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【金相場】週明け25日のNY金相場は、最近の米経済指標の改善を受けて、26~27日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)が意識され売り優勢に。中心限月の8月限は1トロイオンス1319.50ドル(-3.90ドル)と、続落して取引きを終了。この日の金相場は、売りが優った前週末相場の流れを引き継ぎ序盤より軟調に推移した。また、為替市場では、ドルが主要通貨に対してやや強含んだことが影響したほか、最近発表されている米経済指標の大半が良好な内容であることから、26~27日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げに前向きな声明が出るのではないかとの思惑が浮上していることも相場の重しとなった。ただ、ドル買い・ユーロ売りが一服する場面では、割安感が生じたことから徐々に買い戻しが入り、次第に下げ幅を縮小する展開となった。
国内の金相場は、売りが優ったNY市場や円高要因から軟調に推移。小売ベースでは1gあたり4,855円(-59円)と、値を下げ続落となりました。
《7月現在の金相場価格推移(小売)》
07/26 4855円 (-60円)
07/25 4915円 (-7円)
07/22 4922円 (+10円)
07/21 4912円 (-30円)
07/20 4942円 (+18円)
07/19 4924円 (+14円)
07/15 4910円 (+14円)
07/14 4896円 (+19円)
07/13 4877円 (+21円)
07/12 4856円 (+32円)
07/11 4824円 (+17円)
07/08 4807円 (-34円)
07/07 4841円 (+11円)
07/06 4830円 (-9円)
07/05 4839円 (+14円)
07/04 4825円 (+51円)
07/01 4774円 (+44円)
7月の金相場平均価格:4,868円/g
【パラジウム相場】週明け25日のNYパラジウム相場は、利益確定売りに押されるも、テクニカル要因やドル高一服を背景に買いが優勢となり5営業日続伸。中心限月の9月限は1トロイオンス688.75ドル(+2.70ドル)と、連日で年初来高値を更新。中心終値では2015年10月23日相場以来およそ9ヶ月ぶりの高値となった。この日のパラジウムは、前週末までの連騰を受け目先の利益を確定する売りが出たほか、ドル高による割高感も意識され序盤は軟調に推移した。また、金をはじめ他貴金属の下落や、原油安、株安も重しとなり、パラジウムも相場を圧迫された。一方、売り一巡後はドル買い・ユーロ売りが一服した事や、プラチナの切り返しが好感され、相場は買い戻しに反転。テクニカルな買いも入り、結局プラス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、NY市場では引き続き買いが継続し年初来高値を更新したものの、円高に上げを相殺され小幅安。小売では1gあたり2,608円(-5円)と、5営業日ぶりにマイナスに転じ、上値追いが一服する展開となりました。
《7月現在のパラジウム相場価格推移(小売)》
07/26 2608円 (-5円)
07/25 2613円 (+11円)
07/22 2602円 (+21円)
07/21 2581円 (+81円)
07/20 2500円 (+43円)
07/19 2457円 (-5円)
07/15 2462円 (+38円)
07/14 2424円 (+65円)
07/13 2359円 (+59円)
07/12 2300円 (+49円)
07/11 2251円 (+27円)
07/08 2224円 (±0円)
07/07 2224円 (+5円)
07/06 2219円 (-43円)
07/05 2262円 (±0円)
07/04 2262円 (+32円)
07/01 2230円 (+49円)
7月のパラジウム相場平均価格:2,387円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:55現在の金相場は1トロイオンス1318.70ドル、パラジウムは685.65ドル、為替は1$104円85銭前後の値動きで推移しております。