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【金相場】22日のNY金相場は、1月31日~2月1日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表を控えた様子見ムードや、持ち高調整売りに押され軟調地合いが継続。中心限月の4月限は1トロイオンス1233.30ドル(-5.60ドル)と、3営業日続落して取引きを終了。序盤の金相場は、ドルの値動きを眺めて売り買いが交錯する中、前日までの安値反動からやや買い戻しが入り小高く推移した。その後、午後に1月31日~2月1日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されるのを前に、様子見ムードが広がる中、追加利上げの可能性を意識した売りに押されマイナス圏に反転。加えて、発表された1月の中古住宅販売件数が前月値・市場予想を共に上回り、2007年2月以来の高水準となった事も重しとなり、結局この日も売り優勢で取引きを終えた。
国内の金相場は、売り優勢となったNY相場や為替要因から値を下げ反落。小売ベースでは1gあたり4,903円(-4円)と、3営業日ぶりにマイナス圏に転じました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
02/23 4903円 (-4円)
02/22 4907円 (+9円)
02/21 4898円 (+19円)
02/18 4879円 (-26円)
02/17 4905円 (-15円)
02/16 4920円 (+14円)
02/15 4906円 (+30円)
02/14 4876円 (-23円)
02/13 4899円 (+41円)
02/10 4858円 (+2円)
直近10日間の金相場平均価格:4,895円/g
【パラジウム相場】22日のNYパラジウム相場は、連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を控えて様子ムードが広がる中、この日も売りが優り軟調に推移。中心限月の3月限は1トロイオンス769.05ドル(-9.75ドル)と、3営業日続落して取引きを終了。この日のパラジウムは、前日までの安値反動から序盤は買い戻しが先行し780ドルを抜くなど小高く推移した。一方、外為市場ではドルがユーロに対して買い戻されると、ドル建てのパラジウムは割高感に押され売りに反転。また、原油相場の下げや、引け後に公表されるFOMC議事要旨を控えて、持ち高を調整する売りも出た事からマイナス圏に沈下し、結局この日も売り優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、軟調となったNY相場や、円高に傾斜した為替要因から値を下げ反落。小売では1gあたり3,121円(-54円)と、金同様に3営業日ぶりに反落しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
02/23 3121円 (-54円)
02/22 3175円 (+33円)
02/21 3142円 (±0円)
02/18 3142円 (-71円)
02/17 3213円 (-10円)
02/16 3223円 (+27円)
02/15 3196円 (+37円)
02/14 3159円 (-43円)
02/13 3202円 (+81円)
02/10 3121円 (+27円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,169円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:55現在の金相場は1トロイオンス1239.45ドル、パラジウムは771.60ドル、為替は1$113円27銭前後の値動きで推移しております。