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【6日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1173.20ドル(+9.70ドル)
銀:1575.30セント(+19.10セント)
パラジウム:676.15ドル(-18.00ドル)
プラチナ:1066.30ドル(-17.70ドル)
【金相場】週末3日のNY金相場は、独立記念日振替のため休場。
国内の金相場は、ギリシャ不安を背景に為替が円高に振れたものの、時間外取引にて買われた事を背景に反発。小売ベースでは1gあたり5,041円(+8円)と、本日貴金属市場では唯一プラスに転じ小幅に値を上げました。
米の利上げ実施を前に、ギリシャの財務危機から売り買いが交錯している金は、現在レンジ内相場で推移。年初来の値動きでは、高値をつけた1月23日相場(5,383円/g)に対し、安値は3月18日相場(4,902円/g)となり、平均ではgあたり5,082円。また、1月~7月現在の各月平均価格では、1月5,186円、2月5,113円、3月4,987円、4月5,030円、5月5,070円、6月5,130円、7月(4営業日現在)5,041円となっております。
《年初来の金相場価格推移(1月~7月現在)》
1月5,186円 (昨年同月平均4,414円比+772円・+15%)
2月5,113円 (昨年同月平均4,521円比+592円・+11.7%)
3月4,987円 (昨年同月平均4,668円比+319円・+6.4%)
4月5,030円 (昨年同月平均4,668円比+362円・+7.3%)
5月5,070円 (昨年同月平均4,603円比+467円・+9.3%)
6月5,130円 (昨年同月平均4,578円比+552円・+10.9%)
7月(4営業日現在)5,041円
年初来1月~7月現在の金平均相場:5,082円/g
【パラジウム相場】週末3日のNYパラジウム相場は、独立記念日振替のため休場。
国内パラジウムは、ギリシャの国民投票を受けた先行き不透明感を背景に、為替が円高・ドル安に進んでいることを眺めて続落。小売では1gあたり3,013円(-65円)と、大きく値を下げ2日続落となりました。需給緩和の観測や、ギリシャの財務危機、中国の株価急落への警戒感などが重なった事から、先月初旬よりパラジウムは弱気相場で推移。国内でも為替が円高に振られやすかった事から下げ幅を拡大し、ここ1ヵ月で高値圏から価格水準を一段切り下げるなど調整地合いとなっております。
《年初来のパラジウム相場価格推移(1月~7月現在》
1月3,331円 (昨年同月平均2,691円比+640円・+20%)
2月3,348円 (昨年同月平均2,615円比+733円・+22.8%)
3月3,406円 (昨年同月平均2,784円比+622円・+19%)
4月3,293円 (昨年同月平均2,929円比+364円・+11.6%)
5月3,400円 (昨年同月平均3,014円比+386円・+11.9%)
6月3,250円 (昨年同月平均3,073円比+177円・+5.7%)
7月(4営業日現在)3,046円
年初来1月~7月現在のパラジウム平均相場:3,327円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。
本日の地金は小売ベースで金5,041円(-8円)、パラジウム3,013円(-65円)、銀70.09円(-0.11円)、プラチナ4,689円(-49円)と、ギリシャの国民投票を受けた先行き不透明感を背景に、為替が円高・ドル安に進んでいることを眺めて金を除いて軟調に推移。金は海外相場が時間外取引きにて買われた事から国内でも小高く推移し小反発。一方、その他の銀・パラジウム・プラチナは円高要因から売り地合いとなり、銀はマイナス圏へ。パラジウム・プラチナは2日続落し軟調に推移しました。
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