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【金相場】20日のNY金相場は、ユーロ高・ドル安の流れを背景とした買いや、持ち高調整目的の買いが入り反発。中心限月の2月限は1トロイオンス1269.60ドル(+5.40ドル)と、プラス圏に転じ買い優勢で取引きを終了。米税制改革法案の成立に向け、下院がこの日に予定する再採決の行方に注目が集まる中、金は前日夕方から徐々に買い戻しの動きが広がり時間外取引きより小高く推移した。一方、朝方発表された11月の米中古住宅販売件数は市場予想を大きく上回る伸びとなり、2006年12月以来約11年ぶりの最多を記録。これを受け、一時上げ幅を縮小する場面もあったが、外国為替市場ではユーロ高・ドル安が進んだ事による割安感が意識され、再度買い優勢の地合いとなった。
国内の金相場は、プラスサイドに転じたNY相場を映して上伸。小売ベースでは1gあたり5,024円(+27円)と、4営業日続伸し、5日相場以来およそ2週間ぶりの高値に値戻しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
12/21 5024円 (+27円)
12/20 4997円 (+20円)
12/19 4977円 (+14円)
12/18 4963円 (+19円)
12/15 4944円 (-18円)
12/14 4962円 (+7円)
12/13 4869円 (+3円)
12/12 4866円 (-24円)
12/11 4890円 (+20円)
12/08 4870円 (-18円)
直近10日間の金相場平均価格:4,970円/g
【パラジウム相場】20日のNYパラジウム相場は、ドル安を背景とした買いや、他貴金属の上昇が好感され上げ幅を拡大。中心限月の3月限は1トロイオンス1024.60ドル(+6.00ドル)と、プラス圏で推移し続伸して取引きを終了。前日に米下院で税制改革法案が可決されたことから、この日もパラジウムには買いが入り時間外取引きより高寄りした。また、発表された米国経済指標(11月中古住宅販売件数)が、市場予想を上回り良好な内容となった事が好感されたほか、外国為替市場ではドル安・ユーロ高に振れた事で割安感が生じた事も買い材料となり堅調な動きとなった。途中、株価が軟化する場面では、やや売り押される場面もあったが、金やプラチナなど他貴金属の上昇が支援材料となり、そのままプラス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、堅調地合いが継続したNY相場を受けて上げ幅を拡大。小売では1gあたり4,136円(+27円)と続伸し、先週15日に付けた年初来高値を更新。2001年2月9日相場以来およそ16年10ヵ月ぶりの高値を再更新し、価格水準を切り上げる展開となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
12/21 4136円 (+27円)
12/20 4109円 (+16円)
12/19 4093円 (-27円)
12/18 4120円 (-11円)
12/15 4131円 (+38円)
12/14 3931円 (-6円)
12/13 3937円 (±0円)
12/12 3937円 (+17円)
12/11 3920円 (-11円)
12/08 3931円 (+92円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,105円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:50現在の金相場は1トロイオンス1269.30ドル、パラジウムは1021.85ドル、為替は1$113円38銭前後の値動きで推移しております。