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2019年11月20日国内金相場は小幅安に転じ6営業日ぶりに反落↓一方、パラジウムは急伸し11日相場ぶりの高値に回復↑

【金相場】19日のNY金相場は、対ユーロでのドル安などを背景に買われ続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1474.30ドル(+2.40ドル)と、小幅ながら値を伸ばして取引きを終了。外国為替市場では、ドルが対ユーロで下落。ドル建てで取引される金商品の割安感を強め、金の買いが旺盛となった。また、冴えない米主要企業の決算や、米政局不安を背景に米株式相場が下落する中、安全資産としての金に買いが入った面もあった。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を20日に控え、内容を見極めたいとの思惑から様子見ムードも広がり、商いは全体的に薄い展開となった。

国内の金相場は、小幅ながら値を下げマイナス圏へ。買取ベースでは1gあたり5,605円(-5円)と、横ばい圏ながら小安く推移し、6営業日ぶりに反落しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

11/20  5605円 (-5円)

11/19  5610円 (+4円)

11/18  5606円 (+9円)

11/15  5597円 (+1円)

11/14  5596円 (+10円)

11/13  5686円 (+2円)

11/12  5584円 (-19円)

11/11  5603円 (-23円)

11/08  5626円 (-64円)

10日間の金相場平均価格:5,610円/g



【パラジウム相場】19日のNYパラジウム相場は、ドル安やテクニカルな買いが入り急伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1737.40ドル(+33.00ドル)と、続伸し、中心終値では7日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。中国政府の追加景気支援策への期待から同国株価が堅調に推移した事や、ドル安が支援材料となり、パラジウムは時間外取引より買いが先行した。また、先週までの調整地合いに対する買い戻しが入ったほか、テクニカルな買いも入り上げ幅を拡大。欧米株高も意識され相場は一時1742ドル超まで上昇した。その後、米国株が売りに転じたのを眺めて、パラジウムもやや上値を重くするも、引き続き堅調地合いを維持し、そのまま高値圏で引けた。

国内のパラジウムは、急伸したNY相場を受けて大幅続伸。買取では1gあたり6,677円(+82円)と、11日相場ぶりの高値となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

11/20  6677円 (+82円)

11/19  6595円 (+50円)

11/18  6545円 (-77円)

11/15  6622円 (+88円)

11/14  6534円 (+16円)

11/13  6518円 (+39円)

11/12  6479円 (-259円)

11/11  6738円 (-176円)

11/08  6914円 (+66円)

10日間のパラジウム相場平均価格:6,647円/g


12:20現在の金相場は1トロイオンス1478.50ドル、パラジウムは1729.65ドル、為替は1$108円51銭前後の値動きで推移しております。

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