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本日の地金は小売ベースで金5,098円(+20円)、パラジウム3,861円(+98円)、銀70.20円(+0.22円)、プラチナ3,755円(+9円)と、国内貴金属は軒並み堅調地合いを維持し、それぞれ直近高値を更新。金は引け後の時間外でNY相場が買い戻された事を受けて、国内でもプラス圏で推移し3日上伸。ここ最近の高値を抜いて9月26日相場以来およそ2週間ぶりの高値となったほか、銀も3日続伸し先月15日相場(約1ヵ月ぶり)の高値に回復。また、白金属のパラジウム・プラチナもそれぞれ値を伸ばし、パラジウムは一段高へ。9月4日に付けた一代高値を上抜いて、2001年2月21日相場以来およそ16年8ヵ月ぶりの高値を記録。プラチナは4連騰し前日同様9月26日ぶりの高値となりました。供給不足を背景にパラジウムが価格水準を切り上げている事から、プラチナとの価格差が16年ぶりに逆転。現在プラチナとの差額は小売で106円(パラジウム高)となっております。