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【金相場】週末23日のNY金相場は、クリスマス連休前日で短縮取引きの中、値頃感から買い戻しが入り4日ぶりに反発。中心限月の2月限は1トロイオンス1133.60ドル(+2.90ドル)と、小幅高で取引きを終了。この日はクリスマス休暇直前で全体的に薄商いとなる中、外国為替市場でドルがユーロなど主要通貨に対して弱含んだほか、前日までの下落に対する値ごろ感から買い戻しもあり序盤より堅調に推移した。その後、発表された米国経済指標(11月新築住宅販売件数)が良好な内容となった事から、一時上げ幅を縮小するも場面もあったが、持ち高調整買いに支えられ、この日はプラス圏で取引きを終えた。
連休明け国内の金相場は、小動きながらプラスに転じた週末のNY相場を映して上昇。小売では1gあたり4,663円(+2円)と、ほぼ横ばい圏ながら小幅に値を上げ反発しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
12/26 4663円 (+2円)
12/22 4661円 (-14円)
12/21 4675円 (+3円)
12/20 4672円 (-15円)
12/19 4687円 (+19円)
12/16 4668円 (-24円)
12/15 4692円 (+18円)
12/14 4674円 (-6円)
12/13 4680円 (+3円)
12/12 4677円 (+6円)
直近10日間の金相場平均価格:4,675円/g
【パラジウム相場】週末23日のNYパラジウム相場は、クリスマス連休を前に短縮取引で市場参加者が少ない中、全体的に小動きな展開となり売り買いが交錯。中心限月の3月限は1トロイオンス654.85ドル(-1.75ドル)と、小幅ながら値を下げ、直近では最長の7営業日続落して取引きを終了。この日のパラジウムは、外為市場ではドル買いが一服したほか、前日までの売り過剰感が意識され、序盤は買いが先行した。一方、中国株の下落が重しとなった事や、クリスマス連休を前に市場参加者が少なかった事から、上昇は続かず相場は横ばい圏で膠着。その後、ドルの戻りに伴い相場は反転しマイナス圏に沈下し、結局この日も売り優勢で取引きを終えた。
連休明け国内のパラジウムは、海外相場では引き続き軟調地合いとなったものの、前日までの連続安が一服し上昇。小売では1gあたり2,791円(+10円)と、6営業日ぶりに値を上げ反発しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
12/26 2791円 (+10円)
12/22 2781円 (-27円)
12/21 2808円 (-37円)
12/20 2845円 (-76円)
12/19 2921円 (-32円)
12/16 2953円 (-81円)
12/15 3034円 (+27円)
12/14 3007円 (+32円)
12/13 2975円 (-49円)
12/12 3024円 (+33円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,914円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1135.50ドル、パラジウムは660.45ドル、為替は1$117円14銭前後の値動きで推移しております。