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【金相場】週末31日のNY金相場は、新規材料に欠ける中、持ち高調整などの買いが入り小幅高に。中心限月の6月限は1トロイオンス1251.20ドル(+3.20ドル)と、小幅ながらプラスに転じ反発して取引きを終了。トランプ米政権の政策運営やフランス大統領選挙の行方に不透明感が漂う中、月末に伴うポジション調整目的の買いが入った事や、ドル高一服を背景に割安感が生じた事も金相場を支え、プラス圏に浮上した。ただ、この日は売り買いのきっかけとなる新規材料に欠け、午前中ごろからはレンジ内の商いにとどまる展開となり、全体的には小動きな展開となった。
国内の金相場は、週末のNY相場高を映すも、時間外取引の動きや、為替動向から上げを消化され小幅安に。小売ベースでは1gあたり4,866円(-5円)と、前営業日同様に小幅に値を下げ続落しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
04/03 4866円 (-5円)
03/31 4871円 (-7円)
03/30 4878円 (+15円)
03/29 4863円 (+5円)
03/28 4858円 (+8円)
03/27 4850円 (+2円)
03/24 4848円 (-12円)
03/23 4860円 (-11円)
03/22 4871円 (+13円)
03/21 4858円 (-6円)
直近10日間の金相場平均価格:4,862円/g
【パラジウム相場】週末31日のNYパラジウム相場は、ドル高の一服や、原油高が意識され買い優勢で推移。中心限月の6月限は1トロイオンス798.15ドル(+0.65ドル)と、小幅ながら値を伸ばし続伸して取引きを終了。この日のパラジウムは、月末による持ち高調整売りに押され、序盤は小安く推移した。一方、外為市場ではドル買いが一服した事から、割安感が意識され相場は次第に買い戻しに反転。原油相場の急伸や、金の買い戻しも好材料となり、引けにかけてプラス圏に浮上した。
国内のパラジウムは、堅調となった週末のNY相場や、引け後の伸びを映して上伸。小売では1gあたり3,191円(+16円)と、本日貴金属では唯一の上伸となり、先月27日相場ぶりの高値に値戻す展開となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
04/03 3191円 (+16円)
03/31 3175円 (+27円)
03/30 3148円 (±0円)
03/29 3148円 (+22円)
03/28 3126円 (-76円)
03/27 3202円 (+11円)
03/24 3191円 (+49円)
03/23 31421円 (-5円)
03/22 3148円 (-5円)
03/21 3153円 (+38円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,162円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:20現在の金相場は1トロイオンス1249.65ドル、パラジウムは801.75ドル、為替は1$111円36銭前後の値動きで推移しております。