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【金相場】4日のNY金相場は、重要指標発表前でポジション調整主体の取引となる中、ドルがユーロに対して弱含んだ事に伴う割安感などを背景に買いが入り反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1276.80ドル(+2.20ドル)と、4営業日ぶりにプラス圏に転じて取引きを終了。ムニューシン米財務長官が連邦準備制度理事会(FRB)議長の後任人事について、パウエル理事が適任候補と考えているとの報が流れた事から、この日の外国為替市場では未明からドル売り・ユーロ買いが先行。ドル建てで取引される金商品に割安感が生じたことから、金は買いが優勢となり序盤より小高く推移した。ただその後は、発表された9月の米ISM非製造業総合指数(NMI)が予想以上に好調だった事で次第に上げ幅を縮小。また、午後にイエレンFRB議長による講演を控えていたほか、週末6日には米雇用統計の発表も予定されていることから様子見ムードも強まり、中盤以降は小動きな展開となった。
国内の金相場は、小幅ながら4営業日ぶりに値を上げたNY相場を映して上伸。小売ベースでは1gあたり5,043円(+11円)と続伸し、プラス圏での値動きとなりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
10/04 5043円 (+11円)
10/04 5032円 (+5円)
10/03 5027円 (-9円)
10/02 5036円 (-36円)
09/29 5072円 (-4円)
09/28 5076円 (-5円)
09/27 5081円 (-33円)
09/26 5114円 (+24円)
09/25 5090円 (+7円)
09/22 5083円 (-25円)
直近10日間の金相場平均価格:5,065円/g
【パラジウム相場】4日のNYパラジウム相場は、ドル安に伴う割安感や、堅調となった米国株が好材料となり上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス919.65ドル(+2.75ドル)と続伸し、買い優勢で取引きを終了。この日のパラジウムは、買い優った前日相場の流れを継いで序盤より買いが先行した。また、FRB次期議長候補がハト派寄りなパウエル氏の名前が挙がった事で、外為市場ではドル売り・ユーロ買いが進行。ドル建のパラジウムは他貴金属同様に割安感から買いが広がり堅調な流れとなった。その後、発表された9月の米サプライ管理協会(ISM)非製造業景況指数が12年ぶりの高水準となったことで、ドル売りが一服すると上げ幅を縮小。ただ、堅調となった米国株や米国景気拡大観測から押し目を買われ、結局買い優勢で取引きを終えた。
この日のプラチナ清算値は0.70ドル安の1トロイオンス914.80ドル。10月4日時点でのNY白金と、NYパラジウムの逆鞘は4.85ドル(パラジウム高)となった。
国内のパラジウムは、堅調となったNY相場を映して上伸。小売では1gあたり3,726円(+17円)と、プラス圏で推移し続伸しました。およそ16年ぶり(2001年9月来)にNY市場で価格が逆転したパラジウムとプラチナの差額は、本日時点で小売では37円(パラジウム高)となっております。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
10/05 3726円 (+17円)
10/04 3709円 (+32円)
10/03 3677円 (-86円)
10/02 3602円 (+16円)
09/29 3586円 (+6円)
09/28 3580円 (+70円)
09/27 3510円 (+32円)
09/26 3478円 (-54円)
09/25 3532円 (+27円)
09/22 3505円 (±0円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,703円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:15現在の金相場は1トロイオンス1276.25ドル、パラジウムは925.90ドル、為替は1$112円76銭前後の値動きで推移しております。