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【金相場】30日のNY金相場は、良好な内容となった米経済指標や、投資家のリスク選好意欲の高まりから売りが出て続落。中心限月の2月限は1トロイオンス1276.70ドル(-9.50ドル)と、売り優勢で取引きを終了。朝方発表された最新週の新規失業保険申請件数や、10月の個人消費支出統計がそれぞれ堅調となった事から、ドル買いが進む場面で金は相場を圧迫され軟調に推移した。また、税制改革法案に反対していた複数の議員が法案を支持する方針を示し、共和党上院は今週中に本会議での採決を実施する可能性が高まった事で、税制改革法案可決への期待が広がった。これを受け、ダウ工業株30種平均が史上初めて2万4000ドルを突破するなど、投資家のリスク選好意欲が高まった事も、金への下押し要因となり下げ幅を拡大した。
国内の金相場は、NY相場安を映すも、為替が円安・ドル高に傾斜した事で下げ幅を縮小し小幅安に。小売ベースでは1gあたり5,038円(-3円)と、横ばい圏ながら小安く推移し続落しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
12/01 5038円 (-3円)
11/30 5041円 (-24円)
11/29 5065円 (+15円)
11/28 5050円 (+9円)
11/27 5041円 (+1円)
11/24 5040円 (-7円)
11/22 5047円 (-4円)
11/21 5051円 (-29円)
11/20 5080円 (+17円)
11/17 5063円 (+2円)
直近10日間の金相場平均価格:5,052円/g
【パラジウム相場】30日のNYパラジウム相場は、押し目を買われる場面もあったが、ドル高要因や利益確定の売りに押されマイナス圏で推移。中心限月の3月限は1トロイオンス1003.55ドル(-4.95ドル)と、続落して取引きを終了。この日は、前日の下げに対する反動買いや、中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想以上に良好となった事などを受けて、時間外取引きでは押し目買いが入り小高く推移した。また、米上院の税制改革法案の審議入り可決を受けて、投資家のリスク選好意欲が高まった事も買い材材となり1015.50ドルの高値まで買われるも、その後はドル買いの進行や、利益確定の売りに押されて売り優勢に反転した。ただ、株高が支えとなり下値は限定的となった。
国内のパラジウム相場は、軟調となったNY相場を映すも、為替が円安に傾斜した事から小動きとなり小幅続落。小売では1gあたり4,050円(-5円)と、横ばい圏ながらマイナス圏で推移しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
12/01 4050円 (-5円)
11/30 4055円 (-16円)
11/29 4071円 (+102円)
11/28 3969円 (+17円)
11/27 3952円 (-38円)
11/24 3990円 (-6円)
11/22 3996円 (+38円)
11/21 3958円 (±0円)
11/20 3958円 (-16円)
11/17 3974円 (+5円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,997円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:25現在の金相場は1トロイオンス1275.85ドル、パラジウムは1008.50ドル、為替は1$112円58銭前後の値動きで推移しております。