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【金相場】週末21日のNY金相場は、対ユーロでのドル安に伴う割安感から買いが継続し上値追いの展開に。中心限月の8月限は1トロイオンス1254.90ドル(+9.40ドル)と、6営業日続伸し、中心終値では6月23日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値で取引きを終了。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が20日、資産購入計画の縮小を急がないと言明した後、ドル安が進んだ事から金商品は割安感が意識され時間外取引きより堅調な動きとなった。また、昼ごろにはスパイサー米大統領報道官が辞任したと伝わるなど、トランプ大統領の政権運営能力に一段と懐疑的な見方が広がったことから、安全資産とされる金に買いが入り上げ幅を拡大。ドル安の加速も押し上げ要因となり、相場は一時1255.90ドルまで上昇した。その後、週末を控えた持ち高調整からやや上値を重くするも、軟調となった株式市場眺めてしっかりとした動きを維持し、この日は一段高となった。
国内の金相場は、堅調となった週末のNY相場を映して買いが優るも、円高の進行を受けて上げは小幅にとどまり横ばいの展開に。小売ベースでは1gあたり4,883円(+1円)と続伸し、前営業日同様に3日相場以来およそ3週間ぶりの高値で推移しております。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
07/24 4883円 (+1円)
07/21 4882円 (+11円)
07/20 4871円 (-11円)
07/19 4882円 (+14円)
07/18 4868円 (+26円)
07/14 4842円 (-6円)
07/13 4848円 (-8円)
07/12 4856円 (-7円)
07/11 4863円 (+8円)
07/10 4855円 (±0円)
直近10日間の金相場平均価格:4,865円/g
【パラジウム相場】週末21日のNYパラジウム相場は、ドル安による買いも見られたが、原油安や株安などリスクオフの流れに押され売りが継続。中心限月の9月限は1トロイオンス844.35ドル(-3.25ドル)と、4営業日続落し、本日貴金属市場では唯一値を下げて取引きを終了。この日のパラジウムは、前日のECBドラギ総裁の発言を受けて進んだドル安の流れが支援材料となったほか、安値拾いの買いが入り序盤は小高く推移した。その後、米大統領報道官の辞任を受けてトランプ政権に対する懸念が再燃。市場ではリスクオフが台頭し、株式市場が軟調となった事や、原油安が進んだ事も下押し要因となり、パラジウムはマイナスサイドに反転する展開となった。
国内のパラジウムは、売りが優ったNY相場を映して軟調地合いが継続。小売では1gあたり3,348円(-27円)と、マイナス圏で推移し3日続落となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
07/24 3348円 (-27円)
07/21 3375円 (-48円)
07/20 3427円 (-27円)
07/19 3450円 (-33円)
07/18 3483円 (+6円)
07/14 3477円 (-16円)
07/13 3332円 (+22円)
07/12 3472円 (+27円)
07/11 3445円 (+16円)
07/10 3429円 (+65円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,440円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:20現在の金相場は1トロイオンス1256.75ドル、パラジウムは845.90ドル、為替は1$110円98銭前後の値動きで推移しております。