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【金相場】26日のNY金相場は、方向感に乏しく全体的に小動きな展開となる中、投資家の過度なリスク回避姿勢が後退し売り優勢で推移。中心限月の6月限は1トロイオンス1264.20ドル(-3.00ドル)と、小幅ながら値を落とし3営業日続落して取引きを終了。23日のフランス大統領選の第1回投票結果を受けて欧州情勢の先行き不安などが後退したことから、投資家心理が改善。先週末まで安全資産として買われやすかった金は、この日も売り押される展開となった。ただ、北朝鮮をめぐる地政学的リスクが依然くすぶっているほか、トランプ政権が法人税の大幅引き下げを柱とした税制改革案を発表したが、想定の範囲内の内容だったことから米国株が失速する中、金は下げ幅を縮小する格好となり下値も限定的だった。
国内の金相場は、引け後に買い戻されたNY相場や、為替動向からプラス圏で推移し3日上伸。小売ベースでは1gあたり4,932円(+16円)と、月初来高値を抜いて、先月2日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
04/27 4932円 (+16円)
04/26 4916円 (+2円)
04/25 4914円 (+11円)
04/24 4903円 (-9円)
04/21 4912円 (+27円)
04/20 4885円 (-19円)
04/19 4904円 (+2円)
04/18 4902円 (-9円)
04/17 4911円 (-5円)
04/14 4916円 (+9円)
直近10日間の金相場平均価格:4,910円/g
【パラジウム相場】26日のNYパラジウム相場は、前日同様に投資家のリスク選好意欲の高まりを背景に買いが続き3営業日続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス805.15ドル(+8.50ドル)と、節目の800ドル台に回復し、中心終値では5日相場以来およそ3週間ぶりの高値に戻して取引きを終了。この日のパラジウムは、買いが優った前日相場の流れを引き継ぎ序盤より小高く推移した。また、投資家の過度なリスク回避姿勢が緩和したほか、ドル高一服による割安感、原油相場の上昇を眺めてパラジウムにも買いが入り、800ドルにのせる展開となった。その後、米国株が上値を重くした事や、金・プラチナの下げを受けて、買い一巡後は利益確定の売りから下押される場面もあったが、米トランプ政権による減税政策への期待感から買い支えられ、そのまま高値圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、堅調となったNY相場を映して上げ幅を拡大。小売では1gあたり3,218円(+38円)と、ここ最近の高値を上抜いて、2月16日相場以来およそ2ヵ月半ぶりの高値に値戻しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
04/27 3,218円 (+38円)
04/26 3180円 (+43円)
04/25 3137円 (±0円)
04/24 3137円 (±0円)
04/21 3137円 (+103円)
04/20 3034円 (+27円)
04/19 3007円 (-65円)
04/18 3072円 (-33円)
04/17 2943円 (-32円)
04/14 3137円 (+5円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,116円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:40現在の金相場は1トロイオンス1268.90ドル、パラジウムは809.40ドル、為替は1$111円23銭前後の値動きで推移しております。