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【金相場】7日のNY金相場は、対ユーロでのドル安進行に伴う割安感などを背景に買われ反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1350.30ドル(+11.30ドル)と、中心終値では、2016年9月6日(1354.00ドル)以来およそ1年ぶりの高値で取引きを終了。欧州中央銀行(ECB)はこの日の定例理事会で、マイナス金利など金融政策の現状維持を決定。量的緩和策については月額600億ユーロの資産購入を年末まで継続することを確認した。ドラギECB総裁は会見で、量的緩和策の見直し議論に着手したことを明らかにした上で、次回10月にも来年以降の方針を決定する考えを示した事を受けて、外国為替市場ではドル売り・ユーロ買いが加速。ドル建てで取引される金商品に割安感が生じたことから金を買う動きが広がったほか、朝方発表された最新週の新規失業保険申請件数が低調な結果となった事も、金には支援材料となった。また、北朝鮮をめぐる地政学的リスクがくすぶっていることも買い要因となり、この日は一代高値を更新して取引きを終えた。
国内の金相場は、およそ1年ぶりの高値を付けるなど堅調となったNY相場高を映して上昇。小売ベースでは1gあたり5,113円(+25円)と、4営業日ぶりにプラス圏で推移し反発しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
09/08 5113円 (+25円)
09/07 5088円 (-6円)
09/06 5094円 (-20円)
09/05 5114円 (-17円)
09/04 5131円 (+44円)
09/01 5002円 (+40円)
08/31 5047円 (+19円)
08/30 5028円 (+18円)
08/29 5010円 (+65円)
08/28 4945円 (+12円)
直近10日間の金相場平均価格:5,066円/g
【パラジウム相場】7日のNYパラジウム相場は、ドル安に伴う割安感や、前日までの安値反動から買い戻しが強まり反発。中心限月の12月限は1トロイオンス948.85ドル(+16.95ドル)と、3営業日ぶりにプラスに転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、高値から調整地合いとなっていた前日までの安値反動を受け、序盤より買い戻しが入り小高く推移した。また、欧州中央銀行(ECB)は7日に開いた理事会の声明で、量的緩和の拡大方向を示す文言を残した事から、外為市場ではドル売り・ユーロ買いが進行。ドル建てのパラジウムは他貴金属同様に割安感が意識され、買いが旺盛となった。その後、北朝鮮を巡る地政学的リスクの高まりや、ハリケーン「イルマ」への影響を懸念し、株安が進んだ事でやや上値を重くするも、引き続きドル安の流れや、金やプラチナの堅調さが支えとなり、そのまま高値圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、買い戻されたNY相場を映して4営業日ぶりにプラス圏に反転。小売では1gあたり3,688円(+33円)と、前日までの調整地合いが一服し、再度3,500円台に値戻す展開となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
09/08 3688円 (+33円)
09/07 3655円 (-65円)
09/06 3720円 (-81円)
09/05 3801円 (-49円)
09/04 3850円 (+195円)
09/01 3655円 (+5円)
08/31 3650円 (-22円)
08/30 3672円 (+54円)
08/29 3618円 (+27円)
08/28 3591円 (-32円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,690円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:10現在の金相場は1トロイオンス1355.60ドル、パラジウムは960.05ドル、為替は1$108円17銭前後の値動きで推移しております。