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【金相場】週末5日のNY金相場は、米雇用統計の発表を受けて上下動した後、ほぼ横ばい圏での値動きに。中心限月の6月限は1トロイオンス1226.90ドル(-1.70ドル)と、小幅ながら売り優勢で取引きを終了。この日の金相場は、売りが続いた前日までの安値反動から早朝までは買い戻しが入り堅調に推移した。一方、4月雇用統計を控えて様子見ムードが広がった事から、買い一巡後は勢いは失速し次第に売りに反転。直後に米労働省が発表した4月の雇用統計は、非農業部門就業者数が季節調整済みで前月比21万1000人増と、前月の7万9000人増(改定)から伸びが急加速したほか、市場予想の18万5000人増も上回るなど堅調な結果となった。これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が6月にも利上げに踏み切るとの見方が一段と強まったため、金利を生まない資産である金は一時売りが加速し下げ幅を拡大する場面もあった。ただ、前日に1ヶ月半ぶりの安値を付けた反動から安値拾いの買いや持ち高調整目的の買いも入りやすく、相場の下値は堅かった。米雇用統計をこなした後は7日のフランス大統領選決選投票を控えて様子見ムードも広がり、午後にかけては小動きとなった。
連休明けの国内金相場は、売り地合いが続いたNY市場を映して軟調に推移。小売ベースでは1gあたり4,865円(-53円)と、マイナス圏で推移し続落となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
05/08 4865円 (-53円)
04/28 4918円 (-14円)
04/27 4932円 (+16円)
04/26 4916円 (+2円)
04/25 4914円 (+11円)
04/24 4903円 (-9円)
04/21 4912円 (+27円)
04/20 4885円 (-19円)
04/19 4904円 (+2円)
04/18 4902円 (-9円)
直近10日間の金相場平均価格:4,905円/g
【パラジウム相場】週末5日のNYパラジウム相場は、このところの安値推移による反動買いや、米国景気拡大観測によるリスク選好地合いの流れに押され上伸。中心限月の6月は1トロイオンス813.05ドル(+12.40ドル)と、プラス圏で推移し、続伸して取引きを終了。この日のパラジウムは、週半ばまで下落基調が続いていた事もあって、安値拾いの買いが入りやすかった事から序盤より堅調に推移した。また、発表された米の4月雇用統計結果を受けて、同国の景気拡大観測が広がった事や、原油相場の反発が好材料となり上げ幅を拡大した後も、金の戻りやプラチナの上昇が支えとなり、この日は終始堅調な流れとなった。
連休明けの国内パラジウムは、NY市場の値動きや為替動向から上昇し上げ幅を拡大。小売では1gあたり3,288円(+43円)と、一代高値を更新。前営業日同様に年初来高値を更新し、2015年6月12日相場以来およそ1年11ヵ月ぶりの高値を記録しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
05/08 3288円 (+43円)
04/28 3,245円 (+27円)
04/27 3,218円 (+38円)
04/26 3180円 (+43円)
04/25 3137円 (±0円)
04/24 3137円 (±0円)
04/21 3137円 (+103円)
04/20 3034円 (+27円)
04/19 3007円 (-65円)
04/18 3072円 (-33円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,146円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:10現在の金相場は1トロイオンス1232.55ドル、パラジウムは813.70ドル、為替は1$112円83銭前後の値動きで推移しております。