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【金相場】21日のNY金相場は、クリスマス休暇入りする市場参加者が多く方向感に乏しい中、ほぼ横ばい圏で取引きを終了。中心限月の2月限は1トロイオンス1133.20ドル(-0.40ドル)と、小幅に値を下げて取引きを終了。この日の金相場は、ドル高一服を背景に序盤は安値拾いの買いが入り買いが先行した。一方、その後はドルが買い戻されると、金は相対的に売り優勢に反転。クリスマスを週末に控えて市場参加者が減少する中、この日は売り買いのきっかけとなる材料も少なく、方向感に乏しい展開となり全体的には小幅な値動きとなった。
国内の金相場は、小幅安に振れたNY相場を映して反落。小売ベースでは1gあたり4,661円(-14円)と、本日はマイナス圏での値動きとなりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
12/22 4661円 (-14円)
12/21 4675円 (+3円)
12/20 4672円 (-15円)
12/19 4687円 (+19円)
12/16 4668円 (-24円)
12/15 4692円 (+18円)
12/14 4674円 (-6円)
12/13 4680円 (+3円)
12/12 4677円 (+6円)
12/09 4671円 (-9円)
直近10日間の金相場平均価格:4,676円/g
【パラジウム相場】21日のNYパラジウム相場は、クリスマス休暇入りで市場参加者が少ない中、持ち高調整売りや、ドルの動向を眺めて軟調地合いが継続。中心限月の3月限は1トロイオンス659.90ドル(-10.95ドル)と、5営業日続落して取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが進んだ前日までの流れを引き継ぎ序盤より軟調に推移した。一方、外為市場ではドル買いが一服したほか、原油相場の上昇が支えとなり買い戻される場面もあったが、クリスマス休暇や年末を控えた持ち高調整売り、ドルの戻りや米国株の下げが意識され、この日も調整地合いの展開となった。
国内のパラジウムは、調整地合いが継続したNY相場を映して軟調に推移。小売では1gあたり2,781円(-27円)と、5営業日続落し、本日もマイナス圏での値動きとなりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
12/22 2781円 (-27円)
12/21 2808円 (-37円)
12/20 2845円 (-76円)
12/19 2921円 (-32円)
12/16 2953円 (-81円)
12/15 3034円 (+27円)
12/14 3007円 (+32円)
12/13 2975円 (-49円)
12/12 3024円 (+33円)
12/09 2991円 (+11円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,934円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:55現在の金相場は1トロイオンス1135.40ドル、パラジウムは663.85ドル、為替は1$117円61銭前後の値動きで推移しております。