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【金相場】週末28日のNY金相場は、米国の冴えないインフレ関連指標を受けて買い地合いが継続。中心限月の12月限は1トロイオンス1275.30ドル(+8.80ドル)と続伸し、中心終値では6月14日相場以来およそ1ヵ月半ぶりの高値で取引きを終了。商務省が朝方発表した4-6月期の実質GDP(国内総生産)速報値は前期比+2.6%と加速し、市場予想と一致。ただ、インフレ関連指標では、個人消費支出(PCE)物価指数が+0.3%、エネルギーと食料品を除いたコアが0.9%上昇にとどまるなど、冴えない内容となった。これを受けて、外為市場ではユーロに対してドル安が進行。ドル建てで取引される金商品に割安感が生じたことから、金買いが活発化した。また、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げペースの後ずれ観測が広がっているほか、北朝鮮によるミサイル発射で地政学リスクへの警戒感が高まっ事も安全資産としての金買いに拍車をかけ、この日は終始堅調地合いの展開となった。
国内の金相場は、ドル安を背景に堅調となった週末のNY市場を映して反発。小売ベースでは1gあたり4,912円(+11円)と、月初来高値を抜いて、6月29日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
07/31 4912円 (+11円)
07/28 4901円 (-8円)
07/27 4909円 (+15円)
07/26 4894円 (+7円)
07/25 4887円 (+4円)
07/24 4883円 (+1円)
07/21 4882円 (+11円)
07/20 4871円 (-11円)
07/19 4882円 (+14円)
07/18 4868円 (+26円)
直近10日間の金相場平均価格:4,889円/g
【パラジウム相場】週末28日のNYパラジウム相場は、冴えない内容となった米経済指標を背景にドル安が進んだほか、約2ヵ月ぶりの高値水準となった原油高を好感し5日続伸。中心限月の9月限は1トロイオンス880.15ドル(+3.25ドル)と、およそ2年10ヶ月ぶり(2014年9月8日相場来)の高値を記録した、6月22日相場(880.50ドル)以来およそ1ヵ月ぶりの高値に戻して取引きを終了。なお、同日ぶりに大台の880ドル台に回復した。この日のパラジウムは、序盤よりドルの軟化を背景に買いが進行。また、金やプラチナなど他貴金属が堅調となったほか、米原油在庫がほぼ7ヵ月半ぶりの水準まで減少するなど、需給改善を受けて原油相場が5月30日以来約2ヵ月ぶりの高値まで上昇した事が好感されパラジウムも上げ幅を拡大した。その後、北朝鮮によるミサイル発射で地政学リスクへの警戒感が意識された事で、やや上値を重くするも、一代高値圏内で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、引き続き買いが優り直近高値圏まで再浮上したNY相場を受けて上昇。小売では1gあたり3,488円(+11円)と、5営業日続伸し上げ幅を拡大。直近高値となった13日相場以来およそ2週間ぶりの高値に値戻しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
07/31 3488円 (+11円)
07/28 3477円 (+27円)
07/27 3450円 (+11円)
07/26 3439円 (+48円)
07/25 3391円 (+43円)
07/24 3348円 (-27円)
07/21 3375円 (-48円)
07/20 3427円 (-27円)
07/19 3450円 (-33円)
07/18 3483円 (+6円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,432円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:40現在の金相場は1トロイオンス1271.50ドル、パラジウムは885.05ドル、為替は1$110円46銭前後の値動きで推移しております。