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【金相場】10日のNY金相場は、対ユーロでのドル安進行に伴う割安感や、地政学リスクを警戒した買いが継続し上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1293.80ドル(+8.80ドル)と3営業日続伸し、中心終値では9月26日相場以来およそ2週間ぶりの高値に戻して取引を終了。この日の金相場は、未明から進んだドル売り・ユーロ買いを背景に金商品に割安感が生じたほか、ショートカバーや安値拾いの買いも見られ序盤より堅調な動きとなった。また、北朝鮮が10日の朝鮮労働党創建72周年に合わせて軍事的な挑発行動に出るのではないかとの警戒感が強まったことや、スペイン東部カタルーニャ自治州の独立問題をめぐる地政学的リスクが広がったことなども、安全逃避先である金にとっては買い材料となった。このほか、金の一大消費国であるインドではヒンズー教の新年を来週に控え、贈答用などで金の買い需要が増加している事もあって、この日も買い優勢で取引きを終えた。
国内の金相場は、堅調地合いとなったNY相場高を映して小幅続伸。小売ベースでは1gあたり5,078円(+8円)と、プラス圏で推移し、9月27日相場以来2週間ぶりの高値に回復しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
10/11 5078円 (+8円)
10/10 5070円 (+48円)
10/06 5022円 (-21円)
10/05 5043円 (+11円)
10/04 5032円 (+5円)
10/03 5027円 (-9円)
10/02 5036円 (-36円)
09/29 5072円 (-4円)
09/28 5076円 (-5円)
09/27 5081円 (-33円)
直近10日間の金相場平均価格:5,054円/g
【パラジウム相場】10日のNYパラジウム相場は、ドル安進行に伴う割安感や、堅調となった米国株が材料視され上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス933.65ドル(+5.65ドル)と続伸し、買い優勢で取引きを終了。外国為替市場でのドル安進行を受け、割安感を背景に序盤より買いが先行し、この日も堅調となった前日相場の流れを引き継いだ。また、銅需要の増加や、金・プラチナなど他貴金属の上昇、原油高も意識され、パラジウムも上値を追う展開となった。その後、買いが一巡すると利益確定の売りや、リスクオフの流れから手じまい売りに押され上昇が一服。次第に上げ幅を縮小し、一時は前日終値近辺まで値を戻す場面もあった。ただ、米国株が反発しダウ平均が最高値を更新した事が買い材料となり、プラス圏で取引きを終えた。
この日のプラチナ清算値は18.30ドル高の1トロイオンス936.50ドル(続伸)。10月10日時点でのNY白金と、NYパラジウムの逆鞘は2.85ドルと、10月2日相場ぶりにプラチナ高となった。
国内のパラジウムは、買いが優ったNY相場を映して反発。小売では1gあたり3,763円(+21円)と、プラス圏での値動きとなりました。円建てのプラチナ相場は小売では1gあたり3,746円。本日パラジウムとの差額は17円(パラジウム高)となっております。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
10/11 3763円 (+21円)
10/10 3742円 (-54円)
10/06 3796円 (+70円)
10/05 3726円 (+17円)
10/04 3709円 (+32円)
10/03 3677円 (-86円)
10/02 3602円 (+16円)
09/29 3586円 (+6円)
09/28 3580円 (+70円)
09/27 3510円 (+32円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,734円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:15現在の金相場は1トロイオンス1289.45ドル、パラジウムは937.80ドル、為替は1$112円53銭前後の値動きで推移しております。