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【金相場】9日のNY金相場は、米連邦準備理事会(FRB)が14-15日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げを決めるとの観測が引き続き重しとなり、調整地合いが継続。中心限月の4月限は1トロイオンス1203.20ドル(-6.20ドル)と、直近では最長の8営業日続落して取引きを終了。14・15両日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ決定はほぼ確実視されている上、今後の利上げペースが加速するのではとの観測も浮上する中、金利を生まない資産の金はこの日も売り基調が継続し軟調となった。ただこの日は、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が記者会見でユーロ圏経済の先行きに楽観的な見方を示したことなどから、対ユーロでドル安が進行。このため、ドル建てで取引される金商品の割安感につながり、1200ドルの心理的な節目に近づくと下げ渋る展開となった。市場では翌10日の米雇用統計結果を見極めたいとした動きも強かった。
国内の金相場は、利上げ実施が確実視される中、引き続きNY相場が調整地合いとなった事を映して、軟調に推移。小売ベースでは1gあたり4,841円(-9円)と、下げ幅は小幅に留まったものの6営業日続落となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
03/10 4841円 (-9円)
03/09 4850円 (-2円)
03/08 4852円 (-35円)
03/07 4887円 (-29円)
03/06 4916円 (-15円)
03/03 4931円 (-41円)
03/02 4972円 (+43円)
03/01 4929円 (-6円)
02/28 4935円 (+13円)
02/27 4922円 (-1円)
直近10日間の金相場平均価格:4,904円/g
【パラジウム相場】9日のNYパラジウム相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ決定が確実視される中、ドル高による割高感や、原油相場の下落が重しとなり続落。中心限月の6月限は1トロイオンス748.05ドル(-22.35ドル)と、この日も売り優勢で取引きを終えた。序盤は売りが優った前日相場の反動から買い戻しが入り小高く推移するも、米連邦準備理事会(FRB)が14-15日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げを決めるとの観測から、外為市場ではドルが主要通貨に対して上昇し、割高感が意識されたパラジウムは徐々に売りに反転。また、金やプラチナなど他貴金属の下げや、原油安、株安が意識され下げ幅を拡大する展開となった。
国内のパラジウムは、売りが優ったNY相場安を映して反落。買取では1gあたり3,083円(-81円)と、マイナスに転じ大きく値を下げる展開となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
03/10 3083円 (-81円)
03/09 3164円 (+16円)
03/08 3148円 (-5円)
03/07 3153円 (-11円)
03/06 3164円 (+5円)
03/03 3159円 (-16円)
03/02 3175円 (+43円)
03/01 3132円 (-21円)
02/28 3153円 (+59円)
02/27 3094円 (-27円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,143円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:30現在の金相場は1トロイオンス1208.45ドル、パラジウムは768.90ドル、為替は1$114円44銭前後の値動きで推移しております。