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【金相場】18日のNY金相場は、このところの連騰に対する利益確定売りが優勢となり6営業日ぶりに反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1327.20ドル(-12.00ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日は新規材料に乏しい中、前日までに5連騰するなど約4ヵ月ぶりの高値水準で推移していた事もあって、利益確定の売りが出やすかった。また、外国為替市場では、主要通貨に対してドル高が未明にかけて進行。ドル建てで取引される金商品に割高感が意識され相場を圧迫された。 ただ、米政府機関閉鎖の可能性は残されており、安全逃避的な買いが下支えとなり、売り一巡後は下げ一服となった。米国では現行のつなぎ予算が翌19日に期限切れを迎えるため、議会が週内に新たなつなぎ予算案を可決できるかどうかに注目が集まっている。
国内の金相場は、利確売りに押されたNY相場を映して反落。小売ベースでは1gあたり5,161円(-18円)と、マイナス圏で推移し反落しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
01/19 5161円 (-18円)
01/18 5179円 (+2円)
01/17 5177円 (-17円)
01/16 5194円 (+8円)
01/15 5186円 (+36円)
01/12 5150円 (+8円)
01/11 5142円 (-21円)
01/10 5163円 (-50円)
01/09 5213円 (+4円)
01/05 5209円 (+129円)
直近10日間の金相場平均価格:5,177円/g
【パラジウム相場】18日のNYパラジウムは、前日に一代高値を記録して引けた事もあって利確売りが出やすかったほか、ドル買いの流れに圧迫され反落。中心限月の3月限は1トロイオンス1093.30ドル(-16.40ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。前日に約17年ぶりの高値を記録し、史上最高値圏まで値を伸ばした反動から、この日は利益確定を意識した売りが出やすく序盤より軟調となった。また、外国為替市場ではドルが主要通過に対して上昇した事で割高感が広がったほか、米国株の高値一服、金やプラチナなど他貴金属の軟調さも意識され、この日は売り優勢の展開となった。ここ数日、相場は1100ドルを挟んで一進一退を繰り返しており、値動きの荒い展開が続いている。
国内のパラジウムは、高値反動から利確売りが出たNY相場を映して反落。小売では1gあたり4,341円(-65円)と、マイナス圏での値動きとなり、連日で値動きの激しい展開となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
01/19 4341円 (-65円)
01/18 4406円 (+97円)
01/17 4309円 (-113円)
01/16 4261円 (+17円)
01/15 4406円 (+135円)
01/12 4271円 (-22円)
01/11 4293円 (-86円)
01/10 4379円 (-16円)
01/09 4395円 (+16円)
01/05 4379円 (+162円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,360円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:20現在の金相場は1トロイオンス1332.45ドル、パラジウムは1103.70ドル、為替は1$111円00銭前後の値動きで推移しております。