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【金相場】週明け23日のNY金相場は、ドル高・ユーロ安に伴い売りが先行するも、その後株価の伸び悩みから買い戻しが入りプラス圏へ。中心限月の12月限は1トロイオンス1280.90ドル(+0.40ドル)と、横ばい圏ながら小反発して取引を終了。この日は、外国為替市場でドル買い・ユーロ売りが先行していたことから、金相場は昼前までは軟調な展開となっていた。ただ、その後はショートカバーや安値拾いの買いなどが入り、金相場は小幅ながらプラス圏に浮上。また、株式市場がマイナス圏に転じたほか、ドル高が一服した事で割高感が薄れたことも下支え要因となり、この日は買い優勢で取引を終えた。市場は近く決定される米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事に注目。トランプ大統領は22日のTVインタビューで、最終段階にあるFRBの次期議長人事に関し、イエレンFRB議長、パウエル理事、テイラー・スタンフォード大教授の3氏を軸に人選を進めていると明言した。
国内の金相場は、小幅高に振れた週明けのNY相場を映して上伸。小売ベースでは1gあたり5,098円(+4円)と、小幅ながら値を伸ばし、4営業日続伸しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
10/24 5098円 (+4円)
10/23 5094円 (+1円)
10/20 5093円 (+22円)
10/19 5071円 (+10円)
10/18 5061円 (-25円)
10/17 5086円 (-23円)
10/16 5109円 (+26円)
10/13 5083円 (-15円)
10/12 5098円 (+20円)
10/11 5078円 (+8円)
直近10日間の金相場平均価格:5,087円/g
【パラジウム相場】週明け23日のNYパラジウム相場は、 序盤はリスク選好の流れや、引き続き供給逼迫への影響から買いが入るも、株高一服や利益確定の売りに押され反落。中心限月の12月限は1トロイオンス949.95ドル(19.90ドル)と、反落して取引を終了。この日のパラジウムは、リスク選好の流れや引き続き供給不足を背景に買いが入り、序盤は堅調に推移した。ただ、その後はドル高進行から割高感が意識されると、相場は次第に売り優勢に反転。株価が伸び悩んだほか、高値を意識した利益確定の売りにも押され、相場はマイナス圏に転じた。
この日のプラチナ清算値は0.40ドル高の1トロイオンス927.20ドル。(3日続伸)10月23日時点でのNY白金と、NYパラジウムの逆鞘は22.75ドル(パラジウム高) となった。
国内のパラジウムは、利益確定売りに押されたNY相場を受けて反落。小売では1gあたり3,888円(-64円)と、マイナスに転じました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
10/24 3888円 (-64円)
10/23 3952円 (+81円)
10/20 3871円 (-6円)
10/19 3877円 (-59円)
10/18 3936円 (+32円)
10/17 3904円 (-54円)
10/16 3958円 (+54円)
10/13 3904円 (+43円)
10/12 3861円 (+98円)
10/11 3763円 (+21円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,891円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:55現在の金相場は1トロイオンス1285.70ドル、パラジウムは964.10ドル、為替は1$113円31銭前後の値動きで推移しております。