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【金相場】14日のNY金相場は、リスク選好意欲の高まりを背景に圧迫され続落。中心限月の2月限は1トロイオンス1544.60ドル(-6.00ドル)で、取引きを終了。米中両国による貿易協議「第1段階」合意文書への署名を翌15日に控え、安全資産とされる金商品は前日に続いて売りが先行した。また、外国為替市場ではドル高に振れた事も圧迫材料となった。ただ売り一巡後は、アジア・欧州の株価がやや伸び悩む中で買い戻され下げ幅を縮小。14日朝に発表された2019年12月の米消費者物価指数(CPI)が予想を下回る内容だった事から、ドル買いが一服。相対的に金には買い戻しが入り下値を支えられる展開となった。
国内の金相場は、引け後に買い戻されたNY相場を映して上昇。買取ベースでは1gあたり5,960円(+14円)と、4営業日ぶりに値を上げ反発しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
01/15 5960円 (+14円)
01/14 5946円 (-9円)
01/10 5955円 (±0円)
01/09 5955円 (-106円)
01/08 6061円 (+130円)
01/07 5931円 (+4円)
01/06 5927円 (+137円)
12/27 5790円 (+43円)
12/26 5747円 (-1円)
12/25 5748円 (+51円)
10日間の金相場平均価格:5,902円/g
【パラジウム相場】14日のNYパラジウム相場は、テクニカル要因やリスク選好意欲の高まりを背景に買い地合いが続き一代高値を更新。中心限月の3月限は1トロイオンス2123.30ドル(+44.22ドル)と3連騰し、初の2100ドルを突破。中心終値では前日に続いて史上最高値を記録して取引きを終了。中東リスクへの過度な警戒感が後退し、米中貿易への楽観的ムードの広がりから、リスク選好意欲の高まりを受けパラジウムも時間外取引きより上昇した。また、供給逼迫による先行き不安や、株式市場の上昇、テクニカルな買いも入り上げ幅を拡大。相場は一時2132ドルまで値を伸ばし一段高となった。その後、発表された昨年12月の米消費者物価指数(CPI)が予想を下回る結果となったことや、このところの急騰に対して一部で利確売りが出やすかった事から上値を抑えられる場面もあったが、ドル高一服を受けた割安感に買い支えられ、結局この日も記録的な高値で引けた。現在パラジウムは連日で史上最高値を更新するなど高騰中。昨年12月からの上げ幅では+298.60ドル(+14%)と、急速に価格水準を切り上げる結果となった。
国内のパラジウムは、一代高値となったNY相場を映し急騰。買取では1gあたり8,421円(+215円)と、昨年末27日から本日までに8連騰。初の8,400円台に突入し、8日間の上げ幅は+1,183円(+14%)と、連日で史上最高値を更新しております。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/15 8421円 (+215円)
01/14 8206円 (+115円)
01/10 8091円 (+39円)
01/09 8052円 (+346円)
01/08 7706円 (+11円)
01/07 7695円 (+121円)
01/06 7574円 (+259円)
12/27 7315円 (+77円)
12/26 7238円 (-22円)
12/25 7260円 (+71円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,756円/g
12:00現在の金相場は1トロイオンス1556.90ドル、パラジウムは2139.05ドル、為替は1$109円96銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金6,047円(+14円)、パラジウム8,618円(+214円)、銀72.49円(-0.44円)、プラチナ3,897円(+44円)と、国内貴金属は銀を除いて上昇。金はリスク選好意欲の高まりからNY市場ではマイナス圏に沈んだものの、国内では時間外取引の買い戻しを映し4営業日ぶりに上昇。また、白金族のパラジウム・プラチナも共に値を伸ばし上げ幅を拡大。パラジウムは一代高値を更新して引けたNY相場を映し、国内でも急騰し昨年末27日から本日までに8連騰。8日間の上げ幅は+1,183円(+14%)と、連日で史上最高値を更新するなど一段高で推移。なお、プラチナは3日続伸し、2018年2月2日相場以来およそ1年11ヶ月ぶりの高値となりました。
【14日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1544.60ドル(-6.00ドル)
銀:1774.20セント(-25.40セント)
パラジウム:2123.30ドル(+44.20ドル)
プラチナ:987.30ドル(+5.20ドル)
【金相場】週明け13日のNY金相場は、中東情勢の過度な緊張が緩和されたことや、米長期金利の上昇、米国株高などを意識して、持高調整的な売りが優り反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1550.60ドル(-9.50ドル)と、マイナス圏に反転して取引きを終了。米中貿易協議「第1段階の合意」への署名を控え、複数の米メディアが13日午前、中国を対象とした「為替操作国」の認定の取り消しを報じた。中東情勢の緊迫化に対する懸念ひとまず落ち着く中、ここのところ安全資産として買われていた金は売りが優勢となった。また、米国金利の上昇や株高も金にとっては圧迫材料となった。ただ、米・イラン間の動向を引き続き注視しているほか、外国為替市場で午後にかけて対ユーロでドル安が進んだことで割安感が広がり、金相場の下値を支える要因となった。
国内の金相場は、週明けのNY相場を映して小幅安に。買取ベースでは1gあたり5,946円(-9円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
01/14 5946円 (-9円)
01/10 5955円 (±0円)
01/09 5955円 (-106円)
01/08 6061円 (+130円)
01/07 5931円 (+4円)
01/06 5927円 (+137円)
12/27 5790円 (+43円)
12/26 5747円 (-1円)
12/25 5748円 (+51円)
12/24 5697円 (+25円)
10日間の金相場平均価格:5,876円/g
【パラジウム相場】週明け13日のNYパラジウム相場は、中東の地政学リスクが後退したことに加え、株高などが好材料となり上げ幅を拡大。中心限月の3月限では1トロイオンス2079.10ドル(+6.20ドル)と、前週末10日に付けた歴代高値(2072.90ドル)を上抜き、史上最高値を再更新して取引きを終了。この日のパラジウムは、一代高値を更新した前週末10日相場の流れを引き継ぎ、時間外取引より買いが先行。欧州時間ではテクニカルな買いから上げ幅を拡大し、一時2098.50ドルと2100ドル圏内まで急騰した。その後、通常取引きに入ると、ドル高や他貴金属の下げを受けて利確売りに押されるも、中東の過度な地政学リスクが後退した事に加え、15日に米中が貿易協議の第1段階の合意の署名式を控え、両国の関係が修復するとの観測から、株高になるなどリスク選好意欲の高まりを背景にパラジウムも買い支えられ、結局この日もプラス圏で引けた。
テクニカル要因や需給バランスの観点から、パラジウムは連日で記録的な高値を付けるなど高騰中。昨年12月からの上げ幅では+254.40ドル(+12.2%)と、現在一段高で推移。
国内のパラジウムは、週末・週明けのNY相場が連日高値記録を更新し上げ幅を拡大した事を受け急伸。買取では1gあたり8,206円(+115円)と、7営業日続伸し、初の8,200円台を突破。昨年末から全日上昇し7日間の上げ幅は+968円(+11.79%)と、連日で史上最高値を更新しております。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/14 8206円 (+115円)
01/10 8091円 (+39円)
01/09 8052円 (+346円)
01/08 7706円 (+11円)
01/07 7695円 (+121円)
01/06 7574円 (+259円)
12/27 7315円 (+77円)
12/26 7238円 (-22円)
12/25 7260円 (+71円)
12/24 7189円 (+83円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,633円/g
12:30現在の金相場は1トロイオンス1545.85ドル、パラジウムは2081.65ドル、為替は1$110円07銭前後の値動きで推移しております。
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