
11/15 7,456円 (+7円)
11/12 7,449円 (+49円)
11/11 7,400円 (+153円)
11/10 7,247円 (+6円)
10日間の金相場平均価格:7,405円/g
【パラジウム相場】23日のNYパラジウム相場は、長期金利の上昇やドル高を背景に売りが加速し4営業日続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1850.30ドル(-100.30ドル)と、軟調地合いが継続して取引きを終了。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が再任する方向となり、金融政策の正常化が進むとの見方から米国長期金利が1ヶ月ぶりの水準に上昇したほか、ユーロや円売り・ドル買いが加速した事も圧迫材料となった。また、欧州で新型コロナ感染が再拡大している事や、インフレ高進と供給不足、人材採用面での厳しさが影響し、サービス業と製造業の活動が引き続き抑制された事も意識され、この日も軟調地合いとなった。
祝日明けの国内パラジウム相場は、売り優勢となったNY相場を映し3日続落。買取では1gあたり7,684円(-550円)と、値を落とす展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
11/24 7,684円 (-550円)
11/22 8,234円 (-319円)
11/19 8,553円 (-192円)
11/18 8,745円 (+66円)
11/17 8,679円 (+126円)
11/16 8,553円 (+83円)
11/15 8,470円 (+198円)
11/12 8,272円 (+93円)
11/11 8,179円 (+143円)
11/10 8,036円 (-181円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,341円/g
11:10現在の金相場は1トロイオンス1799.80ドル、パラジウムは1893.60ドル、為替は1$115円16銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金7,359円(-136円)、パラジウム7,936円(-550円)、銀99.77円(-2.86円)、プラチナ4,121円(-121円)と、国内貴金属は週末のNY相場を映し総じてマイナス圏へ。金はNY相場がマイナス圏で推移し続落した事を受け、国内でも値を下げマイナス圏での値動きになったほか、銀も軟調となり続落。また、白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれ値を落とし、前日に付けた約1年3ヶ月(2020年8月11日相場)ぶりの高値から値を下げ上値追い一服となったほか、銀も値を下げマイナス圏に反転。また、白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれ値を下げ、パラジウムは続落、プラチナは4営業日続落となりました。
【23日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1783.80ドル(-22.50ドル)
銀:2343.50セント(-86.20セント)
パラジウム:1850.30ドル(-100.30ドル)
プラチナ:964.20ドル(-50.90ドル)
【22日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1806.30ドル(-45.30ドル)
銀:2429.70セント(-48.40セント)
パラジウム:1950.60ドル(-122.60ドル)
プラチナ:1015.10ドル(-20.90ドル)
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